心と体を通して見えてきたもの

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第3章 光とともに ナンバー2212 バアル信仰による北イスラエル王国の崩壊

2024-05-06 20:58:58 | Weblog
ナンバー2212 2024.05.06  バアル信仰による北イスラエル王国の崩壊

エジプトを出てカナンの地に落ち着いた古代のイスラエル人たちは、農作業に従事するようになると、豊作を願うようになり、大地の豊穣のカギを握るとされるバアル神に惹かれていきました。
農業神バアルは信仰しないと罰や呪いを与える厳しい神ヤハウェとは違い、人々の思うままにさせてくれる神でした。
バアルの宗教儀式の中には売春行為もあり、礼拝と快楽が一体となっていて、子どもを悪魔に捧げるいけにえの儀式もありましたが、エジプトでの奴隷生活とその後の厳しい放浪生活を知らない新世代のイスラエル人に、非常に受け入れられたといいます。
南のユダ王国では、ダビデ王朝による安定したヤハウェ信仰が続きますが、バアルを信仰した北王国イスラエルではクーデターや暗殺などが絶えず起こり、国家が存続した200年間に8回の王暗殺、王朝交代があり、首都も何度か移動したといいます。
北王国の王アハブは紀元前870年頃に聖書の中で、この信仰に関して最も重要な役割を演じます。
異教徒出身のシドン人の王であるエテバアルの娘イゼベルを王妃に迎えると、イスラエルのヤハウェ以外の神であるカナンの神バアルにつかえ、王妃イゼベルとともに神バアルの崇拝を盛んに推し進めました。
特にイスラエルの農民たちは、カナン人とともに大地の豊穣をつかさどる神バアルを熱心に拝むようになります。
サマリアにバアルの宮を建て祭壇を築いて、アシュラ像をつくり、偶像崇拝をおこない、売春もおこなうようになり、彼らは不道徳になっていきます。
こうした彼らの行為は、神がモーセを通じて人々を戒めた十戒のうちの第一条の「私のほかに、ほかの神々があってはならない」と第二条の「偶像をつくってはならない」に違反します。
北イスラエル王国は、この異教徒の介入による信仰の乱れによって、イスラエルの民の信仰が分裂することで、人々の信仰に対する意識も分裂していくことになります。
すると人々の団結する力も分散することになり、統一された国としての力も失われていきます。
これが王朝の交代、王暗殺などにつながり、北イスラエル王国そのものが崩壊してしまいます。
このような王と、その宮廷を中心とするこの異教促進政策に対抗して、正統なヤハウェ信仰を守るために戦ったのが、預言者エリヤでした。
ナンバー2213 2024.05.10 に続く予定です。

バアル信仰は今でも、ハリウッドやエプスタイン島などで続いているようですが、、、そこまで話を続けられればいいのですが、、、、全然自信がないですが、現在はいろいろな情報が出てきているので、書けるかもしれませんが、どうでしょう?

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