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≪速報・日本の火祭:五所川原立佞武多えぶり太鼓 令和元年の出陣≫
薄暮午後七時。奥津軽五所川原立佞武多のはじまりは、衝撃的だった。
ダダーン、ダダーンと、打ち下ろすバチに縦二連大太鼓の山車が唸る
立佞武多の「静」と囃方の「動」。真夏の夜の星雲が火祭りでじゃわめぐ。
現地では『忠孝太鼓』と呼ばれている。津軽には巨大な弘前のじょっぱり太鼓
や、黒石のもつけ太鼓がある。大太鼓単体では負けるが山車としては津軽随一、
もつけやじょっぱりを兼ね合わせたこの大太鼓を筆者は『えぶり太鼓』と命名。
所感:津軽では大太鼓を横に2連、3連としたものが普通だが、立佞武多では縦
に配した。この発想が凄いというかここでは当たり前なのだろう。もはや
、もつけでも、じょっぱりでもない。ただのえふりでもなく「えぶり」だ。
方言:じゃわめぐ…津軽弁で「ワクワクする」の意
じょっぱり…津軽弁で「ガ ン コ 者」の意
もつけ………津軽弁で「おちょうし者」の意
えふり………津軽弁で「かっこつけ者」の意
参照#①津軽じょっぱり太鼓(弘前市ねぷたまつり) ②青森ねぶた重連囃子太鼓
③2019年の新作立佞武多