茶っCの育児と温泉 たまに山と釣り

子供が生まれてから山と釣りは自粛中です

里山散歩(深山)

2010年05月25日 | 里山
歩数計を携行し始めて2週間が経ったが、
仕事のある日は一日でたった3000歩程度しか歩かないという
驚愕の事実が判明した。
そこで、仕事のない日は積極的にお山にでかけて、
歩数アップを図ることにした。

前日は大雨だったが、今日は朝から晴れていたので、
近場の深山に行ってきた。


5月も下旬となると、林床を彩った春の花々は姿を消し、


山頂でキンポウゲのような黄色い花が咲いていたくらい。


トウゲブキ?がそろそろ咲く頃合いかと期待していたが、まだ蕾。


でも黄色い花弁を覗かせていた蕾もあったので、
1-2週間もしたら咲きそう。

2010.5.22 不忘山

2010年05月23日 | 蔵王
前日の神室山行の疲れが残っていたが、
天気は良いし、安静にしているより適当に動いたほうが、
筋疲労の回復も早いだろうと考え、近場の不忘山へ行ってきた。
前回、白石スキー場から登って、ぬかるんだ登山道に懲りたので、
今回は南蔵王キャンプ場から登ることに。
新緑の雑木林を登ってゆく。


登山道に残雪はなく、
また、急坂もないので登りやすいコースだ。


樹林帯を抜けると展望がひらけ、


ミネザクラが咲き始めていた。


不忘の碑でスキー場からのコースと合流し、山頂を目指す。


2時間ほどで到着した山頂は休憩している人で賑わっていた。
高曇りだが、飯豊や吾妻が遠望できた。


山頂でチョコパンを食べて休憩。
のんびりと元来た道を引き返す。


日が差し込み、新緑が眩しい森を下ってゆく。
鳥のさえずり、春ゼミの鳴き声に耳を傾ける。
心洗われる時間だ。


以下は咲いていた花々。


スミレが目立っていた。


こいつはフデリンドウか




帰りは小原温泉「かつらの湯」で汗を流した。
渓流沿いの岩盤をくりぬいた中に浴場があり、
浴場から渓谷が見えないのは残念だが、
気持ちの良いお湯に満足。


白石駅前の都屋本店で鰻重を食べて帰宅した。

2010.5.21 神室連峰(土内周回)2

2010年05月22日 | 神室連峰
小又から神室への稜線上は
カタクリとキクザキイチゲが一杯。
足の置き場に困る。


神室が近づくと、なんだか嫌な感じの空模様に。


雨こそ降らなかったが、折角の展望が台無し。


小又から2時間で神室山頂に。


青みがかったメタリックな色調のゾウムシが沢山いる。


風が吹いて寒いので、休憩もそこそこに、
台山尾根を下ってゆく。
古い避難小屋はすっかり取り壊され、現在新築中。
新しい小屋の完成が楽しみだ。


神室を振り返る。


残雪がある内は良いのだが、


権八小屋跡あたりから、雪は少なくなり、
一方、刈り払いされていない夏道はクマザサで覆われ、
不明瞭かつ歩きにくい。
半分藪漕ぎのようになって、なんとか台山へ。


台山から先も、歩く人が少ないのか、ほぼ廃道状態。
背丈まで茂ったクマザサを漕いで行く。


一時道を失い冷や汗かいたが、コンパスと地図を頼りに、
なんとか見覚え有るブナの二次林にたどり着く。


ここからは道もはっきりし、土内方面へ下って行く。


台山コースの登山口。


行動時間10時間で土内の吊り橋に無事戻った。


2年前に同コースを11時間で歩いているので、
今回は1時間の短縮。2年で幾分進歩したようだ。
尚、山中誰一人会わず。
熊の足跡や落とし物をみかけたので、熊鈴は必須。

2010.5.21 神室連峰(土内周回)1

2010年05月22日 | 神室連峰
好天の予報に、前回途中撤退した神室へ行ってきた。
コースは土内を起点に、まず火打岳に登り、
小又山、神室山の頂きを踏んで、
台山尾根経由で土内に戻ってくる周回コース。

