赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

イタリアのEU離脱の可能性と英独仏の動向 current topics(355)

2019-02-08 09:16:14 | 政治見解




current topics(355):
イタリアのEU離脱の可能性と英独仏の動向


フランス外務省は7日、駐イタリア大使の召還を発表しました。フランスの内政に対するイタリアの度重なる干渉と容認できない挑発的言動が理由です。

イタリアのディマイオ副首相が、フランスの「黄色いベスト運動」の幹部と会合したということが直接的な原因です。

この間の事情について、現地の友人から以下のような情報が寄せられましたのでお伝えします。



フランスの駐イタリア大使の召還がありました。
これは日韓の関係によく似ています。

イタリアが国内世論を煽り、国内世論に迎合する形でフランスを攻撃するというパターンです。

イタリアの政権が膨大な赤字を抱え破たん寸前であることから矛先をフランスに向けているわけです。
日韓も同様の関係にあります。

これをきっかけにイタリアはEUを離脱することを視野に検討しています。
ドイツは当然フランスの側に立ちます。


EUそのものがさらに弱体化するので、世界経済の危機は中国だけでなくEUからも始まる可能性が出てきました。

イギリスのEU離脱は、このままでは合意なき離脱と言ってますが、
どのみち最終的にはEU側(ドイツとフランス)が何らかの妥協案を示すつもりでいます。




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