アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ほんとは伴奏の達人になりたいの

2019年12月27日 | ピアノ
サロンエスプリの発表会では、いろんな楽器の生徒さんが混じっているから、たとえばピアノソロであれば、リストのパガニーニ6番をかっこよく(しかも、荒いドヤ弾きとかではなく本当にいい感じに)弾いてる人もいたんだけど…

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別にパガニーニ弾けるようになりたいわけじゃないの。それはまったく視野に入ってない。

私が発表会の間、ずっと熱い視線を送っていたのは…伴奏ピアノなんです。

いつも、中川P先生が八面六臂で数々の伴奏をこなしているけれど、今回は大病のあとのリハビリ中なので
助っ人のA先生が…あの、私ときーちゃんさんでバッハドッペルの三楽章という無謀曲を弾いたときに、
「これより速くても遅くても弾けないんです!!」
と主張したら、きっかり本番もそのテンポで絶妙な支えをしてくださった、これもある意味「超絶技巧」のピアニストが、
今回はあれもこれも伴奏を引き受けていました。

私がいつも伴奏するときって「素人が伴奏を楽しむ」スタンスなので、
相手は盤石であること前提、それどころかこちらのあれこれもカバーしてくれる前提(笑)

A先生の伴奏はもちろん、バイオリンなどを弾く生徒の側が持っている良さを十全に引き出しつつ、
あれこれやらかすのを上手にカバーしていくというもので、まさに名人芸。

しかも、一回の発表会でこなす曲数はハンパない。

私の憧れはあぁいうピアノです。寄り添うピアノ。もちろん、伴奏ピアノだけでなくアンサンブル全般が好きですけど。

今回は「伴奏」を「発表会」で披露することができて、それもそれなりにいい雰囲気で弾けたので
今のところは
満足、幸せなのですけど、

それに歌の先生が「とても歌いやすかった」って言ってくれたのでうれしかったんですけど、

ま、なんといっても信頼度の低さというかね。。

小ミス、小崩れは言うに及ばず、
いつ大崩れするか予測できないハラハラ。

信頼度が上がっていかないと、いつまでも「素人が楽しむ」伴奏、つまりプロの先生に合わせていただく伴奏しかできないでしょ。

あれこれ自信のないところもあるアマチュア(友人)が、安心して伴奏を頼んでくれるようになりたい。

今年の目標の、「弾き直し癖の改善」は、この野望の中の(ほんの)一歩です。
譜読みももっと速くなりたい。

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ところで。
記念すべき初回「素人が伴奏を楽しむ会」に参加していたゆかりちゃん(当時は中学生)が、
今や大きく成長して、フランスでコレペティの勉強をしています。いってみれば究極の伴奏者ですね。
L’Infedeltà delusa, Hob XXVIII:5, Joseph Haydn(ハイドンのオペラ)
クラブサン弾いてるのがゆかりちゃん。
ゆかりちゃんの伴奏は、ふんわり自然な空気感が魅力的で、とても私の好みなんです。

オペラの、レシタティーボのところって、どう合わせて弾くんだかわけわからんくて難しそうですね…

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