土内渓谷にかかる吊り橋を渡り、私有地を通り抜け
さらに、写真の小川を渡って、尾根に取り付く。


ブナの新緑が美しい。


GWの頃は林床を埋め尽くすイワウチワも、
5月も中旬を過ぎると終わり。


ブナの新緑も5合目あたりまで。


火打山頂近くにまとまった残雪あり。
約2時間で火打岳山頂に。
山頂から八森山方面を望む。


こちらは小又、神室方面。
少し霞がかかっているが、まずまずの天気だ。


縦走路を小又へ向かう。


振り返ると火打のとんがりが目を引く。


権現山へ続くと思われる道。
いつか歩いてみたいものだ。


小又へは近いように見えて、結構距離あり。
小さな峰の上り下りが辛い。
火打が大分遠くに見えるようになった頃、


ようやく、小又に到着。
山頂はカタクリ畑。


小又山頂から天狗森・神室方面を望む。


火打から小又まで1時間40分。
まずまずのペースだ。

2010.5.18 大朝日岳

2010年05月20日 | 朝日連峰
今年初めての朝日連峰。
古寺鉱泉まで車で通行可能。


古寺鉱泉付近はブナの新緑が見頃。


標高1000mあたりから、
まとまった残雪が登山道を隠すようになる。


ハナヌキ峰から古寺山にかけては雪上を歩く。
好天に恵まれ、月山や障子ヶ岳、


以東岳が展望できた。


古寺山付近から望む小朝日と大朝日。


小朝日を越え、大朝日へ向かう。


鳥原山方面の縦走路。


大朝日の小屋を通りすぎ、山頂を目指す。


山頂についた時は高曇りの空模様となったが、
風もなく穏やかな天気で、誰もいない山頂でしばし昼寝。


祝瓶方面の縦走路。


花はカタクリのほか、


ヒメイチゲ


そして、タムシバが目立っていた。
一服清水は雪の下だが、
清水が雪の下から流れ出ており、給水可能。


メジャーなコースだが、
平日ということもあってか、山中誰一人会わなかった。
下山後は、柳川温泉で汗を流した。
大井沢にも日帰り温泉施設があるが、
こちらのほうが湯量が豊富で、露天風呂もあって快適。
建物の前には飲泉所もあり、飲泉し放題。


寒河江の鈴亭で冷たい肉蕎麦を食べ帰宅した。

七薬師掛け

2010年05月16日 | 里山
七ツ森の六山(松倉山、撫倉山、大倉山、鉢倉山、鎌倉山、遂倉山)に
笹倉山を加えた七山を一日でお参りすると、
無病息災がかなうとされている。
GWに六山登ったが笹倉山は登らず不完全燃焼であったため、
改めて七山参りをすることにした。

前回5/4に登った時から10日程度しかたっていないが、
咲いている花々の様相は大分異なる。


松倉山の急登部のニリンソウは花期を終え、
代わりに大輪の黄色いシラネアオイのような花が沢山咲いていた。


松倉山を越え、サツキ咲く道を登ってゆくと


展望の良い撫倉山山頂に辿り着く。


船形山の残雪も目立たなくなり、雪解けも大分進んだようだ。


萌葱色に染まった山々が美しい。


交尾するミヤマカラスアゲハに見とれる。


GW時と比べ木々の緑も大分濃くなった。






3時間半ほどで六山を登り終え、
40分ほど車道を歩いて信楽寺前の駐車場に戻る。
笹倉山の登り口へ移動。
笹倉山に登り、行動時間5時間半で無事七薬師掛けを終えた。
ちなみに歩数は25443歩。

笹倉山の山頂手前の展望台からは
仙台市街や


七ツ森などが見渡せる。


この時期は生き物溢れる里山歩きが楽しい。

釣り

2010年05月16日 | 釣り
連休中、釣り針に掛かったタニシを放免するという善行を果たして以来、
金のつづらを携えたタニシのお礼参りを待ちわびていたが、
一向に音沙汰がないので、こちらからタニシの住処を再訪した。
金のつづらはどうした?と水面に呼びかけるも、


タニシの応答はなく、
相手をしてくれるのはアブラハヤとモロコのみ。


どうやらタニシに裏切られたようで、無職の帝王さんに会わす顔なし。



春遠し(2010.5.15不忘山)

2010年05月16日 | 蔵王
天気予報が今一だったので、土曜は近場の不忘山へ行ってきた。
白石スキー場に車を駐め、山頂を目指す。
9時スタートと遅い出発。
新緑はまだまだこれから。


登山道は相変わらずぬかるんで歩きずらいし、
登山道を隠すような残雪も残っている。
ただ、アイゼンは不要。
山頂に近づくと、霧氷で木々が白くなっていた。




夜間は結構冷え込んだようで、霜柱も立っている。
山頂はガスで展望ゼロ。


至る所に海老の尻尾が張り付いている。


寒々とした光景にテンションも上がらず、
山頂で小休止し、早々と下山。

鎌先温泉の最上屋で汗を流し、


白石の蕎麦処で鳥せいろを食べて帰宅した。

里山歩き(深山)

2010年05月14日 | 里山
最近、歩数計を購入した。
3Dセンセーを搭載しポケットに入れておくだけで
歩数をカウントしてくれる優れものだ。
昨日は仕事だったが、
驚いたことに一日でたった3170歩しか歩いてない!
そこで、運動不足解消に近くの里山へ行ってきた。

登山口にある神社の参道では八重桜が満開。


道脇にタンポポが咲き、


雑木林の新緑は今が見頃。


曇ってはいたが、山頂からは相馬方面や


丸森方面が展望できた。


山頂付近でキンポウゲのような黄色い花が咲いていた他、
ムラサキケマンや


サツキ


? などが咲いていた。


この時期、我が物顔に車が走り過ぎる車道を、
茶色の毛虫が懸命に蠕動し横切ろうとするのをよく見かける。
轢かないように目をこらして運転するものの、
気づくのに遅れ轢きそうになることもままある。
数多の危険をくぐり抜け路傍で葉を食む姿を見つけると、
心が和む。


こいつも成長したら
こんな綺麗な蝶になるのだろうか?


