送信from Y.Yoshizmi:[ 19c,25c,80% 96p67k ] 雨
おお、やっと降ってきた。起床したのは5時ごろだったが、雨が降り始めたのは8時過ぎ。大雨ではないが歩くには傘が必要だ。涼しいから、傘でもさして、河原を散歩しようか。
Conflict of interests(利益相反)こんな言葉に出会うと、脳が反応する。デュデリとか、デフォルトとか。
小説を読んでいて、はっと教えられたのだが、かつての日本の不動産バブルが崩壊したとき、バブル崩壊という言葉でイメージするのは、膨らんだ泡が、シャボン玉がはじけるようにパチンと割れて、消える。
坪100万円だとか、坪1000万円だとか言っていた評価が下がって、10万円とか50万円になってしまっただけだと思った。株式も同様だ。単に評価資産が夢となっただけだと。
これは、とてつもない私の理解不足、脳が足りないだけのことだった。
借金して、高値で買ったゴルフ場の会員権のローンの返済を、何度も条件変更しながら、わずかづつでも返済していることを考えれば、その資産価値は240円だから、消え去った1000万円はどこに行ったのか?
不動産も同じだ。売らなくて、今も昔もそのまま保有していれば、確かに計算上の資産が1億だと喜んでいたのが、500万円だといわれて、がっくり肩を落とすだけでいい。9500万円消え去りました、とは経済指標に出てこない。
その隣を1億円で買ったものがビルでも建てて、経済指数になっていく。3億円の投資をしたはずが、破綻して3000万円で処分されると、2億7000万円が消え去って、当事者や金融機関に重い付けが回っているのだ。
バブル崩壊後に1000兆円以上の資産が、日本から海外に流れ出た、という。そういえば、バブル時代には、不動産屋株式など日本の資産が2700兆円とか、そんな数字だったような、記憶が違っていたかもしれないが、ハチャメチャな数字だった。今は、国民の現金総資産で1500兆円ほど。政府の赤字が1000兆円というような数字のはずだ。
1000兆円ほども現金資産が流れ出せば、当然、10年20年と、あるいはこれからも、低成長とか不景気が続いて当たり前だった、という気がしないでもない。そして、その間、人口構成による少子高齢化という構造変化に拍車がかかったのだ。
人間が傲慢になるのは別にして、社会に余裕があれば、子育て環境も結婚率も上がって、少子高齢化社会もかなり緩和していたかもしれないし、医療や教育関係ももっと充実したものになっていたに違いない。
退職金をたっぷり貰って、悠々自適の老後生活を目論みながら、利回りの良さに釣られて、ついつい退職金を「運用」しようと、慣れない大金を、知りもしない運用の世界に突っ込んで、根こそぎ消え去った老夫婦のように、当時の日本の金融知識は、世界から見たら、「赤子の手をひねるほど」無知でお人好しだったのだから、1000兆円ほど海外の強欲に奪われたというのは、まさに正しいのかもしれない、と気づかされたね。
おお、やっと降ってきた。起床したのは5時ごろだったが、雨が降り始めたのは8時過ぎ。大雨ではないが歩くには傘が必要だ。涼しいから、傘でもさして、河原を散歩しようか。
Conflict of interests(利益相反)こんな言葉に出会うと、脳が反応する。デュデリとか、デフォルトとか。
小説を読んでいて、はっと教えられたのだが、かつての日本の不動産バブルが崩壊したとき、バブル崩壊という言葉でイメージするのは、膨らんだ泡が、シャボン玉がはじけるようにパチンと割れて、消える。
坪100万円だとか、坪1000万円だとか言っていた評価が下がって、10万円とか50万円になってしまっただけだと思った。株式も同様だ。単に評価資産が夢となっただけだと。
これは、とてつもない私の理解不足、脳が足りないだけのことだった。
借金して、高値で買ったゴルフ場の会員権のローンの返済を、何度も条件変更しながら、わずかづつでも返済していることを考えれば、その資産価値は240円だから、消え去った1000万円はどこに行ったのか?
不動産も同じだ。売らなくて、今も昔もそのまま保有していれば、確かに計算上の資産が1億だと喜んでいたのが、500万円だといわれて、がっくり肩を落とすだけでいい。9500万円消え去りました、とは経済指標に出てこない。
その隣を1億円で買ったものがビルでも建てて、経済指数になっていく。3億円の投資をしたはずが、破綻して3000万円で処分されると、2億7000万円が消え去って、当事者や金融機関に重い付けが回っているのだ。
バブル崩壊後に1000兆円以上の資産が、日本から海外に流れ出た、という。そういえば、バブル時代には、不動産屋株式など日本の資産が2700兆円とか、そんな数字だったような、記憶が違っていたかもしれないが、ハチャメチャな数字だった。今は、国民の現金総資産で1500兆円ほど。政府の赤字が1000兆円というような数字のはずだ。
1000兆円ほども現金資産が流れ出せば、当然、10年20年と、あるいはこれからも、低成長とか不景気が続いて当たり前だった、という気がしないでもない。そして、その間、人口構成による少子高齢化という構造変化に拍車がかかったのだ。
人間が傲慢になるのは別にして、社会に余裕があれば、子育て環境も結婚率も上がって、少子高齢化社会もかなり緩和していたかもしれないし、医療や教育関係ももっと充実したものになっていたに違いない。
退職金をたっぷり貰って、悠々自適の老後生活を目論みながら、利回りの良さに釣られて、ついつい退職金を「運用」しようと、慣れない大金を、知りもしない運用の世界に突っ込んで、根こそぎ消え去った老夫婦のように、当時の日本の金融知識は、世界から見たら、「赤子の手をひねるほど」無知でお人好しだったのだから、1000兆円ほど海外の強欲に奪われたというのは、まさに正しいのかもしれない、と気づかされたね。
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