ACL準決勝。
初のJクラブ同士の対戦に決着がつく2ndレグ。浦和のホーム・埼玉スタジアムで行われた一戦は、見事な逆転勝利で、、、ガンバ大阪が3-1の勝利
試合序盤は両チームともなかなかリズムを掴めなかったが、先に試合の流れを呼び込んだのは浦和レッズ。山田のミドルシュートがガンバGKの藤ヶ谷を襲うと、攻撃に勢いが出てくる。
そして、37分。ガンバDFの小さくなったクリアに反応した高原がノートラップで蹴り込んで先制点を挙げる。さらに、レッズは39分にカウンターからエジミウソンがゴールを狙ったり(シュートは枠外)、前半終了間際には高原のミドルシュートがバーを叩くなど、ガンバゴールを脅かす
しかし、ガンバの西野監督が後半開始早々から2トップの一角だったロニーに代えて右サイドに佐々木を投入し、遠藤を高めの位置にポジショニングさせると、試合の流れは一変。(交代で投入された佐々木は、気持ちが入りすぎて空回りしていたのか、明後日の方向に蹴ったり、あっさりイエローカードをもらったり、ほとんど役に立っていなかったけど、、、)
後半の早い時間帯に遠藤のCKから山口がヘディングシュートを決めて同点に追いつき、その後もガンバがゲームを支配。
73分には再び遠藤のCKから明神が、76分には遠藤自らがネットを揺らして一気に逆転
連覇を狙う浦和は、次々とFWを投入するも空しく、、、そのまま試合終了。
この試合は、まさに西野監督のプラン通りにコトが運んだと言ってもいいね。そして、それを見事に体現したのが遠藤。1ゴール2アシストは、まさにその証。
前半は(おそらく)抑えていたとはいえ、中盤で思うようにパスを繋ぐことができなかった。しかし、後半に入って中盤からFWに近い位置へとポジションを上げると、前線で攻撃の起点となり、ゲームをコントロール。特に後半途中、浦和の堤が田中達と交代すると、遠藤は完全に自由にプレー。さらに存在感を増していたね。もちろん、2アシストしたセットプレーでも精度の高さを披露
ん~やっぱり、飄々としてるけど、遠藤はいいねぇ
遠藤の良さも凄く表れていたけど、もうひとつ、チームとしての差が明らかに表れていたね。
一言で言うならば、「柔軟なガンバと桎梏のレッズ」。
簡単に説明すると、レッズの選手は3-5-2というポジションに縛られている。つまり、3-5-2のポジションありきで、そこに選手が組み込まれている感が否めないのだ(まぁ、1人だけ自由に動いてるけど)。
そして、このフォーメーションでは、ボランチ、サイドMF、トップ下というようにポジションでの役割が明確化されている分、しっかりとした戦術が無ければ、必然的に個のチカラに頼ってしまうことになる。
だから、(考え方を変えずに)これ以上強いチームを作ろうとすれば、結局高い金を払って、現在のスタメンの選手より能力の高い選手を買うしかなくなるのだ。
まぁ、それがここ数年のレッズの現状であり限界なんだけどね。
一方のガンバは、日本代表と似た4-4-2(最近の岡ちゃんは4-4-1-1が気に入ってるみたいだけど)。
ポジションはもちろんあるけど、レッズのように固定化されておらず、中盤はボックス型で、明神、橋本が後ろで二川、遠藤が前だが流動的。具体的には、遠藤と二川がポジションを入れ替える横の流動性に加えて、遠藤、二川をSBの加地や安田、あるいは橋本や明神が追い越していくという縦の流動性が攻めの流れをスムーズにしている。遠藤や二川がゴール前に抜け出すパターンももちろんある。
よく言われるボールと人が動くサッカーだね。
1が11個集まっているに過ぎない、いわゆる「個でしかないレッズ」と1×11が相乗効果によって11以上にもなる「個であって、個でないガンバ」
どちらがいいサッカーをできるかは誰が見ても明らかだよねぇ
あとは、代表の話になるけど、高原のコンディションがけっこう良くなっているから、そろそろ復帰してもいいのかなぁという感じだね
