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駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

魚龍書 ~その4~

2013年10月06日 | 現代書家(魚龍・石橋)
魚龍書の彫刻をスタートさせました。

最初は木地の具合が分かりませんので、

少しずつ試しながら彫っています。

薩摩黄楊ですので堅いのは当たり前ですが、

この木地はとても「粘り」が強いです。

木そのものに含まれる油分と関係している

のではないかと思われ、

しっとりした感触があります。

この木地でしたら彫り面が綺麗に出ますので、

彫駒に向いているなーと思いつつ、

この駒は彫埋駒になる予定なので、

なんだか少々惜しい様な気がしてしまいます。

彫埋駒を彫る場合、浅彫りでは後で漆が剥離する

原因となりますので、

いつもより彫刻刀を立てて深めに彫るのが小生流です。


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