Angela Garden

シンプルに、そしてエレガントに。試行錯誤しながらも、そんな人生を送りたい。

旧本多忠次邸

2021年06月07日 | ★ヴォーリズ&その他近代美建築(中日本)
 
 
 
 
 
さて、半田から蒲郡に向かう途中、岡崎でもう一軒、洋館を見に行きました
駐車場から歩いて来ての全景。
素敵です~

こちらの洋館は、岡崎藩の本多忠勝(この人は、小さいころから徳川家康に仕え、
家康が天下を取るために、たいへん尽力した人だそうです。)
を始祖とする本多家の子孫、
本多忠次が36歳の時に1年かけて造り上げた邸宅です。
 
 
もとは、1932年(S7)に東京世田谷に建てられ、当時流行していた、
田園趣味を反映させた、スパニッシュ様式を基調としています。

   
 
ゆったりとした玄関ポーチ。
玄関は、その家の顔ですから、これだけ立派な玄関だと、邸宅内にも期待が高まります

   
 
窓枠の周りの飾りも、おしゃれなフェンスも、惚れ惚れします

   
 
昭和7年。昭和の時代でも戦前は、こんなに美しい住宅を建てることが出来たのですね。
戦後、高度経済成長期にばんばん住宅が建てられて、その時期に数をこなすためなのか、
本当に、つまらない住宅ばかりになってしまいました。
子供の頃、大手ハウスメーカーで親が建てた家が、本当につまらなく、お洒落じゃないな~と
ずっと思っていました

   

海外生活の経験のあった英語の教室の先生のお宅が、とても素敵で、
インテリアのセンスも、子供ながらに、感動して、
家に帰ると、英語のことではなく、先生のお宅のことばかり喋っていたと
母に言われていました



次は中に入ってみます
お楽しみに