国立国際美術館で3月22日まで開催されている「フィオナ・タン まなざしの詩学」に行ってきました
フィオナ・タンさんは、中国系インドネシア人の父とオーストラリア人の母のもとにインドネシアで生まれ、育ちはオーストラリア。その後、ヨーロッパに移住し現在、オランダのアムステルダムを拠点に活躍している映像作家
しかし、ガッちゃん、映像ではなく写真かな~と思って行ったもんだから(ちゃんと見てなかったのだね)、時間がなくてぜんぶは見られなかった、、、美術館に着いたのが15時半ごろで、閉館が17時。そして、1本が長いのは50分とかあったからね、、、
でも、そのなかでアジア初公開の「インヴェントリー」や日本初公開の「ディスオリエント」、ほかにも「ライズ・アンド・フォール」、「プロヴナンス」、「リフト」なんかを観ることができた
「インヴェントリー」はイギリスの建築家が蒐集した考古学資料や骨とう品を異なる大きさの6つの画面で流すというもの。不勉強で行ったから、どう見ていいのやらという感じで見てしまってたね
「ディスオリエント」は、ヴェネチアから始まったマルコ・ポーロの旅を、2つの大画面で同時に映し出される現代の風景やさまざまな文物の映像とともにたどり直すというもの。見ていた時は、なんの映像だろうと思っていたけど、観終わって説明を読むと、あぁ、そういうことかと理解できたね~。まぁ、要するにこれはある程度の知識を入れていかないとよくわからない映像を観てるだけになっちゃうんだね、今更だけど
でも「ライズ・アンド・フォール」はなんか好きな映像だったね。コレは、縦長の2つのスクリーンに滝とか波の流れと、老女と若い女性の日常の対比を映し出した映像で、人生を感じさせてくれる作品だったね
ほかにも、映像で流される肖像がいくつもある「プロヴナンス」。じっと見てると人の表情が変化したり、いつのk間にか違う角度から映し出されるようになったりで面白かった。「リフト」も人が風船で浮かぶ映像が流されていて、なんだかおもしろかったね
というコトで、フィオナ・タンさんのまなざしの詩学を観に行くときは時間のゆとりをたっぷりと取って、事前に知識を入れて観に行くのが良いね