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<マルハニチロ農薬混入>契約社員の49歳男を逮捕

2014-01-25 19:52:24 | 労働者派遣、郵政民営化、地方分権

ヤフーニュース より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140125-00000065-mai-soci


<農薬混入>契約社員の49歳男を逮捕…偽計業務妨害容疑

毎日新聞 1月25日(土)18時47分配信

 水産大手マルハニチロホールディングスの子会社「アクリフーズ」の群馬工場(群馬県大泉町)で製造された冷凍食品から農薬「マラチオン」が検出された問題で、
群馬県警は25日、食品に農薬を混入したとして、
同工場の契約社員、阿部利樹容疑者(49)=同町古氷=を偽計業務妨害容疑で逮捕した。


【冷凍食品はどのように作られていた?】マラチオンが検出された製造工程のイメージ

 安全管理が徹底していたはずの食品工場で農薬が混入し、食の安全への信頼が損なわれた問題は、従業員による意図的な混入の疑いが強まり、新たな局面を迎えた。

 逮捕容疑は、昨年10月3日~7日、同工場内で4回にわたって冷凍食品に殺虫剤の農薬を混入し、同工場に商品の回収や操業停止などを余儀なくさせ業務を妨害したとしている。
これまでにマラチオンの検出が明らかになっていたのは、昨年10月4日から11月5日に同工場で製造された9点。


 マルハ社などによると、昨年11月13日、同工場製のミックスピザを購入した静岡県内の消費者から「石油のような臭いがする」などと苦情が寄せられ、外部機関に検査を依頼した。
12月27日から28日にかけて、4商品5点からマラチオンが検出され、問題が発覚。
その後、マラチオン検出は7商品9点に増えた。同工場は今月10日、「農薬混入で業務を妨害された」として群馬県警大泉署に被害届を出していた。


 県警は問題が公表された昨年12月29日、同社から相談を受け捜査を開始した。
工場を実況見分し、工場内で混入された疑いが強いと判断していた。
各製造ラインの従業員らから任意で事情を聴いたほか、工場周辺のホームセンターで農薬の販売履歴などを調べていた。
【田ノ上達也】

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【私のコメント】

49才、契約社員。
小泉政権時代に派遣労働が拡大されてから、非正規労働者の割合は急速に高まった。
このような境遇に不満を持つ人は他にもいっぱいいる。

毒物を食材に混入したという犯罪を擁護する気は毛頭ないが、
企業側にとっては、安上がりに雇用したつもりでも、非正規労働は長い目で見ると企業にとって高くつくのではないか。

非正規労働者の増大という問題が社会問題化している。
その問題が噴出するときはこのような犯罪となって現れる。
潜在的に地下に恐ろしい不満のマグマがたまっている。

ブラック企業の問題も、もとをたどれば、非正規労働者が増大し、正社員になるために、従業員が何もいえない立場に追い込まれることが社会的背景になっている。
しかしマスコミはそのような経営者を非難するどころか、ワ○ミの渡辺○樹のような人物をマスコミの寵児にしている。


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