田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

もうヘロヘロです。3

2013年01月14日 | 田舎暮らし

年末から2週間も降り続いた雪は、その後、小康状態を保っていて、昨日、今日と小雪がちらつく程度です。

この間を利用して、屋根から落ちた大量の雪の片付けをしました。
昨日は、午前・午後合わせて3Hの作業でした。

お陰様で、ご覧のように、西側の排雪路もきれいになりました。

大半は、ベランダの前の排雪路を通って、東側の空き地へ運びました。そこは公道に面していて、玄関前の除雪の際、(管理事務所の除雪車が)公道へ運び出してくれるので助かります。

今朝は、身体のあちこちが痛くて大変ですが、雪かきもしばらくはお休みできそうですので、その内、回復するでしょう。


もうヘロヘロです。2

2013年01月13日 | 田舎暮らし

年末の30日から続いていた大雪は、昨日になって、ようやく小康状態となりました。

加えて、気温も少し上がったので、屋根に堆積した雪(1.2mくらい)が、昨夜には西側が、今朝未明には東側で轟音とともに落下し、家屋の周囲は雪で埋まりました。

一部は、家屋に沿って作られた排雪路にも落ち込んで、窓を圧迫しています。

このまま放置できないので、早速、排雪作業にかかりましたが、何せ、落下した雪の塊はとても大きく、また、量も多いので、午前中に1.5Hほど頑張りましたが、1/3くらいしかはかどりませんでした。

一方、東側の小屋根の上は、例によって雪が堆積したままで、次の降雪に備えるため屋根に上って下ろしたいのですが、まだ天窓がふさがっていて(屋根に出られないので)作業は、しばらく様子をみてからになりそうです。

それにしても、お雪さんのご接待は大変です。
もういい加減にしてと言いたいところです。


衣の下から~

2013年01月12日 | ドラミング

安部政権が誕生して半月あまり。
経済再生をめざすとして、総額20兆円の緊急経済対策を決める一方で、官邸に「教育再生会議」なるものを立ち上げるとのニュースが伝わった。

当面、「いじめ対策」、「教育委員会制度の見直し」や「大学入試・教育のあり方」などを検討するというが、問題は、選任されたメンバー(15人)だ。

あの「新しい歴史教科書を作る会」の会長だった右翼の大物、八木秀治氏(高崎経済大学教授)や、沖縄戦で軍が住民の集団自決を強要したとされる問題に異議を唱えて来た曽野綾子氏(評論家)や、全日本教職員連盟(日教組の対抗組織)委員長など、教育の右傾化を意図する人々中心の構成となっている。

当面、この夏の参議院選挙までは経済問題一本で行くと言いつつ、早速、上記のような会議を立ち上げ、教育の右傾化に手をつけるあたり、「衣の下から鎧」が見えると言われても仕方あるまい。

私たちの孫子の時代に、徴兵制の下、若者が「国防軍」にとられ、あの悲惨な戦争に狩り出されることのないよう、これらの動きから絶対目を放してはいけないと思う。


本命登場

2013年01月11日 | 音楽三昧

音にうるさいオーディオ愛好家の中で、LPにしろ、CDにしろ、極め付きの1枚というのがある。

例えば、音色が豊かで、ダイナミックレンジの広いオーケストレーションが楽しめるストラヴィンスキーの「春の祭典」とか、ベルリオーズの「幻想交響曲」などは格好の対象で、それぞれこれはという1枚を持っている。

そして、仲間同士が集まって、オーディオ談義に花をさかす際などに、それを披露して、己がシステムの優秀さをアピールしたりする。

小生もその例外ではないが、ことLPで言えば、「春の祭典」は、ゲオルグ・ショルテイ指揮・シカゴ交響楽団によるものが定番となっている。

一方、「幻想交響曲」は、アンセルメ・スイスロマンド管弦楽団による録音にとどめを刺すという人と、シャルル・ミンシュがパリ管弦楽団を指揮して録ったものがベストという人に分かれる。