1時間ちょっとの山歩きで歩数は7100
以外と少ない数値に少々がっかり。

ぶらり一人旅(鎌倉)

2010年05月11日 | Weblog
週末、半分仕事で東京へ行ったついでに鎌倉に行ってきた。
JR鎌倉駅から江ノ電に乗り継いで、
まずは鎌倉大仏を見に行く。
好天の日曜とあって凄まじい人出だ。
外国人観光客も多い。


久方ぶりに見る大仏は、
屋外で風雨に曝されているせいもあってか、
なんだか凄みのある顔つきをしていた。


長谷寺で長谷観音も拝んで、


大仏ハイキングコースを歩いて建長寺へ向かう。


眼下には由比ヶ浜が見える。


建長寺の本尊 地蔵菩薩


雲龍図


建長寺からは天園ハイキングコースを辿り鶴岡八幡宮へ


TVニュースでも報道されていたが、
倒れた銀杏のご神木から沢山の葉っぱが芽吹いていた。


八幡宮でおみくじを引いたら凶


今年は辛抱の一年か・・

自転車ツーリング

2010年05月05日 | Weblog
連休も今日で最後。
前回の七ツ森山行の帰り道に、
「東北道上り・仙台南~二本松間・渋滞60km」の表示にたまげてしまい、
今日は車での外出は控えることに。
自転車で阿武隈川を遡上、福島まで行くことにした。


角田の阿武隈川河川敷では菜の花祭りをやっていたが、
人手は少なく閑散としていた。


iPhoneでググり、口コミの多かったレストトランでランチ。
ルイビトン(豚)なるブランド豚の料理がお勧めのようだ。
ルイビトンと口に出していうのはなんだか恥ずかしくて、
ブタのグリル下さいと注文。


美味しかったが、見た目はただの豚ステーキで、
モノグラムの焦げ目でも入っていたら、いかしていたのだが・・

3時間近く漕いで、福島県伊達市へ。


やながわ希望の森公園前駅で自転車を折りたたみ、


あぶきゅうで帰宅した。


天気が良かったので、良い感じに日焼けしてしまい、
休み明けに何か言われそう。

釣り

2010年05月04日 | 釣り
連休四日目
菜の花咲き乱れる阿武隈川の畔で鮒っこと戯れん
と思い立ち、釣り竿かついで出かけた。


阿武隈川に流入する雰囲気の良い小川


40cm位の中型の鯉が集結し、盛んに水しぶきを上げている。


この光景に一気にヒートアップして、
練り餌を餌に竿を出したが・・・


釣れたのは水も滴るタニシ1個。
スレではなく、しっかり口に針がかりしている。


味噌汁の具にするという手もあったが、
タニシの恩返しを期待して、逃がしてあげた。
今晩あたり金のつづらを持って訪ねてこないかな。

そういえば先日、
無職の帝王さんより当ブログに下記コメントをいただいた。
「すげぇ内定もらったwww 春に就職できなかったけど、ここに永久就職しちまおっかな?(笑) 昨日もチュッチュしてただけなのに、5万も頂いちゃった件www こうなりゃこのまま100万ぐらい荒稼ぎしてやるぜぃ!!\(゜∀゜\) 」と、
ご親切にも夢のような仕事を紹介してくれた。
おそらくは、昨年中仕事もせずに毎日が休日と称して遊び歩いていた私のことを心配してのコメントと思うと恐悦至極に存じます。
はやいとこ、「すげぇタニシつかまえたw w w タニシを逃がしただけなのに、大判小判を頂いちゃった件 こうなりゃこのまま1億ぐらい荒稼ぎしてやるぜぃ!」と、景気の良い記事をアップしたいものだ。

2010.5.3 七ツ森

2010年05月04日 | 宮城の山
5月3日も宮城は行楽日和。
ローカットの軽登山靴なら踵も痛くならないので、
雪のない里山に行くことに決め、
数年ぶりに大和町の七ツ森を歩くことにした。

