京都楽蜂庵日記

ミニ里山の観察記録

キンカン(金柑)

2015年11月26日 | ミニ里山記録

 

 キンカン(金柑)は、ミカン科キンカン属 (Fortunella) の常緑低木。中国では、旧正月を迎える際に金柑の鉢植えを飾る。果実は生薬として咳や、のどの痛みに効果があるとされる。

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テンニンソウ(天人草)

2015年11月25日 | ミニ里山記録

 

テンニンソウ:Leucosceptrum japonixum (Miq.) Kitamura et Murata(シソ科テンニンソウ属)

シソ科の多年草で山地の林側に生える。高さ約80センチメートルで、葉は対生し,広披針形。茎は四角形になっている。秋,茎頂に穂状花序を立て,淡黄色の小花を密につける。花頭に雄しべが4本、先が分かれた雌しべ1本付いている。名前は、花が下から上へと咲いて行く様子を天の花に例えたという説や、この花の集まりを天女の舞いに見たてたという説がある。

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ワタフキカイガラムシ(綿吹貝殻虫)

2015年11月08日 | ミニ里山記録

 

 

  サルビアの茎に付着したワタフキカイガラムシ(Icerya purchasi Maskell

  原産地はオーストラリアで、明治40年代に日本に侵入したとされている。なんとも奇妙な昆虫で、楕円形の形は赤っぽい前半部と白いロウ物質からなる後半部に分かれる。虫体は前半部であり、後半部の白いロウ物質のほとんどは卵嚢である。卵嚢を分泌しない幼虫は、後方のロウ物質がほとんどない(大きい成虫の下にいるのが幼虫)。雌成虫、幼虫は写真のように口器の口針を深く挿入し宿主である植物体にくっついている。雄成虫は翅があり、図鑑の写真ではまるで蛾のようだが、めったに出現しないらしい。このあたりでは、雌単独での単為生殖とされている。植物から摂取した糖分を利用してワックスを生合成するらしい。これは鳥が食うと不快な味がするのだろうか。

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マユハケオモト(眉刷毛万年青)

2015年11月03日 | ミニ里山記録


マルハケオモト(Haemanthus albiflosヒガンバナ科マユハケオモト属

万年青は園芸品種が多いが、これの原産地はアフリカといわれる。

なんだか葉がたいへん厚ぼったい。


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