心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに №656

2011-12-04 19:49:49 | Weblog
第1章で、私の過去世の中の一人の人生が書き換えられると、次々に連動して他の過去の人生にも書き換えが起こりました(№85~90)。
これをボームの「流動運動する分割不可能な全体」という考え方で見るとどうなるでしょうか。
一つひとつの過去世を、それぞれ独立した一つひとつの波だとして、これらの波は時間の経過にしたがって、過去の私が奴隷だった時の人生から現在の人生へと、一つらなりに連なっていて、私の過去世全体を一つの流動運動する全体としてみることができます。
それぞれの過去世の人物たちが、それぞれの独立した人生の中で変化を起こしたとします。
するとそれは、一つの波に起こった変化にたとえられますから、他の波にも影響を与えることになり、流動運動する波全体に影響が及び変化が起こります。
一つの人生でもある一つの波が、独立した個人としてのアイデンティティーは保っていますが、別の過去世の人物の考えや行為の影響を受けた波に変化しますから、その個人の心境に変化が起こることになります。
するとその個人の生き方にも変化が起こり、人生の書き換えが起こることになるのではないでしょうか? 
ボームの言うように、すべてのものがバラバラな「もの」として存在するのではなく、「流動運動する分割不可能な全体性」として、相互結合しているのであれば、私自身の人生と私のすべての過去世も、途切れることなく連動して同時に流れ続けていることになります。
それぞれの過去世が、流動運動する全体として、非局所的にお互いに影響を与え合い変化するのだと思います。
一人の人間のいくつもの過去世が、時間の経過に従って古いものから新しいものへと、順番に一列に並んでいるはずのものが、それぞれの過去世が時間の流れる順番とは関係なく、すべての人生が同時に並んで存在しているように感じることもあり、これを「並行的な自我」とか「平行次元における生命体」と呼んだりするそうです(№122)。
ホログラムの原理から考えると、一つの小さな過去世という波の中に、すべての過去世の情報がホログラムのように映し出されていることで、過去世の情報のすべてがそれぞれの過去世に重なりあって干渉しあっていると思われます。
するとホログラムとして重なり合ったすべての過去世が、一つの大きな波として相互に作用しあうことになり、時間系列とは関係なく、同時並行的にすべての過去世が並んでいるように感じるのかもしれません。
あるいは、ボームのいう非局所性の表れであり、各部分の動きは「流動運動する分割不可能な全体」が決めているのかもしれません。
№657につづく

寒くなりましたね。。。 

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