田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

ルノワール+ルノワール展

2008年04月03日 | ギャラリー

今日のニセコはうす曇の天気です。
一昨日来の風もおさまり、暖かな日和を楽しめそうです。

3月28日、渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで、「ルノワール+ルノ
ワール展」を見ました。

今回の美術展は、印象派の名高い画家であるピエール・ルノワール
(1841-1919)と、その子息(次男)で映画監督のジャン・ルノワール(1894
-1979)が、それぞれ影響を受けながら、周囲の人々をどのようにとらえよ
うとしたかをテーマとしていました。

従って、父ピエールの絵画の隣に設置されたスクリーンに、子息のジャン
が制作した映画のワンカットが投射されるという一風変わった展示がなさ
れていました。

ただ、印象派の絵画にしても、フランス映画にしても素人の小生らにと
っては、やはり著名な父ピエールの絵画の方になじみがあり、その大半
ははじめて見る絵でもあったので、大変興味深く、また感動を新たにしま
した。

特に、1913年制作の「若い女」(下の写真)や、1894年制作の「帽子をか
ぶる若い女」などは、ルノアール独特のやわらかいタッチの描写と色彩
で、しばし見とれてしまいました。

また、有名な「テアトル・デ・ヴァリエテのボックス席」や、「田舎の
ダンス」なども大変よかったです。写真は、公式ガイドから借用し
ました。

それにしても、閲覧後、Bunkamura 「ロビーラウンジ」で飲んだコ
ーヒーはとてもおいしかったです。田舎にはない味で、勧めに応じ
てお代わりをしてしまいました。ケーキセット987円。この美術展の
特別メニューもあります。