駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

初代書 Round 7 ~その15~

2023年02月13日 | 一字書
一部の駒を作り直しました初代書です。

新たに作った駒を混ぜてしましましたが、

違和感は既になさそうです。

永年の胸のつかえが取れた気分です。

羽生さんの将棋をならべてみようと思います。






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初代書 Round7 ~その14~

2023年02月11日 | 一字書
自分用の初代書です。

ハチワンダイningバーさんで使って頂いておりますが、

よそ様の目に触れるので、

出来の悪い駒の存在が気になります。

そこで、その分の駒、

桂馬2枚、歩兵4枚を

作り直しております。

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初代書 Round 7 ~その13~

2022年07月06日 | 一字書
端材を利用し、自分用に作った初代書です。

前回記事が2020年3月ですので、

あれから2年以上が経過しました。

棋譜ならべだけでなく、実際の対局にも使用しています。

少し汚れが着いていましたので、

油を使って手入れしました。

ちゃんと手入れすれば200年以上使えますよ。


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初代光匠書 ~その1~

2022年03月04日 | 一字書
久しぶりに佐藤敬商店さんのHPを覗いたら、

雅号が三代目になっていました。

二代目は健康が優れないと、

奥様がおっしゃっていましたので、

どうやら代替わりされたご様子です。

冒頭の画像は三代目光匠師の作品、

雅号は同じでも人は違いますから、

作風も当然異なります。

柔らかい印象の初代書ですね。





こちらは二代目の初代書です。



駒銘がかなり個性的、

初代書と刻む様になったのは二代目からです。

二代目の作品をベースにした字母を使っていますが、

これを機に私の字母も直してみようかと思います。

ただし、その方向は「より昔へ」です。
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高田尚平七段プロデュース プラスチック駒「創」 

2022年02月01日 | 一字書
日本将棋連盟棋士の高田尚平七段がプロデュースされた、

プラスチックの将棋駒です。一字書です。

プラ駒の一字書はおそらく世界初(?)だと思います。

書体は王羲之ベースのオリジナルです。

初心者や外国人の方が誤認しやすい「成銀・成桂・成香」は、

二字になってますね。



見た目より重厚感があります。

角が丸いので盤を傷つける心配が少ないですね。

駒の重さと面取りのバランスがよく、とても指しやすいです。

駒箱の代わりに、お洒落な駒袋が付いてます。



日本将棋連盟東京将棋会館の販売部と、

日本将棋連盟のデジタルショップで購入できるようになりました。

@1,540円(税込)

⇒日本将棋連盟デジタルショップ(楽天)

将棋大会に行くと、複数の種類が雑に交じっていたり、

読み難い駒が用意されていることがあります。

そういう時、私は相手の許しを得て、

持参したプラ駒で対局するようにしています。

相手の方も安心して対局に集中できるので、

断られた事は今まで一度もありません。

おすすめです。
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天童一字書 ~その13~

2020年09月04日 | 一字書
お世話になってるトーシンさんから出てますね。

先のオーナー様での役目は終えた様です。

たしか2年ぐらい前の作品だったと思います。

既に値がついていることに感謝、ありがとうございます。

⇒YAHOOオークション



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初代書 Round7 ~その12~

2020年03月15日 | 一字書
使ってみました。

丁度王将戦の第6局がやっていましたので、

TV解説を聞きながら、手元でも並べます。

解説の手順のその先や、

取り上げられなかった変化を検討します。

これは私が好きな勉強法です。



今期の王将戦はフルセットになりました。



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初代書 Round7 ~その11~

2020年03月13日 | 一字書
初代書です。

完成しました。

そもそも出来が悪かった駒と、

端材を利用したものですので、

売り物にはなりません。



でも、やつぱり新しい駒は嬉しいな。


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初代書 Round7 ~その10~

2020年03月11日 | 一字書
全ての彫りが終わりました。

目止めをして乾燥させているところです。



駒作りは漆が木地に滲んだら終わりですので、

細部まできちんと目止め剤を入れます。



既に漆が入っている駒は、

出来が悪かった駒ですので、

この機会に可能な限りの修正を施します。

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初代書 Round7 ~その8~

2020年03月02日 | 一字書
すみません。

掲載の順序が前後してしまいました。

初代書の裏面を彫り始めました。

写真は龍王です。

初代書は「龍」ではなくて

「竜」にしているところが洒落てますね。



馬も彫りましたが、まずまずですね。




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初代書 Round7 ~その9~

2020年02月29日 | 一字書
初代書の成銀です。

冷静に見ると、、、、

ヒトヤネが半分ありませんので、

将棋を知らない人が、

これを「金」と読むことはないでしょう。

まして並彫の成銀なんてカタカナの「ケ」ですからねぇ。



木地の真ん中に妙な縦線が入っていますね。

これも個性です。

折角駒形にまでなったのですから、

駒にならなきゃね。












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初代書 Round7 ~その7~

2020年02月23日 | 一字書
裏面の字母紙を貼りました。

珍しくカラー印刷ですね。

単なる印刷設定誤りです。

しかし、意外と見やすい。

この駒をパートナーに、

詰将棋選手権一般戦の連続完全回答と

再度アマ名人戦の県大会優勝を狙います。

前にも書いたかも知れませんが、

駒をお買い上げ頂いた方が、

アマプロの区別なく棋戦優勝されるので、

その方々の幸せではなく、

「今度は俺の番!」をマジで狙っております。
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初代書 Round7 ~その6~

2020年02月21日 | 一字書
表面の彫が終った自分用の初代書です。

加齢と共に勝率が落ちる将棋、

仕方ないと思いつつも抵抗したくなるのが人情、

それを支えてくれるのが新しい駒です。

私と駒の付き合いは、ずっとこの繰り返しでした。

女房が飽きたから「お取替え」って訳にはいきませんんし、

一夫一婦制の日本において多妻は許されませんが、

駒はそのルールには縛られません。



対局開始時の「王将の譲り合い」が嫌いなので、

3玉ではなく、双玉仕上げにしました。

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初代書 Round7 ~その5~

2020年02月07日 | 一字書
初代光匠書の銀将です。

銀と言う字を分解すると、

「金」と「良」という字になるので、

ある方が「金より良い」と言ってました。

まあ、冷静に考えて日常では当てはまりませんが、

こと将棋に限ればそれはよくあることですね。

今日も持ち駒が金じゃなくて銀だったら勝てていた将棋がありました。

従って正しくは

「金より良いこともある」でしょうか。。。



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初代書 Round7 ~その4~

2020年02月05日 | 一字書
初代光匠書の金将です。

王将を除けば、成る事ができないのは金だけ、

金より上はない、ってことなんでしょうね。

先日ニュースで金の値が上がっていると言ってました。

何百年の時が過ぎても、人間の金に対する評価は変わらないんですねぇ。



裏側はこんな感じです。

難あり木地ですが、それも個性と私は思います。


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