京都楽蜂庵日記

ミニ里山の観察記録

ケヤキヒトスジワタムシの虫瘤(ちゅうえい)

2019年05月25日 | ミニ里山記録



ケヤキの葉にできた虫瘤。ケヤキヒトスジワタムシ(Paracolopha morrisoni) という虫によって葉に形成される。

ケヤキフシアブラムシとも言う。虫えいの中で増えた虫に有翅で、脱出してタケやササに移動し、

10月ごろに再びケヤキに帰ってきて、有性世代を産み、卵で越冬するらしい。

春に孵化し、葉の裏側から吸汁してこのような虫えいを作る。

(成虫はhttp://tokyoinsects2.blog.fc2.com/blog-entry-1716.html?spを参照されたい)

 

飄々といぼを並べし夏欅  楽蜂

 
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