Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

売り損ね

2006-05-07 23:47:53 | Drive
先週末、本店からのVisitorに付き合い、浅草、銀座を回った。そのとき時間つぶしのつもりで入った日産のショールームで2人衝撃を受けた。

「えっ、この車がこんなに安いの??」

今テレビでもCMを流しているシルフィーという車。見た目、居住性、内装、機能、高級車と言われるドイツ車にほとんど引けを取らない。それが規格サイズいっぱいに作ってあるので5ナンバー。その値段がなんと200万ちょっと。週末しか乗らないし、車は走ればいいという考えでいたけど、これなら買ってもいいかなと正直思った。それくらい値打ちだと思ったのだ。

今日は近所の日産のディーラーに車検のために預けに行ってきた。平成5年式の初代プリメーラ。8年前に中古で60万で買った車。最初のうちはことあるごとにそろそろ新車はいかがですかと提案もされたが、こちらは次はベンツにという夢がある。車検・点検も最低限の項目しか選ばずにずっと断り続けていたので、最近は声を掛けられることもなかった。

店のカウンターで整備担当が、気になるところなどを聞き取り。この人は実際に手を染める整備士ではなく、いわば技術担当営業。今回はいろいろオプションも頼んでいるのに、お茶すら出さない。ひととおり話をつけて「じゃぁお願いします」、「ところで、シルフィー見せてよ」と言うと、「そこにあるのがそうです。(勝手に)どうぞ」とばかりにほったらかしにされた。トランクも見せてというとやっとこっちに来て、切ってあるバッテリーをつないで開けてくれた。価格はネゴシアブルなのかと尋ねると、彼は営業担当ではないのもあってか判然としない。こちらはショールームで見てかなり強い興味を持ってるのに...。

ここに試乗車があるのはWebで事前に調べてある。痺れを切らして「この車試乗できるの?」と尋ねると、やっと営業担当が飛んできた。車を回している間に店長が出てきて挨拶してくれた。この店には言いたいことがいろいろあるので、店長と目通しができたのはいい。そしてこれ試乗プレゼントですからどうぞと組み立てラジコンカーを子供にくれた。

さて、乗らせてもらって驚いたのは、何よりも静かなこと。エンジンがかかっているのかどうかわからないくらい。アクセルのレスポンスもプリメーラに比べてそれほどの違和感はない。ただ渋滞している近所を一周しただけなので足回りの強さや、高速での安定性などはわからない。「足回りはどうなんですか?」と訊くと、「いやぁ、まだ私もちゃんと乗っていないので何とも言えない」とのこと。「あっそう...」。

店に戻ってテーブルに案内されると思いきや、立ち話。値段や装備の話を立って話す。ショールームで見たモデルは207,8万円だったんだけど、あれは電動シートだったよと言っても、カタログに載ってないのでどのモデルなんだろうと首をかしげるばかり。アシスタントの女の子にすぐに銀座に電話させたらいいのに、なんなんだろう。そんなやり取りをして、いい加減子供が飽きてきて帰ろうよと言い出す頃に、「お時間よろしかったら詳しくご説明しましょうか」だって。聞いてはみたかったけど、時間が遅いし子供が持たないと思い、またにするよと店を出た。

道すがら、ほんと売る気あるの?? って笑っちゃいました。俺今日車検で来たんだけど...。立ち話しながら現金で買ったらどうなるのとか、振りを入れてるのにさ。だいたい車検のときって最大の買い替えのチャンスなんじゃないの?

向こうは担当営業制をとっているらしく、たまたま僕の担当(といっても新車を買ったわけでもないので、今まで何をしてくれたわけでもない)が接客中だったこともあってか、代わりに説明してくれた担当者は彼に遠慮もあったようだ。

ただ、車検に来てる客が新車を試乗するという大チャンス。技術担当も含めて全店挙げてお客を盛り上げるべきじゃない??

こちらも大きな買い物するのはそうそ機会があるわけじゃないので、どうせなら気持ちよく、楽しく買いたい。帰り道Tさんの顔が浮かんだ。TさんやOが組んだらこの店、車ガンガン売れるんだろう。Tさんが真摯にお客をつかみ、Oが多少あこぎでも金持ち相手にフル装備の車を気持ちよくガンガン売る。面白いくらい出るだろうなぁ...。

あるいは僕のような変な客は、あの店の標準な客層からはトラッキングエラーなのかも知れない。20・80の法則からすれば、忘れ去るべき客なのかも知れない。いやきっとそうなんだろう。

まぁいいや。次回の車検のときまでにシルフィーの2年落ちを探そう。きっと6掛け、7掛けで買えるだろう。プリメーラもそれまで、あるいはその次の車検までも十分走るだろうし。ベンツはその先にしよう。



好み

2006-05-07 08:09:26 | Weblog

自分の好みの顔ってやっぱり存在する。ホームですれ違う人とか、なんでもないレストランの店員だったり、何の脈略もないひとたちに惹かれるというのは、単純に顔の好みなわけだ。自分はどうやら10人が7、8人きれいだというひとよりも、2-3人がいいというひとの方が好みだというのはわかっていたが、はっきりどんな顔ってのはよくわかっていなかった。しかし、最近思わぬところでその傾向がはっきりわかる出来事があった。

それは子供の入園式。小さな幼稚園なので先生を全員紹介してくれたのだが、その中の一人がまさにそうだったのだ。別に若いわけでもなければ、すごくキレイというわけでもない。まさに10人に聞いたら、3-4人が「そうかなぁ」「そうだねぇ」って言うくらい。自分でも可笑しくて仕方なかったが、確かに好みらしい、というか好みだった。

しかし、こんなところにそんな人がいても困る。別に何するわけじゃないけど、一般的にきれいな人ならともかく、そうでもない(失礼だな?!)人に好意的な態度を示したりすると、妻も不思議に思うだろう(笑)。じゃぁ言っちゃえばいいという話もあるけど、「あの先生きれいだね」と言って同意を得られる範囲ではない...。そういうのはホームですれ違う程度がありがたい。

だから...自分の好みはじっと胸にしまっておくことにしよう。