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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書

2018-05-07 | オススメ本&映画&音楽♪

1971年、ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国内には反戦の気運が高まっていた。国防総省はベトナム戦争について客観的に調査・分析する文書を作成していたが、戦争の長期化により、それは7000枚に及ぶ膨大な量に膨れあがっていた。
ある日、その文書が流出し、ニューヨーク・タイムズが内容の一部をスクープした。
ライバル紙のニューヨーク・タイムズに先を越され、ワシントン・ポストのトップでアメリカ主要新聞社史上初の女性発行人キャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)と編集主幹ベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)は、残りの文書を独自に入手し、全貌を公表しようと奔走する。真実を伝えたいという気持ちが彼らを駆り立てていた。
しかし、ニクソン大統領があらゆる手段で記事を差し止めようとするのは明らかだった。政府を敵に回してまで、本当に記事にするのか…報道の自由、信念を懸けた“決断”の時は近づいていた。(HPより)

 

邦題は「ペンタゴン・ペーパーズ」で、話としては、報道の自由の下において、秘密裏に入手した最高機密文書を記事にして政府の嘘を暴きたい新聞社の戦いとのことで、当然「ペンタゴン・ペーパーズ」がメインなんだけど、実際は、原題「the post」の方がしっくりする気がするのだね

なぜなら、ワシントンポストの記者たちの想いやぶつかり合い、そして、社主ながらどこか不安気なキャサリンが、ペンタゴン・ペーパーズという最大の問題を通して本当のリーダーへと成長していく物語でもあるからなのだ。映画最初の不安げなキャサリンから、「自分が社主なんだ!」と自信を持って決断する姿まで、葛藤しながら成長するさま、表情を見事に演じているメリル・ストリープはさすがだなぁと感じたね~そして、社主のキャサリンと理解し合うようになっていくベンを演じたトム・ハンクスもまたカッコ良かった

そして、この映画、スピルバーグが監督だけあって、最後にウォーターゲート事件につなげていくあたり、「うわーそんなことする?これだからなぁ」なんて思っちゃったね

何はともあれ、社会派でありつつ、キャサリンやベンたちの人間模様、成長を描くステキな映画だったね

ペンタゴン・ペーパーズ



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