茶っCの育児と温泉 たまに山と釣り

子供が生まれてから山と釣りは自粛中です

ギョウジャニンニク

2009年06月30日 | Weblog
ギョウジャニンニクの群生地を見つけた!!



憧れの山菜であったが、
道の駅で良い値段で売られているのをみかけたことはあるものの、
自生しているのは尾瀬ヶ原でしかみたことがなかった。
さすがに尾瀬で採取するわけにもいかず、
どこか良いところはないかと探していたが、
偶然良い場所がみつかった。
売るほどたくさん生えており、晩のおかずに採取。



さすが行者が食べたとあって、食べた翌日は「まりもっこり」だ。

2009.6.29飯豊本山(大日杉から)

2009年06月30日 | 飯豊連峰
天気も良いので、ヒメサユリを堪能したあとは、
本山の頂まで行くことにした。





切合小屋の前後にまとまった残雪あり、
軽アイゼンあったほうが無難。






最初は快晴であったが、
登っていくうちに高曇りの空模様になってきた。


しかし展望は良好で、
山頂からは大日岳、朳差など飯豊の峰々が見渡せた。






花は山頂付近でミヤマキンバイ、イワウメ、チングルマ、ハクサンイチゲ






また、御前坂付近ではヒナウスユキソウ




ヨツバシオガマ


ハクサンチドリ


??


その他、ツマトリソウ


ミツガシワ


アカモノ


おまけにハンミョウ


水場に関しては、
長之助清水:流れは細いが冷たく美味しい水が流れている
切合小屋:小屋の前にはまだ水は引かれてない


ヒメサユリ咲いてるよ!:2009.6.29飯豊本山

2009年06月30日 | 飯豊連峰
海外トレッキングに備えデジカメを新調したので、
試写がてら山に行くにことした。
過去の記録によるとそろそろ飯豊でヒメサユリが見頃のはず。
大日杉から登って、ヒメサユリに再開してくることにした。

5時に登山口を出発。予報どおり天気は快晴。


今年も咲いていましたヒメサユリ!!


地蔵岳から御坪にかけての稜線上はヒメサユリロード。


辺りはユリの芳香が漂い、目と鼻を楽しませてくれる。




まだ蕾もたくさんあったので、
今週末にかけて見頃は続くと思います。

2009.6.26笙ヶ岳

2009年06月28日 | 鳥海山・月山
月山から下山した後は、
肘折温泉のカルデラ温泉館で汗を流した。


好天が続く様なので、東北一の名峰に向かった。


一の滝近くの一ノ瀬駐車場に車を駐め、
長坂道経由で鳥海山の頂を目指した。
笙ヶ岳付近から御浜にかけてはハクサンイチゲの群生が見事。


鳥海湖はまだ残雪に覆われている。




天気はよいのだが、登るにつれ次第に風が強くなり、
御浜を過ぎる頃には、歩くのままならないほどの
突風が吹き荒れる状態となった。
山頂付近には傘雲のような雲がかかり嫌な予感がしたのと、
体調が今ひとつであったこともあり、無理せず下山することにした。


眼下には日本海と酒田市の町並みが見える。


笙ヶ岳から下っていく途中はニッコウキスゲのほか、
ヨツバシオガマ、ハクサンチドリ等の花々が路傍を彩っていた。




一ノ瀬駐車場から笙ヶ岳へ向かうコースは
渡戸という所で沢を渡らなければならないが、
この時期、朝の内はたいした流れではなくても、
午後は融雪水がはいるためか、水嵩が増すので注意。


2009.6.24-25月山(肘折コース)

2009年06月27日 | 鳥海山・月山
久々に初夏らしい空模様が続くとの予報に
肘折登山口から念仏ヶ原経由で月山に行ってきた。









姥沢からリフトを使って登ってしまえばどうってことない山だが、
肘折コースは東北の山の良さをしみじみと味わうことができる。
念仏ヶ原の小屋に一泊したが、
二日間山中では誰も会わず。
真新しい熊の落とし物をみかけたので、
熊鈴は必須である。



この時期、小屋のトイレは使用できず、外トイレを使用。
念仏ヶ原に行く途中に残雪をトラバースする箇所あり、
軽アイゼンがあったほうが無難。
水は豊富だが、沢水もしくは融雪水を利用。

<<追記>>
5時半に肘折登山口を出発
小岳の付近に残雪の斜面をトラバースする箇所あり(下写真)


