池坊と言えば、私の中では未だに、美しい家元夫人スキャンダルですが、そんな過去には揺らぎもせず、華道展は盛況でした。
立花(木を山、草を水の流れに見立てる花形)
生花(草木の性状を生かして活ける花形)
自由花(自由な発想で活け 型はない) この3つのスタイルがあるそうですが、どれも 素晴らしかった!
次期家元・専好氏の作品は、男性的な力強さも感じられ、さすが、家元になられる女性ですね。
池坊は学園化して より見えるピラミッド形のようでしたが、生けられた花材は、素朴な山野草が殆どで、昔の様に高価な菊や蘭などは使われず、花材の庶民化を嬉しく思いました。もしかして秋だから?
ゴージャスな花器と草花の美! 素敵でしたあ! 1時間では足りない、もっと、眺めて学びたい華道展でした。
茶花会でも池坊でも、この「三時草」は、活けられてました。私も真似てみました。
涼しい秋風を感じながら、銀杏の街を歩いて、映画「エタニティ 永遠の花たちへ」を観に行きました。
花々に囲まれたフランスの邸宅での3世代の物語。全く、中身のない映画でした。あーあー、こんな映画なら、池坊で もっともっと花を愛でていればよかったなー。時間がもったいなかった。
それから、デパートで またもやリュックを買って、中秋の名月を見ながら帰ったら、GIがススキとカラスウリを土手から採って来てくれてました。ありがとう!BAを喜ばせたかったんだね。大急ぎで、下ごしらえしていたコロッケをGIの為に揚げました。
花を育て、人生を楽しむ。秋から冬へは すぐ と知る年齢になりました。