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田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

ブルックナー第4番「ロマンティック」

2013年02月11日 | 音楽三昧

昨日、ブルックナーの曲がいくつもあるのに、聴いていないのは困ったものだと記しました。

そこで、(少々)心を入れ替えて、最も有名な交響曲第4番「ロマンティック」を聴いてみました。演奏は、カラヤン・ベルリンフィルです。

この曲も、先に聴いた第8番同様、金管中心の豊麗な音の洪水ですが、第2楽章には、何度か聴いたことのあるメロディーも登場して、それだけこの曲はポピュラーなのかなと思った次第です。演奏時間は約70分。

ただ、ブルックナーの交響曲は、ベ-トーヴェンやモーツアルトのように、ある種の思想や気分を歌ったものではないようです。高名な音楽評論家、宇野功芳氏によると、それは、

「自然の美しさであり、透明な厳しさであり、寂寥感であり、さらに進んで大宇宙の鳴動である。(このように)神によって創造された悠久の自然に対し、有限のわれわれはあまりに小さい存在でしかないが、その孤独感もやがて神に対する深い帰依と祈りの中に吸収されてゆく。」

というのだが、果たしてこの境地に達することができるか、せいぜい精出して聴いていきたいと思っています。


初体験

2013年02月10日 | 音楽三昧

かれこれ60年近くもクラシック音楽を聴き続けているのだが、未だ手付かずの領域がある。

例えば、ワーグナーの楽劇やブルックナーの交響曲集、バッハの宗教曲などだが、そこはまるで魔物の住処のような印象があって、なかなか踏み込めない。

食わず嫌いの気もあるのだが、総じて言えることは、それらが長大で且つ、難解なことだ。楽劇「ニーベルングの指環」などは、続けて聴いても15時間かかるという。内容も「神話」の世界で馴染みがない。

それがどうしたことか、昨夜、ブルックナーの交響曲第8番を聴いた。しかも、LPレコードでだ。

このレコードは、ヴァントがケルン放送交響楽団を指揮して1979年に録音したもので、当時「ドイツ・レコード賞」を獲得した名盤である。演奏時間は、82分。

何やら始終、管楽器が朗々と鳴り響く音の洪水のような印象だったが、演奏が良いせいだろう、違和感なく聴き通すことができた。

これを機会に、食わず嫌いを改め、せいぜいブルックナーからでも始めようかという気になった。

蛇足:先ほど拙宅の音楽図書館(NAS)を覗いてみたら、ブルックナーの交響曲は、3番と7番に加え、9番が2曲、4番の「ロマンティック」に至っては6曲も収容されていることがわかった。過去、これらの曲を一度も聴いていないのだから困ったものだ。


My Favorite Doughnuts!~田部京子・カルミナの「鱒」

2013年02月06日 | 音楽三昧

日頃は、iPad片手にジュークボックスを聴いているのですが、昨日は久しぶりに、お皿(CD)を回しながらシューベルトを聴きました。

釣り人に騙されて釣りあげられてしまう「鱒」の悲愁を歌った同名の歌曲を第4楽章に取り入れた名曲です。

この曲は、通常のピアノ五重奏の編成(ピアノ1台と弦楽四重奏)とは異なり、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロおよびコントラバスという編成になっています。

このドーナツは、田部京子のピアノにカルミナ四重奏団の組み合わせですが、コントラバスは、ペトル・イウガという人が担当しています。

カップリングはシューマンの五重奏曲で、これはピアノに弦楽四重奏が加わった通常の楽器構成です。知名度は「鱒」にかないませんが、憂いに満ちた魅力的な曲です。

08年1月、スイス・チューリッヒでのスタジオ録音で、演奏、録音ともに優れた一枚です。

それにしても、このパッケージのデザインはいただけません。どこもかしこも釣り針(毛ばり)のイラストだらけです。


神童キーシン

2013年01月20日 | 音楽三昧

昨日の続きですが、これも最近入手したレコードです。



神童キーシンが第8回チャイコフスキー国際コンクールのオープニングコンサートに登場して世間を驚かせたのは1986年、彼が15歳の時でした。

このレコードは、その前年、モスクワで開催されたリサイタルのライブ録音で、ショパンの「マズルカ集」や、シューマンの「献呈」などが収められています。

現在の彼は、働き盛りの40代。
その凄みのある演奏で聴衆を魅了し続けていますが、このように、ジャケットを通して少年時代のキーシンに接することがきるのは、とても興味深いことです。