小生は、アンセルメ盤は保持するも、ミンシュ盤は持って居なかったが、今般、偶然ネットでこれを発見し入手することができた。

早速、デジタル化してアンセルメのそれと比較・試聴してみたが、甲乙つけ難いように思った。

アンセルメのそれは、規模が雄大で音が柔らかく、やはり第1級の出来のように思うが、ミンシュ盤は、音数が多く、派手に響く点がオーデイオ的には聴き映えがする。

さてさて、どちらに軍配を上げるべきか、少々難問ではある。


もうヘロヘロです。

2013年01月09日 | 田舎暮らし

「今年は雪が多くて、夫婦ともヘロヘロです」という賀状をいただいた。

昨年、トルコ旅行でお知り合いになったご夫妻だが、豪雪地帯の深川市にお住まいなので、身につまされる思いで拝見しました。
(写真は、拙宅南側の別荘)

年末から降り出した雪が、かれこれ10日近くも降り続いています。
このため、毎日、朝夕2回の除雪、排雪で、小生らもヘロヘロです。

町中の観測所の記録は、降雪量4.9m、積雪1.5mですが、山麓に位置するこの別荘地ではもう少し多く、積雪は、2mくらいです。何せ、ガレージの屋根の雪下ろしも、この2・3日は、雪を周囲に「はね上げる」感じになっています。

さてさて、この雪いつまで続くのでしょうか。


新着ドーナツ!~小菅憂「ベートーヴェン、ピアノソナタ集I」

2013年01月08日 | 音楽三昧

ヨーロッパを中心に活躍する国際派ピアニスト。
小菅優さんのベートヴェンピアノソナタ全曲演奏と収録が続いている。

2010年10月から8回のリサイタルで全32曲を演奏するが、ここで収録されたディスクは5巻にわけて発売されるという。

これは、その第1巻「出発」で、第1~3番と第16~18番の6曲が収録 されている。いずれも彼女の持ち味(ダイナミックで重厚なタッチのピアニズム)が十分発揮されたすばらしいディスクに仕上がっている。

小菅さんは、この全集に寄せて~

"ベートーヴェンと親しめなかった人たち、またベートーヴェンの名曲しか知らなかった人たちに、もっと彼の音楽をわかってもらいたい。特に、若い人たちを対象にしたプロジェクトにしたい"

と語っています。ご一聴をお勧めします。
SICC-110116-7 2枚組み 3,990.-

●演奏会のご案内
 小菅 優 ベートーヴェン・ピアノソナタ全曲演奏シリーズ第5回

 日時:2013年3月8日(金)19:00~
 場所:東京紀尾井ホール TEL:03-3237-0061
 プロ:ピアノソナタ第19~20番、第7番、第12番、第26番「告別」
 料金:5,000.-


小さな巨人

2013年01月07日 | 音楽三昧

拙宅のオーデイオに新顔が登場した。
米国製のDAC付きヘッドフォンアンプだ。

写真ではわかりにくいが、サイズは22W x 4H x 21Dcmと小さい。
一見おもちゃのようだが、プロの音響技術者が机の上に置いて、録音や編集作業を行うには、これが許容サイズなのだろう。

そうした目的のため、こじんまりしたサイズながら、種々の機能を満載しつつ音質にはうるさい仕上がりになっている。

特に、「歯に衣着せぬ」音調が持ち味で、もう少し妥協しても良いのではと思うほど、解像度の高い、メリハリの利いた音は、やはりプロ仕様を思わせる。

一方、こんな小さな筐体の割りに、デジタル信号をアナログに変換するDACという機能を始め、ヘッドフォン用のアンプとアナログ信号のコントロール機能を合わせ持つからすごい。

つまり、これ1台にデジタル機器とアナログ機器を接続して、ヘッドフォンで音調を確認しながら、別のアンプを通してスピーカーを鳴らすことができる。

使い始めていくらも時間が経っていないので、まだ、少々、音が硬い印象があるが、その解像力の高さ、音質の良さは抜群だ。2~3週間もすれば、拙宅のシステムにすっかり馴染むに相違ない。


