東京国立近代美術館工芸館

北の丸公園の中に静かにたたずむ煉瓦造りの建物
以前から「あれは何だろう？」と気になっていました。

『重要文化財（建造物）旧近衛師団司令部庁舎』
西南戦争後起こった竹橋騒動の舞台になった建物で、
長い間廃屋同然になっていたのが、取り壊される寸前に保存運動が起こり
国立近代美術館の工芸館として生き返ったのだそうです。
明治洋風煉瓦造の建物が急速に消えていくなかで、
日本人技術者が設計した現存する数少ない建造物です。

今日は企画展常設展が切り替えになる最終日にあたり、
入館料が無料になっていました。





企画展の「かたちのエッセンスー平松保城のジュエリー」では
平松さんご自身が作品を説明して下さっている場に居合わせました。
８０歳を越えていらっしゃるとは思えないほどお元気で
「金属は生きている」と言う言葉が印象的でした。