高雄橋に戻ってきました。橋から眺めた清滝川の水面の表情は、時として日本画の雅趣を思い起こさせます。(写真⑤)さあ、この橋を渡れば『神護寺』とお別れです。
この日一番のお目当てにも満足させてもらいましたが、時間にも余裕があります。もう少し先に足をのばそうと思います。
今日もまた、たくさんの方が訪ね歓声を上げたことでしょう。散りはじめる紅葉の舞も、さぞかし見事な光景ではないでしょうか。
天上の錦織―『高雄山神護寺』 幕
★休憩をはさんで、紅葉特集●紅葉におけば紅の玉―『槇尾山西明寺』をご覧ください。
未来検索「山」で、初めて訪ねて来ました。やまねです。
京都の『高尾山』、さすがに素晴らしい紅葉ですね。
でも人人人で、かっての「風流」はどこえやら…。
紅葉だけなら『芦生』や『愛知川上流』辺りがいいと思いますが、人がたくさんいて、食べ物とお土産屋さんがあって、
家から遠いことが、あまり歩かずに済むことが、日本人の中にある何かを刺激するようで、みなさん押しかけるようですね。 (^^)
私の近くにも『香嵐渓』があり、やはり人人人です。
ふだんは、30~40分の所も、今の時期は2~4時間くらいかかります。
「風流」の現代語訳の中には、
ムードに流されて行動すること…ともあるようです???
先人は、そこまで日本人の心理を見越して、「風流」の字を当てたのかも知れません。 感心してしまいます。
でも、おかげで、お金が動き潤う方は潤うのですから、
世の中や人間は、不可思議ですね。
「風流」という言葉そのものが死語のように思えます。観光地と割り切らなければ、京都は歩けません。「人、人、人」も、考えてみれば、季節限定の自然を独り占めするなんて夢のまた夢ですからね。