中国革命~小田実著「河2」

2013年01月06日 | 読書三昧

師走から正月と、2年越しでようやく読み終えた。
昨秋読んだ第1巻の続編で、2段組み640頁の大冊。「すばる」2001年11月号~2004年7月号連載。



物語~朝鮮人の父と日本人の母との間に生まれた重夫少年は、父の消息を追いつつ、母とともに上海で暮らしていたが、叔父(母の長兄)を頼って広州に移り住む。当時(1926年)の広州は、孫文が創生した国民党の本拠地であり、革命の機運に満ちていた。そして、同年7月、総司令官に蒋介石を抱く国民革命軍が北伐を開始する・・・

重夫は、香港の英国人校で学ぶことになるのだが、それは「頼りにならない味方より、立派な敵の方がよい。立派な敵には学ぶものがあるが、頼りにならない味方には何も学びとるものがない」という叔父の方針によるものであった。

そして今、「北伐」という中国革命に参加している父に会うために、国民党政権の役人やロシア軍事顧問団などの一団に紛れて、革命政府のある武漢へと旅立つ。

この間、ユダヤ/中国混血の学友、朝鮮政府役人の娘や軍事顧問団で働くロシア女性などとの交流を通じて、逞しく理知的に成長して行く。今後(第3巻)の展開が楽しみである。


雪、雪~

2013年01月05日 | 田舎暮らし

当地は、雪が降り続いています。
一昨日も昨日も、たくさん降りました。

特に、今朝目覚めると、ベランダは30cm以上降り積もった雪で埋まっていました。やむなく(実は、嬉々として)、雪かきに精を出しました。

ただ、フワフワした乾いた雪でしたので、雪かきも排雪もそう手間はかかりませんでした。

今日の予報は、終日「曇り」だったのですが、午前中一杯、かなりの降雪がありました。この分ですと、夕方までにはかなり積もりそうですから、また、ひと働きしなければなりません。

この雪かきのおかげで、終日、屋内にこもってばかりは居られず、それが適度の運動になって、食事も美味しくいただけるので仕方ないかと、半ばうんざりしながら雪空をながめています。


プロメテウスの罠

2013年01月04日 | ドラミング

昨日の新聞(朝日)を開いて目を見張った。
何と、一面に「プロメテウスの罠」が載っている。

このシリーズは、原発事故を種々の角度から扱った好評のドキュメンタリーで、定位置は3頁目の左端だ。(写真は、連載書籍の2巻目)

それがトップ記事になり目を引くが、その内容には、心底驚いた。

曰く、米国は、あの原発事故から3日目の3月14日に、軍トップのマレン統合参謀本部議長が駐米大使の藤崎氏を呼んで、「原発事故に対する日本政府の対応は生ぬるい」と強い調子で警告を発していたと言うのだ。

「米軍は、4号機が危ないと考えている。自衛隊など、あらゆる手段を使って冷却すべきだ」と指摘した。つまり、4号機の核燃料プールには、1~3号機に比べて圧倒的に多い1,535体の核燃料が入っている。これがメルトダウンすれば、膨大な放射能が飛散し、日本全土に影響が及ぶと指摘。

上記から、4号機が爆発した15日には、横須賀の米軍基地から婦女子を退避させた(どこかは明示されいないが)という。

その後、米国政府は日本国内に居住する米国人に対し、80km圏外へ退避するよう勧告したが、F1から300kmも離れた横須賀において、同様の処置が実施されていたというから驚く。

これは、原潜を含む米軍艦船を、最も被爆線量が少なくなるよう風向きを考慮しながら移動させていたという報道からもうなづける。

上記のように、米軍は、日本国内のあらゆる施設について必要な情報を持ち、緊急時の対策がなされていたようだ。この点、国内を大雑把に把握して治世にあたる日本政府より、よほどしっかりしていたと言ってよい。