信楽寺跡の傍にある駐車場に車を止め、
まずは松倉山を目指す。
信楽寺跡の桜は今が見頃。


松倉山へ続く急坂の傍らにはニリンソウの大群落あり。


撫倉山の山頂は見晴らしが良く、
泉ヶ岳や船形山


そして、遠くには牡鹿半島らしきものも見えた。


この日は仙台も夏日となったようで、
Tシャツ1枚で十分な陽気。


爽やかな風が吹き抜ける新緑の雑木林を歩くのは
非常に気持ちがよい。


カタクリは見頃を過ぎていたが、
スミレやヤマブキ、ヒトリシズカなど沢山の花々が咲いていた。






七ツ森は標高300メートル程度の低山の連なりだが、
急な登り下りを繰り返し、結構きつい。
途中、ニリンソウが咲き乱れ、
まるで極楽浄土がごとき場所あり、
数年前と変わらぬ光景に感動。




松倉・撫倉山に加え、大倉山、峰倉山、鎌倉山、遂倉山と
合計6つの頂を踏み、登り始めてから約6時間かかって、
南川ダム下の車道に出た。

ダム下や七ツ森湖畔では桜が満開。




素直にそのまま車道を辿って駐車場へ戻ればよかったのだが、
インパクトのある看板に吸い寄せられ、自然遊歩道経由で帰ることに。


途中、近道しようと地図に載ってない小道に踏み込んだのが誤りのもと。
しばらく行くと道は不明瞭となり、
コンパス片手に道なき道を進むことに。
気楽な里山歩きのはずが、行動時間8時間半もかかって、
疲労困憊し駐車場に戻った。

天童温泉

2010年05月02日 | 温泉
天童にある温泉施設。
480円という山形にしては高めの価格設定と、
知名度が低いせいもあってか、いつ行っても空いている。
神室の帰りに寄ったら、GWということもあって自分以外に4人いたが、
普段はいても一人か二人。貸し切りのこともしばしある。
設備は綺麗で立派。
内風呂二つ(10人以上入れる大風呂に、温めの小さい風呂)に、


露天風呂もある。


無色透明だがほんのり硫黄臭のするお湯は掛け流しで、
適切に温度管理されていて非常に気持ちいい。
どこかの熱湯風呂とは大違い。
浴後感も爽やかで、登山の疲れを癒すにはうってつけ。

無念(2010.5.2 神室山)

2010年05月02日 | 神室連峰
昨日の靴擦れで足が痛いこともあり、
残りの連休は自転車ツーリングでもしてお茶を濁そうかと
軟弱な思考が頭をかすめたが、
天気予報では山形方面は絶好の好天。
GWの神室連峰は恒例行事なので、
足を引き摺って神室へ出かけた。
昨年みたいに土内を起点に神室を周回する元気もなかったので、
最短で神室の頂きを踏めそうな有屋コースを選択。

昨日の大東岳で薄々気づいてはいたが、
それにしても今年は残雪が多い!
2008.5.10の山行記と比較されたし。
降雪が多かったのか、それとも雪解けが遅れているのか定かでないが、
神室ダムのところで既に雪が車道を塞ぎ、車はここまで。


ダム湖の湖畔を歩いて、有屋の登山口へ向かい、
湖に流れ込む沢沿いを上ってゆく。


沢沿いにも豊富な残雪が残っており、
登山道は直に雪の下に隠れる。


2回渡渉したが、
雪解け水で水嵩が増しており要注意。
トレッキングポールが沢の中に落ちていたが、人影はなし。
持ち主の無事を祈る。


ウチノスミ沢を越えると、急登の尾根道となる。


樹間からは青空の下に隣尾根が見え、
好展望への期待で胸が膨らむ。




靴擦れの痛みを辛抱しつつ、
尾根を2/3程度登ったところであろうか?
急斜面をトラバースする登山道が残雪で覆われ、
雪面の下方はかなり下まで急斜面が続いている。
滑ると地獄の底まで落ちていきそうな予感。
アイゼンを装着して、半分程度横断したものの、
びびってそれ以上先へ進めず。
滑落して下山せずなんてことになると、
連休明けの仕事に穴を開けるはめになるので、
泣く泣く撤退。
連れがいてロープでも持っててくれれば楽々クリアできたろうに・・
なんとも悔しい

山中出会ったのは釣り人3名のみ。
花は一部でイワウチワが咲いているくらい。
ブナの新緑はまだまだこれから。
沢沿いの林道はバッケ(フキノトウ)取り放題。


帰り道、湖畔から神室が姿を現し、
これに懲りずにまた来いよと言っていた。


山形での山行帰りは、
冷たい肉蕎麦と、ゲソ天で決まり。


ついでに、靴擦れの消毒というか痛み止めにアルコールを二三購入。


左から、飛露喜「特選純吟」、東北泉「純米大吟醸」、
山形正宗「袋採り斗びん囲い」、加茂川「純米大古酒」
明日はこいつを携えて花見キャンプにくりだすか・・