山華石 Round 2 ~その3~ 2022年09月28日 | 山華石 山華石の飛角です。 角は良い感じですが、 飛車はいまいち、、、、 ちょっと凝り過ぎた感が否めない。 こういうことを確認し、 同じところで失敗しないために、 試作を作ります。 反省と記録が大切だと思います。
駒師の麻雀 ~その42~ 六段坂を三度登って思うことまとめ(15) 2022年09月27日 | 麻雀 堀慎吾さんの本です。買いました。 これから読みますが、 私が書籍を購入するタイミングは、 最近は、調子が上向きの時としています。 不調時に新たな知識を得て、 それを脱却するというのが、 一般的かと思いますが、 なんとなくそれだと、 どこまで行っても「普通」を越えられないような、 そんな気がしています。 また、むしろ、勝っている人ほどよく勉強している、 そんな気もしています。 正直私レベルがこの読んで、 それを即実戦に活かせるとは思ってませんが、 上級者の思考に触れるのは、 さすがにマイナスにはならないでしょう。 それに、今役に立たなくても、 知識の積み重ねは大事、 と思ってます。 頑張ります。
探山 / 英朋 ~その2~ 2022年09月25日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等) 探山の歩兵です。 久しぶりなので、一画・一画ゆっくり彫ってますが、 やっと感覚が掴めてきました。 久しぶりに字母紙の主の熊澤良尊師のブログを検索したら、 探山が太字にアレンジされていて、 その大胆さにちょっと驚きました。 この作品については、 字母紙に忠実に作ります。
駒師の麻雀 ~その41~ 六段坂を三度登って思うことまとめ(14) 2022年09月23日 | 麻雀 三麻で三段に転げ落ち、 すぐに五段に戻るも、 再び四段に落ちました。 三麻においては、 このへんが実力なのかと思いますが、 独自の反省を重ね、 少しずつ成績が向上しています。 まずもって、四麻とは押し引きの判断基準が、 ちょっと異なりますね。 こうです!と明確に言えないので、 感覚的な領域を出ていないとは思いますが、 四麻に比べると総じて「引き」が早く、多い印象です。 一番の気づきは「役牌の絞り」の有効性が高い ことでしょうか。 段位が上がるとまた変わるのかも知れませんが、 また絞りと言うほどではないかも知れませんが、 字牌を大事に打つと成績が安定する印象です。 四麻に比べると確率の暴力に遭遇してしまう頻度が多いですが、 それを受けるのではなく、振るう方になるには どうしたらいいか、が今のところの課題です。 将棋もそうですが、 自分の頭で考えて、自分の力で切り拓く能力で、 差が出るものと思います。
山華石 Round 2 ~その2~ 2022年09月21日 | 山華石 山華石の一字書、彫り始めました。 途中で逃げられない様に、 王将から彫りました。 山華石は、「山崎華石」という書家の書体らしいです。 書の世界もかなり自由な様で、 有名書家でも「ええ?」 って言ってしまいそうな字もありますし、 あまり有名じゃなくても、 素晴らしいな、と思うこともあります。 肉筆ですし、受け手の感性もありますから、 好き嫌いが生じるのは致し方ないと思います。 「将」の字を使わない山華石なら、 私は好きです。
清安 Round 1+1 ~その23~ 2022年09月19日 | 安清、清安、源兵衛清安、宗歩好 字母を貼る糊が残り、 シミのようになっている部分がありましたので、 修正致しました。 何が影響するか、本当に分からないですね。 フォトチャンネルの画像も差し替えました。 小駒を中心に根っこに近い部分が多く混ざっています。 根柾ならぬ根板とでも言えばいいのかな? シラタ(白っぽい部分)もアクセントみたいで私は好きです。 全て、自然が造ったものです。
