駒師「日向」のブログ 本店

飽きの来ない、あなただけの深彫り将棋駒。

清定 Round 2 ~その2~

2021年04月15日 | 清定書
清定の一字書(試作)です。

彫りはじめました。

あー、やっぱり試作からスタートしてよかったな、

というのが第一感です。

ぶっつけ本番だったら悩みすぎて、

手が止まっていたと思います。

歩の字の左側にある丸い部分が最難関です。

最も特徴的な左ハライの様な歩の最終画は、

思っていたほど難しくはありません。

王将は3本の横棒のバランスに気を付けて彫れば比較的簡単です。

いまのところ、当初の予想より良い駒になる気がします。




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錦旗書 Round 3 ~その10~

2021年04月13日 | 錦旗・水無瀬・源兵衛清安
薩摩黄楊で作る錦旗書です。

久しぶりですね。

期限は定めずマイペースながら、

試作ではない駒は、

突発的なオーダーに備える目的で作っています。



龍王と龍馬を彫りました。

さっきまで御蔵島産のやわらかい木地を彫っていましたので、

薩摩黄楊がもの凄く堅く感じます。



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空蝉 Round 3 ~その5~

2021年04月11日 | 創作書体
空蝉の桂馬です。

字母紙では、木偏の一画目と二画目が

墨の滲みでつながってしまっていますが、

きちんと分けて滲みの部分は彫らないのが私流です。

彫駒は彫刻刀で字を刻むのであり、

彫刻刀で字が滲むことはありませんね。

なお、筆で表現する盛上駒は字母紙どおりに作ります。

では、彫埋駒はどうするかといいますと、

私の結論は「字母紙通りに作る」です。

表面が平滑な彫埋駒は、

見た目としては筆を使って、

紙に墨で文字を書いた状態を目指すのが

一番自然だと思っているためです。
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駒師の麻雀 ~その3~

2021年04月08日 | 麻雀
麻雀が出来る将棋仲間から

「お金を賭けない麻雀なんてやってて面白いの?」

ってよく聞かれます。

「じゃあ、何で将棋はお金賭けていないの?」

と私が逆質問すると、

「最初からそうだったし、、、むにゃむにゃ」

見たいな回答が多いですね。

巷には「健康マージャン」といって、

1.賭けない(お金を)
2.吸わない(煙草を)
3.飲まない(お酒を)

お店もあります。

まだメジャーではない様ですが、

確実に増えている印象が私にはあります。

将棋道場も昔は、

真剣(お金を賭けた将棋)で、

たばこの煙もくもく。。。。

おじさんはワンカップやビールを飲んでたね。
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初心者用将棋駒英文表示

2021年04月06日 | 将棋駒製作
オークションに出ていた初心者用の駒です。

しかも、英文表示ですね。

将棋を指すようになって何十年にもなりますが、

今でも時々駒の利きをうっかりすることはあり、

初心者にとってはそれは頻繁にあることでしょうね。

うっかりミスで負けると悔しいものです。

この駒はその気持ちに寄り添って作られたものでしょう。

苦労の跡も窺えますし、

書き駒ですが、これを漆で書くのは大変だっただろうと思います。



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駒師の麻雀 ~その2~

2021年04月04日 | 麻雀
説明が前後しちゃいましたね。

私がプレーしている対戦麻雀サイト「天鳳」です。

⇒天鳳

始めたのは2年ぐらい前ですが、

全くの初心者ではありませんので、

半年ぐらいで六段まで行きました。

まだまだ行けるかと思っていたら、

そこが当時の私の限界だったのでしょうね。

ひと月で五段に落ち、

コツコツと勉強を重ねた結果、

1年かかって六段復帰、

そこから2ケ月ほどで七段になりました。

それが前回記事(駒師の麻雀~その1~)です。

最初の1か月は無料でプレーできますので、

ルールをご存じの方は一度お試し下さい。
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初桜 ~その1~

2021年04月01日 | 創作書体
新潟にきて一年が経過しました。

日本海側がこんなに寒いところとは予想しておらず、

極寒+コロナの影響で屋内生活がずっと続いていましたが、

そんな新潟にも春が訪れ、いま桜が満開です。


桜満開の公園の横にローソンを発見、

近いづいて行くと真っ先に桜の文字(冒頭の写真)が目に入りました。

うーん。。。。。。。うーん。。。。。。うーん?

。。。。。。。。。。。あっ!閃いた!

急いで家に戻ってパソコンをカタカタ動かし、

イメージができました。





こんなん作れませんかね?

