意識とは何でしょうか?
「広辞苑」で「意識」とは、①認識し、思考する心の働き。感覚的知覚に対して、純粋に内面的な精神活動。 ②今していることが自分でわかっている状態。われわれの知識・感情・意志のあらゆる働きを含み、それらの根底にあるもの。
また「心」を調べてみると、①精神作用のもとになるもの ②知識・感情・意志の総体 とあります。
この二つを見る限り、意識は精神活動や働きそのものであり、心は精神活動を行う基になる総体であるといえます。
英語で意識はconsciousness とつづり、ラテン語のcon (使って)とscio (知る)から出来ています。
ラテン語の意味としては、「私たちが知るために使うもの」です。通常の意識の意味は、知覚・自覚・感づくこと、刺激に反応できる能力、接触を認識する能力、波動と同調する能力、認識・判断することなどです。(『意識の進化』アリス・ベイリー著 AABライブラリー発行より)
神智学では意識とは「力であると同時に、質料、形態であり、また同時に生命である唯一者の最高の表現である・・・全体が部分の中にあり、総計が一単位の中にある。一個の電子の中にある意識はピンの先程もないのであるが、この微小なる一個の意識は意識の膨大なる総計、すなわち神に繋がっている。」(『神智学大要』第1巻より)といいます。
また『トランス・ヒマラヤ密教入門第1巻[人間の本質]』(アリス・ベイリー著 アルテ発行)によりますと、『「意識は表現においてその器に依存し、これら二つは両方とも存在において生命とエネルギーに依存している」のである。これは不変の法則である。』といいます。
これらから、意識とは精神活動の働きそのものであることがわかります。また神智学によると、その働きの総計は神につながっているといいます。
意識について多くの研究が、専門家によって行なわれています。それによると、人間の精神的行為は脳の神経活動ですが、意識を生み出す元素や素材がどこかに存在する可能性は無いようです。ですから、現時点では意識を持つコンピュータやロボットを造ることができません。
意識は、神智学が言うように、意識そのものの総計である神から来ていると考えるほかないようです。
№276につづく
「広辞苑」で「意識」とは、①認識し、思考する心の働き。感覚的知覚に対して、純粋に内面的な精神活動。 ②今していることが自分でわかっている状態。われわれの知識・感情・意志のあらゆる働きを含み、それらの根底にあるもの。
また「心」を調べてみると、①精神作用のもとになるもの ②知識・感情・意志の総体 とあります。
この二つを見る限り、意識は精神活動や働きそのものであり、心は精神活動を行う基になる総体であるといえます。
英語で意識はconsciousness とつづり、ラテン語のcon (使って)とscio (知る)から出来ています。
ラテン語の意味としては、「私たちが知るために使うもの」です。通常の意識の意味は、知覚・自覚・感づくこと、刺激に反応できる能力、接触を認識する能力、波動と同調する能力、認識・判断することなどです。(『意識の進化』アリス・ベイリー著 AABライブラリー発行より)
神智学では意識とは「力であると同時に、質料、形態であり、また同時に生命である唯一者の最高の表現である・・・全体が部分の中にあり、総計が一単位の中にある。一個の電子の中にある意識はピンの先程もないのであるが、この微小なる一個の意識は意識の膨大なる総計、すなわち神に繋がっている。」(『神智学大要』第1巻より)といいます。
また『トランス・ヒマラヤ密教入門第1巻[人間の本質]』(アリス・ベイリー著 アルテ発行)によりますと、『「意識は表現においてその器に依存し、これら二つは両方とも存在において生命とエネルギーに依存している」のである。これは不変の法則である。』といいます。
これらから、意識とは精神活動の働きそのものであることがわかります。また神智学によると、その働きの総計は神につながっているといいます。
意識について多くの研究が、専門家によって行なわれています。それによると、人間の精神的行為は脳の神経活動ですが、意識を生み出す元素や素材がどこかに存在する可能性は無いようです。ですから、現時点では意識を持つコンピュータやロボットを造ることができません。
意識は、神智学が言うように、意識そのものの総計である神から来ていると考えるほかないようです。
№276につづく