六清 Round 2 ~その17~ 2024年04月09日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等) さて、こちらも完成しました六清です。 木地はお客様からご支給頂きました、 中国黄楊の赤銀目杢です。 木地の性質がよく分かりませんでしたので、 全工程、恐る恐る進めました。 かなり時間を要しましたが、 何とか完成に漕ぎつけました。
六清書 Round 2 ~その16~ 2024年03月30日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等) 六清です。 研磨には水で研ぐ水研ぎ、 乾いた状態で研ぐ空研ぎ、 があります。 この状態は空研ぎが半分ほど 終わった状態です。 私の場合、面取りもここまでに済ませておきます。 残るは磨き上げるだけになります。
六清書 Round 2 ~その15~ 2024年03月24日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等) 六清です。 一回目の研ぎ工程を終えたところです。 白いのは木の粉です。 鏡面仕上げまで予定していますので、 更に研磨を重ねます。
六清書 Round 2 ~その14~ 2024年03月02日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等) 六清です。 漆を入れ、研ぎ出し、乾燥させているところです。 今日の名古屋は、ちょっと寒いですが、 良い天気です。
六清書 Round 2 ~その13~ 2024年02月25日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等) 六清です。 仕上げも含め全ての彫りが終わり、 目止めをしたところです。 乾燥も含め、しっかり時間をかけて、 丁寧にやらないと滲みの原因になります。
六清書 Round 2 ~その11~ 2024年02月14日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等) 六清の龍馬です。 異なる字母ごとに素掘りの画像をアップしてますが、 退屈かも知れませんね。 駒師にとって見慣れた画像ですが、 一般の方におかれては素掘りも含めて、 まず目にするものではないかと思いますので、 地味な画像ですが掲載させて頂いております。 ご興味が無い方は、ご遠慮なくスルーしてくださいね。
六清書 Round 2 ~その10~ 2024年02月09日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等) 六清の竜王です。 裏面は隷書ではありません。 字母は、 表が楷書なら裏は行書とか、 表が行書なら裏は草書の様に、 同じにはしないのが一般的です。 木地が赤色の強い杢なので、 彫ったところが、 ガサついているように見えますが、 実際は綺麗に彫れてますので大丈夫です。
六清書 Round 2 ~その9~ 2024年02月05日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等) 六清の王将、玉将です。 粗彫りが終わりました。 新しい印刀を使ってみたのですが、 ちょっと馴染んでないですね。 さすがに彫り跡が粗すぎます。 仕上げ彫りで整えます。 銘はきっちりした楷書にしてみました。 この部分は、いわば私のサインみたいなものなので、 自由に作ることが許されます。
六清書 Round 2 ~その8~ 2024年01月28日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等) 六清の飛車角です。 画数の少ない角の方が、 曲線が多く、彫りにくいです。 何とか難関を抜けました。 あと、王将を彫れば表面は終了です。
六清書 Round 2 ~その6~ 2024年01月22日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等) 六清の銀将です。 ご覧のとおりめちゃくちゃ画数が多い字母です。 この書体に限ったことではないのですが、 表面の彫りは銀賞が山場で、 ここを超えると折り返しが見えてきます。
六清書 Round 2 ~その5~ 2024年01月12日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等) 2024年は個人的に大きな節目に当たり、 年末年始は、今までのこと、 これからのことをゆっくり考えておりました。 概ね考えがまとまりましたので、 本日から作業開始です。 六清は細かい書体なので、 焦らず、油断せず、丁寧に彫り進めます。 ブラシを多用するので字母が剥がれ、 あんまり綺麗に見えませんが、 目止めの前に仕上げるので、 この段階では大丈夫です。
六清書 Round 2 ~その4~ 2023年12月23日 | 隷書(無剣・六清・三田玉枝・阪田好等) 六清の香車です。 中心付近に細かい線があるので、 ちょっと気を付けて彫る必要があります。 作っていて思いましたが、 六清書は一字仕様でも良い気がします。