次に向かったのは、周防大島文化交流センターです。ここには、この島に生まれ、半世紀にわたって日本の国土を歩き続けた民俗学者宮本常一氏(1907-81)の著書、蔵書、撮影した写真等を収蔵しています。宮本常一氏は「庶民の文化の発見者」として知られるだけでなく、離島振興や農山村の地域づくりの実践者でもありました。このセンターでは、宮本常一氏の足跡、思想や思考などを学習することや、島の産業の歴史や文化の体験学習を通して、島内外の都市や農山漁村との、人・技術・知識・知恵の交流を促進し、島の未来を担う創造的な人の育成を目指すために建てられた施設です。宮本常一氏の生い立ちをビデオで見て、学芸員の方に「写真でつづる宮本常一」コーナーを案内いただきました。
(周防大島文化交流センター)
(写真撮影:2010.12)
(周防大島文化交流センター)
(写真撮影:2010.12)
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