夢見る世界へ

2013年01月19日 | 音楽三昧

最近、古いLPの録音に凝っているのだが、ジャケットの持つ魅力にも強くひかれている。

これは、LPやCDをデジタルファイル化してサーバーに格納し、ジュークボックスのように聴こうとしていることと矛盾するのだが、パッケージメディアとしての「元祖」レコードジャケットの持つ意味は極めて大きいと思う。

これは、旧ソ連の指揮者キリル・コンドラシンが、オランダのコンセルトヘボウを指揮して1979年に録音したリムスキー・コルサコフの「シェーラザード」なのだが、何とも魅力的なジャケットだ。

当時、レコード店でこれを手に取った人々は、収録された音楽はともかく、このデザインに魅了され、少なからず(大枚2,500円を払って)買い求めたに相違ない。

勿論、ジャケットの持つ魅力は、表のデザインだけでなく裏面に記された曲や演奏者の解説にもある。特に、クラシック音楽の場合、その曲の生まれた経緯や、作曲者とその時代背景などについて、より深く知ることがとても大事だ。

やはり、ミュージックボックスではなく、ジャケット片手にレコードをクルクル回しながら夢見る世界に遊ぶべきでは、と思うのだが。


本命登場

2013年01月11日 | 音楽三昧

音にうるさいオーディオ愛好家の中で、LPにしろ、CDにしろ、極め付きの1枚というのがある。

例えば、音色が豊かで、ダイナミックレンジの広いオーケストレーションが楽しめるストラヴィンスキーの「春の祭典」とか、ベルリオーズの「幻想交響曲」などは格好の対象で、それぞれこれはという1枚を持っている。

そして、仲間同士が集まって、オーディオ談義に花をさかす際などに、それを披露して、己がシステムの優秀さをアピールしたりする。

小生もその例外ではないが、ことLPで言えば、「春の祭典」は、ゲオルグ・ショルテイ指揮・シカゴ交響楽団によるものが定番となっている。

一方、「幻想交響曲」は、アンセルメ・スイスロマンド管弦楽団による録音にとどめを刺すという人と、シャルル・ミンシュがパリ管弦楽団を指揮して録ったものがベストという人に分かれる。

小生は、アンセルメ盤は保持するも、ミンシュ盤は持って居なかったが、今般、偶然ネットでこれを発見し入手することができた。

早速、デジタル化してアンセルメのそれと比較・試聴してみたが、甲乙つけ難いように思った。

アンセルメのそれは、規模が雄大で音が柔らかく、やはり第1級の出来のように思うが、ミンシュ盤は、音数が多く、派手に響く点がオーデイオ的には聴き映えがする。

さてさて、どちらに軍配を上げるべきか、少々難問ではある。


新着ドーナツ!~小菅憂「ベートーヴェン、ピアノソナタ集I」

2013年01月08日 | 音楽三昧

ヨーロッパを中心に活躍する国際派ピアニスト。
小菅優さんのベートヴェンピアノソナタ全曲演奏と収録が続いている。

2010年10月から8回のリサイタルで全32曲を演奏するが、ここで収録されたディスクは5巻にわけて発売されるという。

これは、その第1巻「出発」で、第1~3番と第16~18番の6曲が収録 されている。いずれも彼女の持ち味(ダイナミックで重厚なタッチのピアニズム)が十分発揮されたすばらしいディスクに仕上がっている。

