心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第2章 心を通して №277

2009-09-20 18:40:29 | Weblog
認識への道……認識はヴィシュヌ―心(マインド)と生気(スピリット)と肉体を維持し育む側面の神―である。認識は普遍である。それはいずれの宗教にもグルにも聖者にも政治家にも“所属しない”。“私は正しい、あなたは間違っている”と言って裁定するとき、あなたは執着の網の中に捕らえられているのである。真我はいつも無執着を実践しなければならない。このようにして、認識は増大する。

「身体は毎日、入浴を必要とする。心(マインド)と生気(スピリット)も入浴が必要である。あなたの生気はエネルギーの源である。生気は疲労し得る。無執着という水が必要である」

「あなたの認識を増大させなさい。認識と賢明さが心と生気と肉体を導くだろう。それが心と生気と肉体と、真我との間に調和をつくるだろう」。そうすると、真我は生命(いのち)のフォース(力/エネルギー)を使い、物事を変容させたり、“奇跡”を起こしたりすることができる。心と生気と肉体は単なる器(乗り舟)にすぎない。

認識は核爆弾よりも強力……「認識のみが核爆弾よりも強力であり、そして宇宙の何ものにも勝って強力である。認識は『光をも超える』ものであり、いま急速に増している。」

変化しつつあるものは何か……変化しつつあるのは個人であり、より大きな、より深い認識を経験している。
認識があるときに、すべてが浄化される。
認識があるときに、すべてが許される。
認識があるとき、真我は己が行為者ではなく、創造の目撃者であることを悟る。真我は心と生気と肉体の働きを目撃するが、それらから自由な存在である。そうすれば、ストレスや混乱や無秩序はあり得ようか。

認識がいまだ眠っている状態にあるとき、“主義”が心(マインド)と生気(スピリット)と肉体をコントロールし、分割をつくり出す。これはマヤ、つまり幻想である。認識があなたをコントロールし、導くとき、“主義”はあなたに近づくことができない。認識は、国王にさえも、その王国を放棄させてしまう。特権は分割を生じさせ、あなたのうちなる存在が一体性を顕す機会を否定する。さまざまな“主義”が全部一度に捨て去られることはないだろう。それは途上のステップである。認識が進化の速度を支配する。全能なる神があなたに恩寵を授けるとき、あなたは自分のアイデンティティー(独自性)は保つが、そこまで自分を登らせてくれた梯子(主義)を捨てる。しかしながら、その梯子はまだ地上にいる人々には有益である。

家庭において、学校において、認識が天与の神聖なるものとして尊重されるだろう。認識は創造の母である。認識を分割することは決してできないし、強いることもできない。教科書でそれを描写することもできない、なぜならそれには、始まりもなく、終わりもないからである。認識は体験するのみである。
非常に小さな子供に神を捜すように奨励するのは良くない。なぜならそうすることで、あなたは“主義”をつくるからである。認識はすべての創造(被造物)とすべての個人の中に存在する種である。子供に自然に成長する機会を与えるならば、子供の認識が育つのを可能にする。子供は正常な生活を楽しみ、独断的にはならないだろう。
認識の中では、あなたは子供を所有しない、しかるに、子供たちはあなたより近づいてくるだろう。現在でさえ、九つや十の子供たちが飢えた人々を養うための募金活動をしている。彼らが明日の市民になるとき、どのようになっているかを想像してごらんなさい。子供たちはそれをなすことができる。政治家にはできない。

無執着は恐れをなくさせる……小さな赤ん坊の心(マインド)と生気(スピリット)と肉体を見てごらんなさい。それは正直で誠実で無執着である。すべての者がこのような恐れを知らない段階を経てきたのである。
成人してからの人生の中で、知識と知恵を得て、善と悪、正しいことと間違ったことの間に起こる闘いの過程で、もし人が利己的になるならば、恐怖の影がその人に射すということを認識するようになる。しかしもし無執着で、謙虚であるならば、人はこの恐怖心の影から解放される。
№278につづく

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