六清書 Round 2 ~その16~ 2024年03月30日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等) 六清です。 研磨には水で研ぐ水研ぎ、 乾いた状態で研ぐ空研ぎ、 があります。 この状態は空研ぎが半分ほど 終わった状態です。 私の場合、面取りもここまでに済ませておきます。 残るは磨き上げるだけになります。
精霊 ~その7~ 2024年03月26日 | 創作書体 漆を水研ぎしました精霊です。 まだ濡れてます。 薩摩黄楊の明るい黄色がいいですね。 板目は水を含むと曲がることがあるので、 一旦乾燥を待って、それを確認します。 15年以上乾燥させた黄楊材なので、 大丈夫だとは思いますが、 ビビりなので、こういうところで 手が抜けないのです。
六清書 Round 2 ~その15~ 2024年03月24日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等) 六清です。 一回目の研ぎ工程を終えたところです。 白いのは木の粉です。 鏡面仕上げまで予定していますので、 更に研磨を重ねます。
精霊 ~その6~ 2024年03月22日 | 創作書体 いやはや、楽しい作業です。 あっという間に彫り終え、 目止めもして、 漆まで入れてしまいました。 字母から伝わってくるんですよ、 字母を作っている人の楽しい感情が。 豊島字母帳をはじめとする、 現代にまで伝わる字母も、 それを作った人は、 「この書体で将棋をしたら、 さぞかし楽しいだろうなぁ」 そういう感情だったのだろうと思います。 駒師はその想いを駒に込めないといけませんね。 この書体の制作でそれに気づかされました。
妖精 ~その1~ 2024年03月20日 | 創作書体 引き続き、お客様が自作された字母で 本格的な将棋駒を作ります。 書体名は「妖精」とのこと。 そう言われますと、 一つ一つの駒が妖精っぽく見えます。 可愛らしい書体ですね。
精霊 ~その5~ 2024年03月16日 | 創作書体 精霊の王将と玉将です。 どちらが王将で、どちらが玉将か、 はたまた、両方とも玉将なのか王将なのか、 これは字母の作者以外わかりません。 角行です。カクカクしてますね。 こちらは飛車。 独創的なデザインです。
精霊 ~その4~ 2024年03月14日 | 創作書体 精霊の金銀です。 書体の統一感はあまりありませんが、 それも自由でいいですね。 ある芸術家の方から言われて、 木地の厚さがバラバラの駒を作ったことがありますが、 それはそれで味があって、 楽しくプレーできました。 伝統的なスタイルも大事ですが、 それにとらわれる必要はないと思います。
精霊 ~その2~ 2024年03月09日 | 創作書体 精霊はお客様が自ら作られた字母です。 歩兵ですが、人の顔の様にも見えます。 自由で良いと思います。 アマチュアの将棋は、 プレーヤーが楽しめることが一番大事なこと、 私はそう思って駒を作ってます。
駒師の麻雀 〜その52〜 2024年03月07日 | 麻雀 麻雀プロについて 将棋のプロ(棋士)に比べると、 麻雀のプロは随分と多いなぁ、という印象です。 競技人口に比例するんでしょうね。 将棋に比べると、プロとしての入口は易しい様ですが、 将棋の棋士が得ている対局料の様な収入はほぼ無いらしく、 ゴルフのツアープロとレッスンプロの中間、 みたいな感じらしいです。 プロになる前よりも、 なってからの方が大変な世界の様ですね。 ある士業の方が言ってました、 「先生と呼ばれるけど、自分で営業しないとご飯は食べられません。」 と。 奨励会を厳しすぎると見る向きもあるようですが、 ハードルを下げると、 「食っていけない将棋プロ」 が増えちゃうんでしょうね。 2000人以上いる麻雀プロで、 しっかり業として成り立っている方は、 いったいどのぐらいいるのでしょう?
六清書 Round 2 ~その14~ 2024年03月02日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等) 六清です。 漆を入れ、研ぎ出し、乾燥させているところです。 今日の名古屋は、ちょっと寒いですが、 良い天気です。