小菅さんは、この全集に寄せて~

"ベートーヴェンと親しめなかった人たち、またベートーヴェンの名曲しか知らなかった人たちに、もっと彼の音楽をわかってもらいたい。特に、若い人たちを対象にしたプロジェクトにしたい"

と語っています。ご一聴をお勧めします。
SICC-110116-7 2枚組み 3,990.-

●演奏会のご案内
 小菅 優 ベートーヴェン・ピアノソナタ全曲演奏シリーズ第5回

 日時:2013年3月8日(金)19:00~
 場所:東京紀尾井ホール TEL:03-3237-0061
 プロ:ピアノソナタ第19~20番、第7番、第12番、第26番「告別」
 料金:5,000.-


小さな巨人

2013年01月07日 | 音楽三昧

拙宅のオーデイオに新顔が登場した。
米国製のDAC付きヘッドフォンアンプだ。

写真ではわかりにくいが、サイズは22W x 4H x 21Dcmと小さい。
一見おもちゃのようだが、プロの音響技術者が机の上に置いて、録音や編集作業を行うには、これが許容サイズなのだろう。

そうした目的のため、こじんまりしたサイズながら、種々の機能を満載しつつ音質にはうるさい仕上がりになっている。

特に、「歯に衣着せぬ」音調が持ち味で、もう少し妥協しても良いのではと思うほど、解像度の高い、メリハリの利いた音は、やはりプロ仕様を思わせる。

一方、こんな小さな筐体の割りに、デジタル信号をアナログに変換するDACという機能を始め、ヘッドフォン用のアンプとアナログ信号のコントロール機能を合わせ持つからすごい。

つまり、これ1台にデジタル機器とアナログ機器を接続して、ヘッドフォンで音調を確認しながら、別のアンプを通してスピーカーを鳴らすことができる。

使い始めていくらも時間が経っていないので、まだ、少々、音が硬い印象があるが、その解像力の高さ、音質の良さは抜群だ。2~3週間もすれば、拙宅のシステムにすっかり馴染むに相違ない。


幸せのひととき

2013年01月03日 | 音楽三昧

昨日、件の「ブラームスコレクション」の内、ピアノコンチェルトを録音しました。

ブレンデルがアムステルダムコンセルトヘボウと共演した2枚組のアルバムなのですが、演奏も録音も秀悦で、盤面ノイズも少なかったので、とても良い音源ができました。

これ(デジタルファイル)は、昨夜の内にNAS(音楽サーバー)に転送しておいたので、朝食後、早速聴きはじめました。

コンチェルトの1番は、ブラームス25歳の頃の作品で、当時はあまり評価が高くなかったといいます。従って、2番のそれに取り掛かるまで、20年もの時を必要としました。

その頃(47歳)になると、交響曲第1番の成功もあって、彼は押しも押されぬ大作曲家になっていましたから、作曲態度もどこか悠然としています。曲想も大きく、隅々にまで気配りのきいた名曲となりました。

上記の二つのコンチェルトは、都合、7つの楽章から成っていますが、これもネットワーックオーデイオの優れた点で、これらをひとつのアルバムに編集し直したので、切れ目なく演奏することができます。

良い音楽とともに優れた著作(今は、小田実の「河2」を読んでいるのですが)と過ごすのは、小生にとってこの上ない幸せのひとときです。


大掃除

2012年12月31日 | 音楽三昧

大晦日にちなんだ話題をひとつ。
同じ大掃除でも、これはレコード盤のお話。

過日、オークションで入手した「ブラームスコレクション」ですが、盤質は概ね、良好なのですが、やはり一度、清掃しないとトレースできないので、このところ、セッセとレコードの掃除をしています。