書体名は季語と同じ「初桜」でどうでしょう?

また、お金にならないことを始めてしまいました。








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空蝉 Round 3 ~その4~

2021年03月31日 | 創作書体
空蝉の香車です。

空蝉って、セミの抜け殻のことだけと思っていましたが、

他にもいろいろあるんですね。

意味を改めてwikiで調べてみました。

空蟬(うつせみ)は、

1、この世に生きている人間。古語の「現人(うつしおみ)」が訛ったもの。転じて、生きている人間の世界、現世。うつそみ。
2、空蝉 - セミの抜け殻(またはセミそのもの)を指す、夏の季語。
3、空蝉 (源氏物語) - 『源氏物語』五十四帖の巻名の一つ。第3帖。また、その帖を中心に登場する架空の女性の通称。
4、空蝉 (能) - 能の演目。三番目物の本髭物。

なるほどねー

この書体における意味は一体どれなんでしょうね。

どれでも無かったりして。。。。





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駒師の麻雀 ~その1~

2021年03月29日 | 麻雀
駒師のブログで麻雀?

と思った方が多数いらっしゃることでしょう。

実は私にとって将棋の次に「歴」が長いのが麻雀なんです。

お金を賭けない麻雀を長くプレーしているのですが、

そもそも発信する実力には届いていませんでしたので、

七段認定まで控えておりました。

少し話が飛びますが、

私が将棋を覚えた頃は、数は少ないものの、

真剣(賭け将棋)はまだ残ってました。

少額ながら当時奨励会員だった某プロ棋士が、

真剣じゃないと指さないというので、

承諾したことはありますが、

本来将棋はお金なんか賭けなくでも

十分楽しいものだと私は思っていましたし、

その気持ちは現在も変わりません。

その気持ちは麻雀でも同じだっただけです。

つづく
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天光作 水無瀬兼成

2021年03月27日 | 錦旗・水無瀬・源兵衛清安
天光作の水無瀬兼成です。

オークションへ出しました。

太字の力強い書体ですが、

作者によって表情は随分と変わります。

天光銘の作品は並彫りや中彫が多く、

銘彫の、しかも水無瀬兼成書は珍しいと思います。

かなり深く彫ってありますので、

使用によって木地が減っても、

文字の鮮明さが落ちないのが、

深彫りのいいところです。

⇒YAHOOオークション

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天童楷書物語 ~その59~

2021年03月26日 | 天童楷書
今度は香月作の天童楷書です。

こちらも駒づくりの資料として長年所持していたものです。

オークションに出しました。

香月作天童楷書は飛車が凄くいいんですよねー

カーブと跳ねがうまい、まさに手練れの仕事です。

想像ですが、印刀をかなり鋭角に研いでいたと思います。

⇒YAHOOオークション


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天童楷書物語 ~その58~

2021年03月25日 | 天童楷書
天一作の天童楷書です。

駒づくりの資料として長い事所持していましたが、

オークションへ出しました。

同じ天童楷書でも駒師によって顔つきが、

ガラッと変わるのが面白いところです。

⇒YAHOOオークション

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空蝉 Round 3 ~その3~

2021年03月22日 | 創作書体
空蝉です。

歩兵の表面が彫り終わりました。

印刀の角度を一定に保って彫ると、

太いところは深く、

細いところは浅くなります。

メリハリある立体感が彫駒づくりの肝の一つ、

と私は思っています。

その意味においてこの空蝉書は、

表現がしやすい書体の一つです。








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清定 Round 2 ~その1~

2021年03月20日 | 清定書
新しく字母紙を作りました。

清定ですが一字書です。

書の主は藤原定家でしたかね?

雅な書体だと私は思うのですが、

一般の方にはやや不人気な傾向にあります。

特徴的なのは飛車と歩兵で、

飛車は「飛」が、歩兵は「兵」が、

現代感覚では歪(いびつ)に感じるのかもしれない、

と仮説を立てまして、

例のごとく一文字だけにしてみました。

失敗したら木地がもったいないので、

目節や黒滲みなどがある試作用の木地で試してみましょう。
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盛上練習 ~その44~

2021年03月18日 | 盛上練習
久しぶりですね。

リハビリ中です。



まだ少し手首に違和感がありますが、

当初に比べれば随分と良くなりました。



不便がキッカケとなり、

使いやすい筆と扱いやすい漆に出会えました。

盛り方も随分と研究したので、

スピードが上がりました。

何が幸いするか本当にわかりませんね。
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