心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに ナンバー2224  人々を対立させて支配するエンリル

2024-06-24 21:00:30 | Weblog
ナンバー2224 2024.06.24  人々を対立させて支配するエンリル
バアル信仰では、闘牛によって流された牛の血から新しい生命が生まれると考えられているようで、この信仰はキリスト教にも影響を与えているといいます。
「新鮮な生命のワイン」である人間の生き血を飲みたいエンリルによる人間への心理操作として、血を見たり血を流したりすることに抵抗をなくすために闘牛が取り入れられたのではないかと、私は思いますがどうでしょうか?
 バアルであるエンリルは、イスラエル人たちにだけ偶像崇拝や多神教を信じることを禁じます。
このような厳しい戒律を設けることで、自己を律しヤハウェだけを信仰するように勧めると、ヤハウェ信仰はイスラエル人たちだけが信仰することになります。
一方で、フェニキアを中心とした周辺の国々の人びとには、偶像崇拝やたくさんの神々、さらには性欲を満たすことで多産の願いもかなえてくれて、誰にでも受け入れやすい神バアルとしてエンリルは登場します。
ヤハウェ信仰のイスラエル人たちとバアル信仰のフェニキア人たちは、お互いに相反する教えを信じながら隣接して暮らしますから、混乱や対立が生まれ戦争に発展すると、人々に悲しみと怒り、そして恐怖心も起こるでしょう。
こうして人々を興奮と混乱や対立に導くことで、エンリルは混乱した人々から出るエネルギーを摂取することで、イスラエル人とフェニキア人を安定して支配できることになります。
海洋民族フェニキア人によって、バアル信仰は世界各地の様々な民族にまで広がりましたが、バアルという名前は民族によって少しずつ違った呼び方をされました。
これはバベルの塔の話を思い出させます。
最初は誰もが一つの言語を話していたのに、お互いの言葉が通じなくなると、意思疎通ができなくなり人々の間に分断が生まれることは、エンリルが人類を支配する方法そのものです。
こうしたエンリルの策略によって、人びとの心を対立と混乱と恐怖に導きます。
お互いに相手が悪いと言い合い、目の前の相手を敵にして対立するようにしておいて、エンリルは両方共を支配できます。
これがエンリルのやり方です。
この対立は現在でも黒人と白人、共産主義と資本主義など、あらゆる分野で見ることができます。
ヤハウェ信仰はイスラエル人だけが信仰しますが、バアル信仰はフェニキアから、カスピ海から黒海にまたがる広大な地域(今のウクライナ、南ロシア)へと広がりました。
ナンバー2225 2024.06.28 につづくことでしょう 
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