映画「エリック・プラクトン」を、観ました。小さな映画館ですが、午前中からほぼ満席。それも70歳前後の男性ばかり・・・。
こんなに、男性フアンがいるのかと、びっくり。でも、出来は 構成が無茶苦茶な B級映画でした。
イギリスの庶民階級の16歳の少女と駐留していたカナダ兵との間にできた子供が、自分と知った9歳のプラクトン。全ての悲しみをギターにぶつけてきた人生。ブルースからポップス、ロックと幅広くて、探求心も すごいね。でも、ヘロインからコカイン、大麻、その他何でも覚せい剤まで吸引し、ようやく薬物が切れたら 次は、酒。アルコール依存症へ。 58歳の時、ドクターストップ。
22回も日本にやってきたエリック。私がTVでお見掛けした姿は、白シャツにスーツ姿で弾くロック。知的な佇まい!
この映画では、ゲゲゲ、ギョギョギョの あの同世代の薄汚れたミュージシャンそのもの・・・。でも、イケメン シャイなタイプだからまだ見れる。けど、全てが本物・フィルムだから、アル中になってからは、目も濁って汚過ぎて・・・イヤ。
また、構成が下手過ぎて、トビトビで、ちょっとうつむいたら アラ寝てた・・・位の迫力のなさ・・・。
折角の親友ジョージハリソン(58歳での死)の妻・パティーとの恋も、何度も繰り返すので なんかグダグダ・・。
年取ってからの、今は幸せといった娘の結婚式なんか いらんやろ?
ただ最後の、「薬物、アルコールなどの依存症の治療センター」を、設立して尽力してる という姿にはホッ。
音楽ドキュメンタリーって意図は? 治療センターの募金を募るため?それとも、依存症の怖さのプロパガンダ?
にしても 、72歳の顔に ゲッ。考えてみると、我らGI&BAも、ヘロインも酒も飲まず、ただ年月を重ねてきただけなのに、かっての若き日が信じられないぐらい互いに老けたよねー。 老いるって 汚くて恐ろしい変化をもたらすのね。さみしいね。二人同時の衰えぶりで良かったね。
ギターの神様、エリック・プラクトンは、指先の綺麗な人で、指が何度も出てきましたが、中指と薬指に金の指輪が・・・。
(先日お会いした股関節仲間のAさんも、同じように二つの指に金の指輪をはめてたね、お洒落でゴージャスに見えたけど、あんまりはめてる人見かけないね・・・。彼女は、腰痛って言ってたけど、困ったねしか言えなくて、少し腰をマッサージしたね)
K様、沢山のハワイ土産・ありがとう! まだ秋? みんな飾ってあげるね