世の中よくしたもので、今ではマイナーな存在であるはずのレコードでも、ちゃんと、お掃除グッズが用意されているのです。

写真手前の2本のボトルがそれで、これにお掃除用の洗剤と仕上げ剤が入っています。確か2本で4,000円ほどだったので、食器洗いなどに比べれば、ベラボーな値段です。

次に、お掃除の手順ですが、レコードを袋から出したら、盤面をよく観察して、ひどく汚れている箇所がないか確かめます。ある場合は、そこを重点にします。

ついで、専用のペーパー(これもグッズのひとつ)に「汚れ落し剤」をつけて、音の溝に沿い盤面を満遍なく清掃します。

引き続き、別のペーパーに、今度は「仕上げ剤」を染込ませて、盤面に軽く塗布します。両面ともこれを繰り返し、2分ほど乾燥させれば完了です。

この大掃除も、レコード1~2枚なら何となく終わりますが、兎に角、このコレクション、全部で31枚ありますから、年末の大掃除並みに大変です。


コンサート2012

2012年12月26日 | 音楽三昧

今年も出来るだけ生の演奏を聴くべく、これはと思うコンサートに行ったつもりでしたが、結果的には4回のみの不作の一年でした。

良いコンサートがなかったのか、努力不足か難しいところです。

・辻井伸行ツアー2011/12(01/18)
盲目の天才ピアニスト辻井君のリサイタル。
前評判の割には、演奏がひとりよがりで十分楽しむことができませんでした。
クライバーン国際ピアノコンクールの優勝などもあり、人気が実力以上に先行しているようです。

イシュトヴァーン・ラントシュ ピアノリサイタル(02/28)
ベートーヴェンとブラームスのソナタ中心のプログラム。
氏は、ハンガリーのご出身でリスト音楽院(ブタペスト)の現役教授です。演奏は、音楽教育に携わる人にふさわしく、正確無比、緻密極まりないもので、安心して聴くことができました。

・バーデン市劇場のプッチーニ歌劇「トスカ」(10/10)
この劇場は、ウイーンの南25kmに位置するバーデン市に本拠をおいています。日本公演は、96年以来300回にもなるといいます。ただ、
kitaraは歌劇の上演には狭すぎるし、カーテンがなく舞台回しの際のドタバタが丸見えで興味半減でした。

名曲6連発(12/6・7)
読売日響創立50周年記念コンサート。
「三大協奏曲」と「三大交響曲」を2夜連続で演奏するという豪華版で、とても楽しめました。やはり、良い曲と良い演奏が聴衆を感動させるのだと納得した次第です。写真は、kitara HPから借用しました。


手間暇かけて

2012年12月13日 | 音楽三昧

昨日は、先日購入したブラームスのLP31枚の中から、交響曲集(4曲)を選び、半日かけて録音した。

つまり、LPの音楽情報をデジタル化してファイルに書き込み、それらをアルバムに再編集してサーバー(NAS)に取り込むのだ。

作業手順は、概ね、次のようになる。

 1. LPレコードを演奏してその出力をDSD録音する。
 2. 録音した音源(約3GB)をPCに転送する。
 3. 音源を4つの楽章(ファイル)に分割する。
 4. DSD形式のファイルを編集可能なWAV形式に変換する。
 5. 1曲当たり4ヶのファイルを編集ソフトに読み込ませる。
 6. 各ファイル毎に、フェードイン/アウトの処理を行う。
 7. ノイズリダクション処理を行う。
 8. WAV形式のファイルをFLAC形式に変換(圧縮)する。
 9. タグ(荷札)ソフトで各ファイルに演奏者等の情報を書き込む。
10. 4つのファイルを束ねて(アルバムに)編集する。
11. アルバムをサーバー(NAS)に収容する。

とマァ、大変な手間暇を必要とするのだが、こうして制作されたアルバムは、以後iPadでNASから呼び出して演奏することできるようになる。

また、編集の過程でノイズリダクションを行っているから、LP特有のシーパチノイズを気にせず、音楽を楽しむことができる。

上図は、ノイズリダクションの設定画面なのだが、これをあまり効かせすぎると楽音を削ってしまうから、ほどほどにするのが肝心だ。そのさじ加減は、経験を積まないとダメらしい。


