赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

米朝の関係改善と拉致問題解決を阻む朝日新聞 コラム(264)

2018-06-13 20:28:02 | 政治見解




コラム(264):
米朝の関係改善と拉致問題解決を阻む朝日新聞



当ブログ『current topics(319):【緊急速報】朝日新聞記事が拉致問題を阻む重大な問題に波及する』で、「これまで拉致問題の解決を阻んできたは朝日新聞です」とお伝えしましたが、今回の米朝首脳会談の報道を見てもその姿勢は変わっていません。

13日の朝日新聞デジタル版は『米朝あいまいすぎる合意 結局、北朝鮮の主張ほぼ丸のみ』と記載し、内容は、米朝会談そのものへの批判と揶揄ばかりの記事になっています。

また、12日夜のデジタル版では、安倍首相の会談評価の記者会見を受けながらも、「北朝鮮政策に携わってきた日本政府関係者からは『非核化が骨抜きになる』『ゼロ回答だ』と落胆する声が上がった」との捏造記事を掲載しています。首相の意見を受け入れない政府関係者とは一体だれを指しているのでしょうか?

これに対して、読売新聞(ONLINE)は「首相は会談後、首相公邸前で記者団に対し、『拉致問題については日本が北朝鮮と直接向き合い、解決していかなければならないと決意している』と述べ、金正恩朝鮮労働党委員長と直接対話での問題解決に意欲を示した」とあります。

産経ニュースでは「安倍晋三首相がトランプ氏と電話会談、拉致提起に謝意 政府高官『金正恩氏はよく聞いていた』」との見出しです。

こうして見ると、米朝間の関係改善や拉致問題の解決を阻止したい朝日新聞の意図が際立っているのがわかります。


朝日新聞報道について、業界の事情に詳しい識者からコメントを頂きました。



朝日新聞は拉致問題の解決を阻もうとしていますね。

日本にとっては拉致問題の進展につながる重要な会談でしたが、朝日新聞報道では、ネガティブな記事ばかりです。被害者家族の期待が膨らんでいるのに、「先が見通せない状況で落胆している」などわざわざ暗い表現をしています。被害者家族のお気持ちを逆なでしているような記事です。

アメリカや北朝鮮に対しても失礼です。これでは北朝鮮が名指しで朝日新聞社を批判するのは当然ですね。

朝日新聞社は、間違いなく先日の北朝鮮からの名指し批判に対する腹いせで記事を書いています。朝日新聞社は早くもこれからの日朝関係に水を差し、拉致問題の解決を妨害しようとしています。



また、朝日新聞社内に情報網を持つ事情通からは次のようなお話を頂きました。


朝日新聞社内では、北朝鮮側からの名指し批判をされて以来、記事編集方法の見直しをするどころか、むしろ首脳会談を行う北朝鮮やアメリカに対して敵意をむき出しにしています。

新聞社の幹部は「こうなったら首脳会談は失敗したと書いてやれ」と記者にはっぱをかける人もいます。また、別の幹部は「トランプと金正恩にノーベル平和賞なんか絶対に取らせるな」と口走っています。



なお、6月12日配信の『週刊朝日』には、「一方で、金委員長はこの1カ月、中国の習近平国家主席、韓国の文在寅大統領と立て続けに会い、ロシアの外相とも会っている。この動きについて、金委員長が『将来、外国への亡命も視野に入れた下準備もあるのでは』とうがった見方も一部には出てきている」との記事が掲載されています。

これなども、朝日新聞社がグループを挙げて首脳会談潰しに走っている証拠です。


朝日新聞社の個人的な恨みや妬みが、国際間の関係の悪化や多くの人々の不幸につながることは決して許されないことです。



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