心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに №924

2013-06-30 19:55:24 | Weblog
『ホワイトマジック』(AABライブラリー発行)の基本公理の最後には次のようにあります。
『第四の公理は、すべての生命は周期的に顕現するというものである。
これは再誕生つまり輪廻転生の理論であり、周期性の法則を実証するものである。』
神智学によれば、この大宇宙を作り出せるだけの高度な知性や意志を持ったエネルギーが、
最初は逆進化によってしだいに形態を持つようになり、次に進化しながら元のエネルギーだけの状態に戻る
という大きな流れの中で、生命を持つものはすべて生まれ変わりを周期的に繰り返しながら進化します。
逆進化と進化、輪廻転生のどちらも「始めあるものに終りあり」といえます。
物理学的には、量子真空という自然界のあらゆる力が、物質的な実在となって現われるための母胎があります。
この量子真空は、仮想エネルギーと仮想粒子が沸き立った状態であり、
粒子と反粒子が絶え間なく生まれては消えるという周期的な活動をしています。
また宇宙全体がホログラフィックで非局所的な場であり、エネルギーが位相のそろった波として回転しながら、
収縮と膨張の運動を繰り返すことで、この宇宙ができていると同時に、
宇宙全体が持つ情報が収縮と膨張という周期的な運動の中で蓄積されることで、
意識は逆進化と進化を繰り返し循環しながら進化していると思われます。
これは人間が生まれ変わりを繰り返しているのと同じように、
宇宙とその中にあるすべてのものが輪廻転生を周期的に繰り返しているのだと思います。
このようなアイディアは古代インドの教え(№428.429)から、現代物理学の
M理論のエピキロティックモデルなど(№479)にまで見ることができますから、真実なのだと思われます。
「始めあるものに終りあり」ということは、終りがあれば始まりがあり、始まりがあれば
終りがあるのですから、これもまた、延々と繰り返され続けている周期性の法則といえるでしょう。
人間や動物などの生物は肉体をまとって生きているときと、
肉体を失って魂だけになるときを周期的にずっと繰り返しています。
人間は輪廻転生という方法によって、生きているときだけの意識的な活動の状態から、
肉体がないため物質形態を通して表現することができないときにも、
意識が完全に自己を認識できる魂として開花する時まで発達していきます。
『ホワイトマジック』(AABライブラリー発行)には、魂について次のように書いてあります。
『魂の性質は光であり、魂の認識は自己意識あるアイデンティティである。
この単位は、発達することで最終的には、完全な知的関与によって、
自らその一部であるより大きな意識に溶け込まなければならない。』
№925につづく

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