探山 / 英朋 ~その1~ 2022年09月17日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等) 新しくオーダーを頂戴して作ります「探山(たんざん)」です。 以心伝心と言っていいのでしょうか? 山華石の次は久しぶりに探山を作ろう思っていたので、 少々驚きました。 タイトルには英朋とも書かれておりますが、 その理由は後に明かします。 木地は御蔵島黄楊の柾目(追い柾交り)を用意しました。 木地のサイズに合わせて、字母紙もリニューアル致しました。
栄作 水無瀬 本黄楊 彫駒 2022年09月15日 | 駒修理 ハチワンダイningバーさんで活躍中の、 「栄作 水無瀬 本黄楊 彫駒」です。 久しぶりに修復の作業がやりたくなって、 お借りしました。 ハードワークなのでしょうか、 ややお疲れ気味のご様子です。 洗浄で付着物を落とし、しっかり乾燥させました。 表面を平滑になるまで均した後、 木目を潰すと光沢が出るだけでなく、 汚れが木地の内側に浸透しにくくなります。 また、こうしておくと、軽い汚れぐらいなら、 固く絞った濡れタオルなどでふき取りOKです。 リフレッシュしましたので、 仕事場に復帰してもらいます。
無双 Round 3 ~その9~ 2022年09月13日 | 無双書 無双一字書です。 試作ですので、鏡面仕上げはせず、 これで完成と致します。 思っていたよりも出来が良いのは、 字母紙のおかげだと思います。 何度もやり直しをしたかいがありました。 反省点は面取りですね。 サイズが小さめの木地でしたので、 面とりはもっと浅くするべきでした。 ハチワンダイningバーさんに置いてあります。 ご指摘、アドバイスなどを頂ければ幸いです。
山華石 Round 2 ~その1~ 2022年09月11日 | 山華石 久しぶりに作ります山華石(さんかせき)です。 前回作りましたのが2013年ですから、 あれから9年も作ってなかったんですね。 その原因は分かっておりまして、 字母の「将」の字が嫌いなんです。 山華石がメジャーになれなかった主因は、 ここにあると私は考えています。 なので、今回は将の字がない一字書にしました。 まあ、実際には 「なんか一字書にできる書体はないかな?」 と探していたら山華石に当たったんですけどね。 山華石は宮松影水師がよく彫駒で作っていた書体ですが、 最近は殆ど見かけなくなりました。 書体は作る人が居なくなると廃れますので、 それを防ぐのも駒師の務めです。 初めての字母は試作からスタートしますので、 それ用の木地(御蔵島黄楊の柾目・板目交り)を充てました。
無双 Round 3 ~その8~ 2022年09月09日 | 無双書 はい、無双の桂馬です。 香車です。 銀将です。 竜王、竜馬です。 全部彫り終えて、目止めして、乾燥しているところです。 この駒は作るのが楽しい! なんでだ?
清安 Round 1+1 ~その22~ 2022年09月07日 | 安清、清安、源兵衛清安、宗歩好 完成しました清安の一字書です。 これから少し使ってみますが、 字母のサイズ、バランス共に課題がありそうです。 なお、木地は御蔵島黄楊ですが試作用です。 盤上に並べてみました。 まあ、プレーに支障は無い様です。
無双 Round 3 ~その6~ 2022年09月05日 | 無双書 無双の金将と、成銀です。 出来上がりでは、 黒、朱の漆で見分けがつくように致しますが、 彫っている段階ではまったく同じです。 無双の成銀は、あまり略されていないため、 そのまま金将の字母として使うのが面白いと思いました。 これがやりたくて作っている感もありますが、、、、
清安 Round 1+1 ~その21~ 2022年09月02日 | 安清、清安、源兵衛清安、宗歩好 漆の研ぎ出しが終わりました清安の一字書です。 うーん、、、、、、 糊の跡が残ってるね。 糊を変えたんだけど、 よくくっつくんだけど、 作業効率はアップしたけど、 残るね。 成分は、、、、PVP? 「プロビニルポリピロリドン」って書いてあるね。 水溶性なので、水研ぎならすぐに落ちると思ったけど、 その前にニスで目止めしてるから、 なんか化学反応してるのかな? もしこのまま残ったら、対策が必要です。