アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

流行(ベートーベン)に乗ってみる?

2019年12月12日 | ピアノ
来年はベートーベンの生誕250周年だかで、あちこちの人がベートーベンの演奏を企画しているようです。

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ふだん、あまりベト様のことに思いを致さず暮らしている私ですし、
特に流行りモノに乗らなければという性質でもないので、
このムーブメントは華麗にスルーしようと思っていたのですが…ですが…

つい出来心で、来年五月にあるベートーベンの会にエントリーしてしまいました。

ベートーベン、昔(昭和のピアノ教室で暮らしてたころ)は、いやっちゅうほど聞きましたが
自分で弾いたことはそんなにありません。
子どものころでいえば「エリーゼのために」を最後の発表会(小三のとき)に弾いたな…

録音が残ってるけど超つまらない演奏です。ほとんどミスなく停滞なくさくさくと思い入れなく暗譜で弾いとりますw

近年では、ベトソナの会のときに9番を弾きましたが、まぁ自分的には頑張ったのですが、やっぱり合わないなって感じで懲りてそれっきり。

でも、今回、ベートーベンの会にエントリーするかどうか考えたときに、
「何かベートーベンで弾きたいものがあるか?」


弾けるかどうかをまったく度外視してよければクロイツェル(の伴奏)です。まぁ冗談はさておき

ピアノソロ曲に限れば、ソナタの28番です。

なんで28番なのかというと、「ベートーベン? いやあんまり…」と思っていた私にがつんと衝撃を与えたのがこの曲でして…。

今から遡ること15年くらい(たぶん)、
当時ヤマハでピアノを習い始めていた私は、ヤマハの先生の、大学のときの先生のコンサートを聞きに行ったのです。
ヤマハの先生は、留学先で開花して国際ピアノコンクール(のあまりメジャーでないもの)で優勝したりもしたのですが、日本にいるときは大学の先生と合わなくて苦労したそうで、まぁ実際聞いてみたらばほんと真逆な感じなのでこれは合わなかったんだろうなと。

ヤマハの先生は、スケール大きくて滞空時間多め!! な感じで、リストとかショパン英雄とかを派手にかっこよく弾く人でした。いくら大きい音を弾いても汚くならないことに自信を持っているタイプ

先生の先生のほうは、ちいさーいほうの音の多彩さに自信を持っているタイプで、ベヒシュタインのピアノを魅力的に鳴らしていました。(私は実はこっちのほうが好み)

そのとき演奏されたのがベトソナ28で、なんか私のイメージのベトソナ(たぶん、初期ソナタと月光か悲愴か熱情くらい)とぜんぜん別物だったんです。こんな素敵なのあるんだ…

ということでずっと気になってた曲なんですが、その後、何度かYouTubeなどで聞いてみたものの、あんまりどういう曲かわかってない感があって、あのとき受けた衝撃は何だったんだ?? 結局自分でも弾いてみないとわからないんじゃないか、とずっと引っかかってました。

せっかくなら流行に乗ってこの引っかかりをクリアしてみたい。自分に向いてる曲とは思わないけど!!

エントリーしたのは第一、第二楽章です。なんなら第一だけでも弾いてみたい(まだ変更は可能)。なにしろ、試しに音を並べたこともないしどのくらい弾けるか何の見通しもないんだけど。

ということで、三月がラヴェルのソナチネ、五月がベトソナ28(の、1, 2楽章)ってことになりました。
(あれ?? 来年は落ち着いた年にするとか言ったか!?)


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コメント (4)
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