この「日本への不信」と副題のついたシリーズ、目が離せない。


幸せのひととき

2013年01月03日 | 音楽三昧

昨日、件の「ブラームスコレクション」の内、ピアノコンチェルトを録音しました。

ブレンデルがアムステルダムコンセルトヘボウと共演した2枚組のアルバムなのですが、演奏も録音も秀悦で、盤面ノイズも少なかったので、とても良い音源ができました。

これ(デジタルファイル)は、昨夜の内にNAS(音楽サーバー)に転送しておいたので、朝食後、早速聴きはじめました。

コンチェルトの1番は、ブラームス25歳の頃の作品で、当時はあまり評価が高くなかったといいます。従って、2番のそれに取り掛かるまで、20年もの時を必要としました。

その頃(47歳)になると、交響曲第1番の成功もあって、彼は押しも押されぬ大作曲家になっていましたから、作曲態度もどこか悠然としています。曲想も大きく、隅々にまで気配りのきいた名曲となりました。

上記の二つのコンチェルトは、都合、7つの楽章から成っていますが、これもネットワーックオーデイオの優れた点で、これらをひとつのアルバムに編集し直したので、切れ目なく演奏することができます。

良い音楽とともに優れた著作(今は、小田実の「河2」を読んでいるのですが)と過ごすのは、小生にとってこの上ない幸せのひとときです。


出来すぎた話

2013年01月02日 | 田舎暮らし

正月早々、変な夢を見た。
ガレージに「マムシ」が住み着いたというので見に行くと、先住民の青大将の姿が見えない。

さてはマムシに食われてしまったのか、とオロオロするところで目が覚めた。

これは昨夜、家内が、「今年は巳年ね」などと言い出し、そう言えば、昨夏は、ガレージに青大将が住み着いたね、間違えて早く来すぎたのかな、などと話していたためらしい。

それにしても、少々、出来すぎた話ではある。

ところで別の話だが、人間、変わろうとしても簡単ではないことに気が付いた。

と言うのも、昨日、いただいた賀状を拝見していて、その人にはその人なりの賀状のパターンがあって、何年経ってもその形から抜け出せぬものらしい。

例えば、松竹梅を基調にした賀状は、毎年、同じようなデザインになっている。

勿論、拙宅も例外でなく、ここ10年ほど、「ニセコの写真に一言」というパターンから抜け出せずにいる。

ただ救いは、このブログのURLを併記してあるから、アクセスしていただけば、拙宅の暮らしをつぶさにご覧いただくことはできる。

巳年の今年、少しは身をくねらせて変身してみてはどうだろうか。


謹賀新年

2013年01月01日 | 田舎暮らし

今年もあれこれ書き連ねて行きたいと思っています。
お付き合い下さい。

さて、新聞(朝日)記者が自ら挑戦した節電の記が、暮れの28日に掲載された。

記者が福島に赴任中、原発事故に遭遇したことから、自ら徹底的に節電してみようと思い立ち、本年7月以降の経過をまとめたもの。

先ずやったのは、契約アンペア数を40から5アンペアに変更したこと。
この結果、500ワットを超える家電は使用できなくなったかわりに、月1,000円の基本料金がなくなった。従量料金も、月8KWhなら200円くらいで済む計算。

真夏は、室温30度にも達する中、扇風機ひとつで何とか乗り切った。10月になると室温が25℃まで下がり、扇風機は必要なくなった。9月分の電気代は、60KWhで1,241円だったが、10月は、40KWhの854円になったという。

加えて、夜中は冷蔵庫をoffにし、また、外出時は、ブレーカーを落とすようにした結果、11月分の請求は、11KWhで285円まで下がった。

この間、テレビは見ず、必要により携帯のワンセグで済ませ、照明も自分の居場所だけにするなどした結果、12月分は、5KWh 226円の請求にとどまったというから恐ろしい。

勿論、ここまでやれたのは、独り暮らしということもあるが、工夫や発見のある暮らしは楽しいし、結果が数字で示されるので励みになると綴っている。

冬場は、月1,300KWhも消費(浪費)している拙宅などには、真に耳の痛い話である。さて、あなたならどうする?