ニセコは今、一年で最も輝く時期を迎えています。
濃い緑を纏った木々と可憐に咲く草花、春ゼミの合唱に加え、山ウド、タケノコ、ワラビなどの山菜が彩りを添えます。
山菜と言えば、お浸しに飽きたので、少し濃い目の味付けで何か作ってよと言ったら、ワラビをさつま揚げと煮込んでくれました。これがなかなかの出来で、とても美味しかったです。
また、タケノコとワラビを細かく刻んで油揚げと煮込んだ具を、焚きたてのご飯に混ぜた「山菜混ぜご飯」も美味しかったです。
ところで、この春の椎茸の目覚めはつつましいものでした。対象となるほだ木が30本ほどあるのに、芽を出したのは、5~6ヶにとどまりました。
それでもこの写真のように、直径8cmもある肉厚の椎茸は、やはり自家製でなければお目にかかれません。早速、バター焼きにして食べましたが絶品でした。
これらは、厳しい冬を乗り切ったからこそ味わえるこの時期だけの贅沢です。