ビバ! ベートーヴェン

2012年12月11日 | 音楽三昧

ニセコは、雪が降り続いています。
12月半ばだというのに、積雪はすでに1mを超えています。
さてさて、この大雪、いつまで続くのでしょうか。


札幌Kitaraの三大名曲コンサート2日目。

7日、三大交響曲の夕べ

 指揮 下野竜也
 演奏 読売日本交響楽団
 曲目
  ドヴォルザーク 交響曲第9番 ホ短調 作品95 「新世界から」
  シューベルト 交響曲第7番 ロ短調 D.759 「未完成」
  ベートーヴェン 交響曲第7番 ハ短調 作品67 「運命」

古今東西の名曲を一夜にして聴くには相当の覚悟が必要とは思っていましたが、これは想像以上で大変疲れました。

つまり、大編成のオーケストラが奏でる大音響にさらされ続けただけでなく、名曲の持つ説得力に打ちのめされた思いです。

その意味で、やはりベートーヴェンの「運命」はすごかった。
「人生、山あり谷ありでしょ。でも、負けちゃだめよ」と、楽聖ベート-ヴェン大先生に説教された思いでした。

満員の聴衆は、演奏終了後も会場を去りがたく拍手を続けていましたが、アンコール曲の演奏はなく、心地よい余韻にひたりながら帰路につきました。


名曲6連発

2012年12月09日 | 音楽三昧

6日と7日の両日、札幌Kitaraで読売日響による三大協奏曲、三大交響曲の夕べが催された。

一夜のコンサートで大曲が3曲も演奏されるなど滅多にないのだが、それを2日続けたのだから、指揮者も楽団員も、相当の重労働だったに違いない。

小生ら聴衆も、100名近いオーケストラが発する大音響を浴び続けたわけで、好きな音楽とは言え相当堪えた。しかも、プログラムの最後がベートーヴェンの「運命」だったから尚更である。

6日、三大協奏曲の夕べ

 指揮 下野竜也
 演奏 読売日本交響楽団
 ソリスト
  成田達輝 ヴァイオリン
  宮田 大 チェロ
  辻井伸行 ピアノ

 曲目
  メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
  ドヴォルザーク チェロ協奏曲 ホ短調 作品104
  チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23

成田達輝は20歳。目下売り出し中の新鋭だが、札幌出身ということもあり、そのフレッシュな演奏とあわせ喝采を浴びた。

宮田 大は26歳。09年のロストロボ-ヴィッチ国際チェロコンクールで優勝し、テレビなどでもおなじみのソリスト。技術力に裏付けされた骨格のしっかりした演奏で、聴衆を魅了した。

辻井伸行も26歳。盲目の天才ピアニスト。09年、米国のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝し、一躍、時の人となった。ダイナミックな演奏が身上で、今回もすばらしい演奏を披露し、会場を沸かせた。

いずれも、新進気鋭の若いソリストで、老舗オーケストラとの競演が相乗効果を発揮したようで、満員の聴衆とあわせ熱気に満ちたすばらしいコンサートであった。写真は、KitaraのHPから借用しました。


また、やってしまった

2012年12月06日 | 音楽三昧

昨日、オーデイオ店から購入したレコードが届いた。
中古のLPだが、都合31枚。オール「ブラームス」だ。

レコードは場所を取るし、手持ちのものもデジタル化して処分したいと思っていながら、これはというモノを見つけるとすぐ欲しくなるから困ったものだ。

今回は、中古の機材を専門に買取・販売するオーデイオ店が、マニヤから引き取ったもので、31枚すべて「ブラームス」というのも、いかにもマニアらしく気に入った。

何枚か拾い聴きしてみたが、盤面が良く雑音も少ないので、これは良い買い物をしたと悦に入っている。総額7,250円也。