お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

五厘沢温泉(北海道渡島半島)

2009年04月20日 |  ♨どさんこ忘れじ.

 映像:温泉地跡には徳川慶喜公からの拝領とされる黒松が寂しく残されていた(2005.05)

 五厘沢温泉の跡地にはかつての庭の跡が残されていた。バブルの崩壊と温泉ブームに乗り切
 れない結果だ。しかし温泉ファンにまだ望みが残されていた。その後Resort Hotel Twinreef
 (温泉ラブホテル)として温泉が提供されてた。客室限定の24時間掛け流しの露天風呂もある。
 休憩6500円、宿泊12000円・・・気軽に楽しめる値段ではないが。新しい温泉利用形態である。
    
      ラブホテル時代の五厘沢温泉
【Data】含重曹・食塩-芒硝泉 46.6℃ ph7.5  源泉五厘沢温泉4号井

 現況:徳川15代将軍慶喜公から拝領した松が庭に植えられたので慶喜温泉とも呼ばれていた。
    昭和57年(1982年)5月、北海道振興㈱が「五厘沢温泉ホテル緑館」を取得改修し経営
    、その後経営破綻で撤退。㈱宏栄建設が買収して男湯・女湯合わせて9つあったとい
    う岩風呂も含めて全館取り壊し2005年6月にラブホテル「ホテルツインリーフ」開業
    しかし、その後閉鎖、現在は廃墟化しつつあるという調査結果であった。


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