注文していたマスクが今頃になって2箱届いたとかで連絡があり、すでに不要なのだが、キャンセルは困ると、仕方なしに取りに行くワイフを車に乗せて、そのついでに、ちょっとしたことで年金事務所に寄った。
すると、何と予約なしでは相談さえ受け付けない。混み合っているらしい。その予約は、6月5日になった。簡単な手続きだが、仕方がない。で、話は、そんなことではない。年金事務所の出口から出て、ハッと気づいて立ち止まり、呟くようにワイフに「メガネはどうしたっけ？」と。
よく頭の上に載せるので、頭に手をやったがない。老眼鏡だ。胸にポケットはないし、手にはカバンだけだから明らかに持っていない。一瞬、年金事務所に忘れたか、と思ったら「かけてるでしょ！」とワイフが言う。
「はあ？ あっ！！ あ....................」
自分の顔に、まさに目の前にメガネをかけている。何とも、はや。
笑うより呆れて「しっかりしてよ、ああ、先が思いやられるわねえ。」冗談じゃない！先が思いやられるのは、こっちの方だ。
帰り道は、突然土砂降りの雨になった。
丹念にヘタを取り、ザアッと冷たい水で洗って、それから、二分、または四分カットして、キビシュガーたっぷりふりかけ、その上から、西村コーヒーで半額で買った桃シロップを掛け回す。
そうして冷蔵庫で一晩寝かしたら、たっぷり水分が出てきて、何とも絶妙の苺シロップ漬けになった。プレーンのヨーグルトに加えれば最高だろう。バニラアイスや、氷水にもいいかもしれない。
これを載せて、イチゴタルトでも焼いてみる？ 出来ないけど、パンケーキに載せるくらいは出来る。まあ、そのまま、大匙一杯口に放り込んで、今日の糖分は、十分。手っ取り早い。
2020年5月26日（火曜日）：By Yahoo [ 17c/25c/60% 69k66f ]{ Gut0400 }曇りのち雨
4時半ごろになると、うっすら明るくなってくるのに驚いた。もう、夏が近い。室温は23度。半袖Tシャツ一枚で寒くない。窓の下の田んぼに用水から水を盛んに流し込んでいるので、たっぷり水が張ってある状態が続いている。すると、カモが2羽、泳ぎ回って、朝の食事時間。
昨日も結局、細かな作業をして、よく体を動かした。その作業中に、上の集落の後輩と、村の先生が玄関チャイムをならす。先生は、自分の随筆集のような新しい本を一冊「謹てい」。題名は「ささ鰈」。笹の葉に似た、薄っぺらで、小ぶりの「鰈」の一夜干しは、「越前特産」の部類。身のあつい脂の乗った大きなカレイとは一味違って、薄い塩味で、焼いて食べるのは、美味。酒飲みの格好の肴だろう。
1940年生まれの先生は前立腺癌だし、80歳だし、カーネルサンダースのシルエットに似た体型だし、「此の頃、特に後がないと思うようになった」という日常心境を綴っている。中野重治研究者では代表的な地位にあるが、金のかかった立派な装丁だが「本はさっぱり売れない」という。
さあ、グッと明るくなってきた。月末だ。緊張感を持ってデスクワークしなきゃ。