3時間で念仏ヶ原の小屋に到着
小屋脇の残雪と、残雪から流れ出る水場。


湿原にはまだ水芭蕉も咲いていた。


千本桜手前の湿地帯とミツガシワの群落




千本桜を過ぎると残雪が目立つようになる。


ヒナザクラやチングルマが咲いていた。




頂上直下の巨大な残雪。
傾斜が急で直登するならアイゼン必要。


登り始めて6時間半で山頂に。
山頂はガスで覆われ展望はなし。


山頂付近はハクサンイチゲが群生。


念仏ヶ原での夕焼け。


翌日、早朝の月山と湿原


朝日を浴びたワタスゲ


小屋から登山口まで3時間ちょっとの下山。

GEAR Impression

2009年06月22日 | アウトドア用品
・Patagonia : Houdini Full-Zip
パタゴニアの軽量ソフトシェルジャケット。
122g



アウターに求められる条件は、防水・防風・透湿の3要素だが、
ゴアテックスといえども透湿性は期待ほどではない。
活動量が多いときは、汗と蒸れで内側から濡れてしまい、
なんのために着ているのかわからないこともままある。
今のところ3要素を完全に満足させる製品はないが、
防水性はそこそこに、防風・透湿を優先したHoudiniの使い勝手を
朝日・飯豊山行で試してみた。

登り始めはTシャツ一枚でよくても、
稜線が近づくにつれ風が強くなり、上着を必要とすることはよくある。
このような状況で、Houdinは風による冷えを確実に防ぎ、
かつ、蒸れずに良い塩梅であった。
また、汗で濡れた体に羽織っても生地がまとわりつかず、
行動を妨げないのもよいところ。
風除けとしてはレインジャケットより好印象。

ただ、やはり防水に関しては限界あり。
飯豊の最終日、雨中の下山時にレインジャケット代わりに着てみたが、
撥水加工をしてあっても雨量が多いと次第に水が染み込んできて、
麓に辿り着いた時には、中までぐっしょり。
というわけで、雨天時はレインジャケットが必要。

一着で全てOKといかないのは悩ましいところだが、
天気の保障された時にはレインジャケットに代えて、
装備の軽量化に貢献しそうだ。

・Golite : JAM
容量51Lで753gの軽量ザック。
GoliteのHPでは下の写真のような色合いで、食指が伸びなかったが、
実物はもう少し落ち着いた色合いで、海外通販ついでに
値引き品を100$で購入。


MLDやSMDの軽量Packに比べ生地が厚手で丈夫そう。
背負い心地も悪くなくMLDのExodusのように肩が痛くなることもなかった。
ただ容量に関しては、先日の飯豊山行にはぎりぎりで、
一回り大きなPinnacleにすればよかったかと少々後悔。



2009.6.19-21飯豊連峰3

2009年06月22日 | 飯豊連峰
本山からの帰りは
路傍の花を写真に収めながらゆっくり歩いた。















なんといっても主役はハクサンイチゲだが、
イチゲ以外にもミヤマキンバイ、イワカガミ、
そして、下の写真のような花々が咲いていた。





こいつはサクラソウの仲間だろうか?


梅花皮小屋で食事をとり、デポした荷物を回収。
3日目は朝から天気が崩れるとの予報で、
梶川尾根から下山するつもりで歩き出したが、
尾根の取り付きについたのが15時と遅くなったため、
頼母木小屋でもう一泊し、明日丸森尾根から下山することにした。
山開きと重なって、頼母木小屋はほぼ満員と盛況であった。


2009.6.19-21飯豊連峰2

2009年06月22日 | 飯豊連峰
昨晩の宿泊者は10人程度
ただ、禁煙と掲示してあるにもかかわらず
小屋内で喫煙する非常識な輩がいて不快。

2日目朝は小屋から日の出が見え、
予報どおり晴れそうな予感。


飯豊本山までピストンすることに決め、
泊まり道具を小屋にデポして、5時には小屋を出発。


烏帽子岳を越え、


夏道を覆い隠す残雪上を進む。


ガスで霞む峰々が幻想的だ。


御西小屋が近くに見える頃にはガスも切れてきて、


青空の下、右手に大日岳がはっきりと見える。




御西小屋を通り過ぎ、飯豊本山に向かう。


御西岳を越え駒形山に至る付近も、ハクサンイチゲの群生が見事だ。




歩き初めて3時間半で飯豊本山の頂に到着。


雲が多くて先日の朝日ほどではないが、まずまずの眺めだ。

2009.6.19-21飯豊連峰1

2009年06月22日 | 飯豊連峰
本当は石転び沢を登りたかったのだが、
今年は雪が少ないようなので、梶川尾根を登ることにした。
GoliteのJAMに2泊3日分の装備を詰め込み、
一応飾りにピッケルも持って、6時半には登り始めた。


