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駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

勘亭流 ~その5~

2023年04月30日 | 勘亭流
勘亭流です。

全ての彫りが終わり、目止めをしました。

日陰で乾燥を待っているところです。

この書体、ほとんどが一字なのですが、

銀将、桂馬、香車の成駒は二字という、

指導用の将棋駒に多い仕様になってます。

一字で統一できない代わりに、

書体は表裏で統一できるのが良いところかと思います。




駒師の麻雀 ~その45~

2023年04月16日 | 麻雀
久しぶりに麻雀について。

三人麻雀を中心に続けてます。

三人麻雀は四人麻雀よりも打点が高いので、

牌の巡り合わせが自分にとって不利な時は、

あっという間に点数が消え、ラスになります。

私の場合ですが、

それを防ぐにために

相手の手の進行度合いと打点の高さと、

自分の手配のそれらを比べて、

勝てる確率が高そうな時だけ勝負し、

そうではない時は専守防衛、

これを基本としています。

でも、それだけだと勝てないんですね。

なので、勝てる可能性が無いときは仕方ありませんが、

低くてもその可能性が残っている時は、

リスクはあるけど、ギリギリまで降りずに粘る、

というのが重要なんだと思います。

これは、強い人の牌譜を見て気づきました。

粘り過ぎて放銃なんて場面もまだまだありますが、

和了率が上がったおかげでしょうか、

六段の真ん中より上あたり、

レートで言うと2050点前後で、

とりあえず落ち着くようになりました。

さて、冒頭の画像は何点でしょう?

自模り損ルールです。



紫電 Round 3 ~その1~

2023年04月10日 | 創作書体
次作の準備に入ります。

書体は故・肥塚一登實氏が作られた紫電書です。

人気ありますね。

廃れない書体というのは、

日本人を惹きつける何かがあると思います。

その何かを考えながら作業を進めたいと思います。

木地はお客様からご支給頂いた、

御蔵島黄楊、斑入りの柾目です。