24 黄釈天 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、インフルも0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。

骨折り損

2020年10月31日 | 日記

まあ、「骨折り損のくたびれ儲け」とは、まさに私の今朝の行動をいう。高枝きりや長靴、ダンボール箱など、あれこれ車に積み込んで、福井市の南東方向、街の向こうの山の中へ、片道20キロほども走って行った。

で、結局、どうなったかというと、一個の柿もなかった。完全な無駄足になって戻ってきた。で、我が地区の奥の集落に住む後輩に電話して、彼の隣の家(ついに、無人)の裏庭にある数本の柿から、気に入ったのだけ取ってきて、ついでに、棗の残りも頂いてきた。ここなら、車で、数分の路則。

あっという間に、午前中が終わってしまった。

友人の医者の話も「老人の妄想」なら誇張された話で「なんともうまそうな甘柿」を連想した私も「妄想」に過ぎない。所詮は山奥の峡谷。日照時間は短い。手入れもしないし、肥料も与えないし、間引きもしない。美味しい柿が出来るわけもない。

昨日、私が行くと言ったので、責任を感じてか、医者は息子を連れて、作業着姿で、先に来ていた。実は、熊が出るので、県の指導もあって、管理を任せている近所の人が、全部柿を始末してしまったらしい。隣の村人に言わせると、「今年の柿は、あかん」という。数も少ないし、小さいらしい。

傷だらけの「クズ柿」など、どんどん、熊に食わせてやればいい。わたしゃ、欲しくない。誰も食わないのに、熊の出没騒ぎは、迷惑に違いない。いや、熊が、ね。

 


AM6:30の太陽

2020年10月31日 | 気象

2020年10月31日(土曜日):[  5c/20c/0%  69K51F  ]{ gut0550 } 超快晴、秋晴れ

雲ひとつない東の空に、真っ赤なオレンジ色の太陽が姿を現した。一瞬、直射して、しばらくモノがよく見えなくなる。朝晩、視神経だって簡単には働かない。

それにしても、我ながら珍しくよく眠った! 午前6時少し前まで、全く、ぐっすり。永遠の眠りの訓練も、ほぼ完璧って? まあ、それにしても、おかげで体調良好。降水確率0%の超快晴日。放射冷却でグッと冷え込んだが、気温は20度ほどにもなるらしい。

今日は友人医者の実家に行って、高枝きりで好き勝手に柿でも取ってくるとしよう。東の方面の山奥。福井市内を流れる足羽川の上流。庭に池が2つもあり、玄関先に巨岩が陣取っている囲いのないお屋敷だが、1人で住み暮らしていた母親は市内の施設に入り、もう戻ることはないので、遺品整理を完全に済ませてしまった「ガラン堂」の昔の家がある。と言っても、確か、高校時代に家が燃えたはずだから、建て替えたとして、まだ50年ほどだから、新しい方だろう。蔵もあるし、作業小屋なども、何棟かある。第一、村道の反対側の敷地には、足羽川が流れている。そこが面白い。俺の地所を足羽川が流れているのだ、と言えるじゃないか?

「住んでくれるなら、山も田んぼも、家屋敷も、みんなタダであげるよ。」と彼はいう。熊が自由にクリや柿を取りに出入りしているだろうし、庭には、1mを超える鯉が泳ぎ回っている。

美味しい柿を熊と争って、手に入れる予定だ。