日本女性の代表的美人:秋田美人小野小町は平安時代の女流歌人でもある。伝説では
晩年故郷の秋田に帰る途中、ここ新田夜烏の里(大崎市)に差しかかり、病に倒れて
、路傍で歿し、村人が憐れんで手厚く葬り、墓碑を建立してその菩提を弔ったという。
解説:小野小町の墓は全国各地にある。しかし、墓碑は江戸時代初期の仙台藩2代藩
主伊達忠宗の時代に建てられたもので、室町時代に編纂された「義経記」の中でも「
・・・昔、出羽郡司の娘小野小町と申す者が住んでいたという玉造・・・」との記載がある。
感想:真偽はともかく、この地域(玉造:現大崎市)には小野小町に関する地域の民の
信仰があり歴史的事実がある。この地は人が歴史を作り、歴史が人を創る典型である。