以前、調べた日本の電気鍼の歴史は、良導絡の中谷義雄先生の直流電気鍼に始まる(この直流電気鍼の効果も研究の価値がある)。
その後、1972年に中国の鍼麻酔がブームになり、関東では筑波式低周波鍼通電療法が発達し、大阪では大阪医大ペインクリニックなどで兵頭正義先生による鍼麻酔、低周波鍼通電法やSSP療法の開発があった(沢津川先生の経絡的なパルス鍼も臨床的で面白いと思う)。
筑波式パルスの筋肉パルス、神経パルス、皮下パルス、反応点パルスの使い分けや周波数の使い分けは技術として純粋に面白いし、臨床にも役立つ。
私は、自分が鍼灸の道に入ったきっかけが、アトピー性皮膚炎をOリングテストによる選穴と電気鍼で劇的に改善した経験なので、電気鍼は使う頻度は少なくても、研究はしてきたつもりだ。大阪医大ペインクリニックの『東洋医学とペインクリニック』の論文はずいぶん研究したし、筑波式パルスも平均レベル以上は技術的に使える。
欧米のELECTROACUPUNCUREは、まだ、研究を始めたばかりだが、日本の電気鍼と異なる発達をしてきたように思える。
動物実験による神経伝達物質や免疫など、機序に関わる研究が多い。
読んでいると、本質的な問いが多く、新鮮に感じる。臨床に活かせるか、どうかは本人のセンス次第だと思う。
その後、1972年に中国の鍼麻酔がブームになり、関東では筑波式低周波鍼通電療法が発達し、大阪では大阪医大ペインクリニックなどで兵頭正義先生による鍼麻酔、低周波鍼通電法やSSP療法の開発があった(沢津川先生の経絡的なパルス鍼も臨床的で面白いと思う)。
筑波式パルスの筋肉パルス、神経パルス、皮下パルス、反応点パルスの使い分けや周波数の使い分けは技術として純粋に面白いし、臨床にも役立つ。
私は、自分が鍼灸の道に入ったきっかけが、アトピー性皮膚炎をOリングテストによる選穴と電気鍼で劇的に改善した経験なので、電気鍼は使う頻度は少なくても、研究はしてきたつもりだ。大阪医大ペインクリニックの『東洋医学とペインクリニック』の論文はずいぶん研究したし、筑波式パルスも平均レベル以上は技術的に使える。
欧米のELECTROACUPUNCUREは、まだ、研究を始めたばかりだが、日本の電気鍼と異なる発達をしてきたように思える。
動物実験による神経伝達物質や免疫など、機序に関わる研究が多い。
読んでいると、本質的な問いが多く、新鮮に感じる。臨床に活かせるか、どうかは本人のセンス次第だと思う。