皇室をはじめ名家のお雛様を作成してきた京都の老舗「丸平大木人形店」
その丸平さんに代々伝わるお雛さまを見せていただける機会がありました。
「丸平文庫」と呼ばれる資料室で職員のかたの解説つきで1時間弱、
女性ばかり8名たくさんの人形に囲まれて楽しい時間を過ごしました。
今年は子供のお雛様ばかりを集めた展示で、官女が連れた犬も子犬でまとめたそうです。
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興味深い話をひとつ。
『江戸時代に官女が犬を連れたセットが流行ったそうです。
「狆(ちん)引き官女」と呼ばれ、『ちん』が人気で当時ブリーダーもいたのだそうですが、
すき焼きで有名な「ちんや」さんは、前身がそのブリーダーで、
料理屋に転じた後もその名を引き継いで屋号としたのだそうです。』
丸平文庫の予約が午後2時でしたので、
「象彦」西村家のお雛様と雛道具展を見てきました。
西村家に代々嫁いだ女性たちの雛人形を飾っていて、
雛人形の歴史を一堂に見る思いです。
特にちっちゃなお道具類が素晴らしく、
そのままドールハウスに並べてみたい可愛らしさです。
新しいものは、やはり丸平さんのものでした。
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