初のJクラブ同士の対戦に決着がつく2ndレグ。浦和のホーム・埼玉スタジアムで行われた一戦は、見事な逆転勝利で、、、ガンバ大阪が3-1の勝利
試合序盤は両チームともなかなかリズムを掴めなかったが、先に試合の流れを呼び込んだのは浦和レッズ。山田のミドルシュートがガンバGKの藤ヶ谷を襲うと、攻撃に勢いが出てくる。
そして、37分。ガンバDFの小さくなったクリアに反応した高原がノートラップで蹴り込んで先制点を挙げる。さらに、レッズは39分にカウンターからエジミウソンがゴールを狙ったり(シュートは枠外)、前半終了間際には高原のミドルシュートがバーを叩くなど、ガンバゴールを脅かす
しかし、ガンバの西野監督が後半開始早々から2トップの一角だったロニーに代えて右サイドに佐々木を投入し、遠藤を高めの位置にポジショニングさせると、試合の流れは一変。(交代で投入された佐々木は、気持ちが入りすぎて空回りしていたのか、明後日の方向に蹴ったり、あっさりイエローカードをもらったり、ほとんど役に立っていなかったけど、、、)
後半の早い時間帯に遠藤のCKから山口がヘディングシュートを決めて同点に追いつき、その後もガンバがゲームを支配。
73分には再び遠藤のCKから明神が、76分には遠藤自らがネットを揺らして一気に逆転
連覇を狙う浦和は、次々とFWを投入するも空しく、、、そのまま試合終了。
この試合は、まさに西野監督のプラン通りにコトが運んだと言ってもいいね。そして、それを見事に体現したのが遠藤。1ゴール2アシストは、まさにその証。
前半は(おそらく)抑えていたとはいえ、中盤で思うようにパスを繋ぐことができなかった。しかし、後半に入って中盤からFWに近い位置へとポジションを上げると、前線で攻撃の起点となり、ゲームをコントロール。特に後半途中、浦和の堤が田中達と交代すると、遠藤は完全に自由にプレー。さらに存在感を増していたね。もちろん、2アシストしたセットプレーでも精度の高さを披露
ん~やっぱり、飄々としてるけど、遠藤はいいねぇ
遠藤の良さも凄く表れていたけど、もうひとつ、チームとしての差が明らかに表れていたね。
一言で言うならば、「柔軟なガンバと桎梏のレッズ」。
簡単に説明すると、レッズの選手は3-5-2というポジションに縛られている。つまり、3-5-2のポジションありきで、そこに選手が組み込まれている感が否めないのだ(まぁ、1人だけ自由に動いてるけど)。
そして、このフォーメーションでは、ボランチ、サイドMF、トップ下というようにポジションでの役割が明確化されている分、しっかりとした戦術が無ければ、必然的に個のチカラに頼ってしまうことになる。
だから、(考え方を変えずに)これ以上強いチームを作ろうとすれば、結局高い金を払って、現在のスタメンの選手より能力の高い選手を買うしかなくなるのだ。
まぁ、それがここ数年のレッズの現状であり限界なんだけどね。
一方のガンバは、日本代表と似た4-4-2(最近の岡ちゃんは4-4-1-1が気に入ってるみたいだけど)。
ポジションはもちろんあるけど、レッズのように固定化されておらず、中盤はボックス型で、明神、橋本が後ろで二川、遠藤が前だが流動的。具体的には、遠藤と二川がポジションを入れ替える横の流動性に加えて、遠藤、二川をSBの加地や安田、あるいは橋本や明神が追い越していくという縦の流動性が攻めの流れをスムーズにしている。遠藤や二川がゴール前に抜け出すパターンももちろんある。
よく言われるボールと人が動くサッカーだね。
1が11個集まっているに過ぎない、いわゆる「個でしかないレッズ」と1×11が相乗効果によって11以上にもなる「個であって、個でないガンバ」
どちらがいいサッカーをできるかは誰が見ても明らかだよねぇ
あとは、代表の話になるけど、高原のコンディションがけっこう良くなっているから、そろそろ復帰してもいいのかなぁという感じだね
ソコはけっこう重要な部分ですので、直しました
「乗」なんて高校で習ったけど、それ以降使う機会がないので、思いっきり間違えてましたね(笑)