ピッコロシアターで第4回近松賞受賞作品の「蛍の光」(角 ひろみさん作)を観劇しました。
近松賞は尼崎市が、市にゆかりの近松門左衛門にちなんで、演劇作品の発掘、劇作家の育成を目的として、2000年に創設し隔年で募集、選考しています。自治体に募集する文学賞は有名な松山市の「坊っちゃん文学賞」などがありますが、戯曲作品の賞は他にないこと、また副賞が300万円と高額であることから2003年に一時休止が発表された時は全国ニュースで配信されました。その後復活されて今まで5回選考が行われ2回受賞が決まっています。(それ以外の回は該当作がなかったので)
第2回受賞作品の『元禄光琳模様』(保戸田 時子さん作)は4年前に上演され、今回の「蛍の光」は2回目の上演作品です。 「元禄光琳模様」の背景は元禄時代の江戸で、絵師尾形光琳の生きざまを描いたもので、かとうかず子さんや、太川陽介さんなどが出演されて、舞台も華やかなものがありました。
今回の「蛍の光」の背景は尼崎市の北部にある団地の一室で、舞台転換もなく、登場人物もわずか5人でした。
ピッコロシアターという規模の劇場にフィットした内容で、ストーリーは華やかさには欠けていましたが、団地のセットがいかにもという雰囲気を出していて、役者さんのセリフ、息遣い、ちょっとした動作などをすぐそこに感じらることができました。
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総合文化センターは以前は尼崎市文化会館という施設だった所に1975年建設されて、その当時は結婚式場も運営されていて今でも宴会場など名残りがあります。
現在では4・5階が美術ホール、また7階は尼崎市立地域資料館になっています。
今回は美術ホールで第11回上野彦馬賞フォトコンテスト受賞作品展を見て来ました。
この上野彦馬賞は幕末から明治にかけて活動した写真の祖と言われる上野彦馬の名にちなんだ賞で、九州産業大学が建学40周年を記念して創設したものです。若い写真家の発掘と育成を目的としています。中高校生の作品もありました。若い方々の写真を見るのも楽しみですが、幕末~明治時代の古い写真を見せてくれるのが興味深いです。有名な坂本龍馬の写真も上野彦馬が撮影したもので、今回は「萩博物館所蔵のコレクション」の企画展もあり、吉田松陰の実兄にあたる杉民治(すぎみんじ)家の資料として高杉晋作や伊藤博文の写真なども見ることが出来ました。
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今年も運河クルーズの体験をしました。
お天気が心配されましたが、ちょうど良い曇り空で快適な50分を過ごしました。
残念ながら閘門(尼ロック)は潮位の関係上開いたままの状態で、開閉や水位の上昇を体験することができませんでした。というか閘門はずっと閉っているものだと思っていたので意外でした。
最近は工場の写真を撮るのが好きな方あるいは高速道路のジャンクションに特化したマニアやクレーンが好きな人とか・・・いずれにせよ高速道路を下から見たり、工場の裏側から覗いたりできるのはこの運河クルーズでしか出来ません。
初めて体験した方たちは皆さん口をそろえて「楽しかった。」とおっしゃってくれました。
ガイドの方もますますしゃべりも滑らかで話題も豊富になって来ました。
また昨年は台風のため中止になった運河博覧会(通商うんぱく)も秋には予定されていてますます運河に関心を寄せられることが期待されます。
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