最初からかなりの急坂でしんどいが、
標高を稼げるので、嫌いではない。


滝見場からは石転び沢の上部を展望できる。


ここまで道に雪は残っていないが、


五郎清水を過ぎたあたりから残雪が現れる。
太陽も顔を出し、まずまずの天気であったが、


梶川峰を越え、
主稜線に近づくに従い次第にガスってきた。


主稜線はハクサンイチゲが花盛りだが、
ガスっていると華やかさも半減。


門内小屋を通り過ぎ、


12時には梅花皮小屋に到着、小屋で昼食をとることにした。
小屋の水場には既にパイプで導水されており、
水汲みの負担が軽くて助かる。

泊まり山行の場合、軽量化優先でいつも貧食になりがちだが、
今回は和牛ステーキを持参したので、
昼間から誰もいない小屋でステーキを焼き、
残雪で冷やしたルービで喉を潤す。


当初の予定では今日のうちに御西小屋まで足をのばすつもりであったが、
ガスはひかないし、腹が膨らみすっかり良い気分になったで、
まだ早いが快適なこの小屋に泊まることにした。


Black Diamond : Alpine Carbon Cork

2009年06月21日 | アウトドア用品
Black Diamondのトレッキングポール
2本で492g
長さ62.5-130cm


Flick Lockとコルクグリップに惹かれて購入。
慣れとは恐ろしいもので、
Titanium Goatのポール(1本90g)に慣れてしまった体には、
当初ずいぶん重く感じたが、1日で慣れた。

剛性感あり、ちょっとやそっとで壊れそうにない。
目盛りがマークしてあるので長さ合わせに便利
グリップは握りやすいし、ストラップの造りもしっかりしている。


冬用のバスケットも付属していて、
Lekiの同等品に比べ値段も安いので
初心者の最初の一本に良いのではなかろうか。


2009.6.19-21飯豊連峰

2009年06月21日 | 飯豊連峰
山小屋2泊3日で飯豊に行ってきた。
コースは梶川尾根から登り、飯豊本山まで往復。
初日は梅花皮小屋、2日目は頼母木小屋に宿泊。
朳差まで足を伸ばしたかったが悪天候のため中止。
最終日はずぶ濡れになって丸森尾根を下山。









この時期、主稜線のハクサンイチゲが見事!!
特に門内岳から烏帽子岳付近、そして御西岳から駒形山にかけて。
頼母木山付近はやや標高が低いためか盛りを過ぎた印象。

梶川尾根は標高1600メートル程度より上でまとまった残雪あり。
丸森尾根は丸森峰より上方で登山道を隠す残雪あり。
主稜線は、烏帽子岳~御西岳にかけて、一部残雪の上を歩くようになる。

梶川尾根の五郎清水、丸森尾根の夫婦清水はいずれも融雪水が流れている。
梅花皮小屋は直ぐ近くの水場まで導水されている。
頼母木小屋はまだ小屋まで導水されておらず、水場まで500m歩く必要あり。
門内小屋、御西小屋の両小屋は近くの雪渓の融雪水を利用。


2009.6.15-16朝日連峰2(竜門小屋~大朝日岳)

2009年06月17日 | 朝日連峰
たいして冷え込むこともなく良眠。
目が覚めて間もなく、雲海の上に朝日が姿を現した。
今日もよい天気だ。


朝食を済ませ、5時過ぎに小屋を出発。




大朝日に向かう道筋にはハクサンイチゲが咲き、
朝日を受け白く輝いている。


西朝日を越えたところの斜面にはイチゲがまとまって群生し、
背景に飯豊連峰がくっきりと見える。


すっきりと晴れ渡った空の下、
この日は飯豊に加え、吾妻、磐梯山、鳥海山、月山、船形、蔵王など
朝日を取り囲む峰々が雲海の上にはっきりと見えた。


主稜線上ではイチゲのほか、シラネアオイやミネザクラなども咲いていた。


大朝日の避難小屋を通り過ぎ、


1週間ぶりに大朝日の頂を踏む。
素晴らしい天気にも関わらず、ここまで誰にも会わず。


朝日には何回か登っているが、
こんなに眺めが良いのは久方ぶりだ。






誰もいない山頂を後に、小朝日経由で下山。




古寺直下の残雪は1週間前に比べだいぶ雪解けが進んだ印象。
三沢清水にはホースが置いてあったが、導水はまだ。
今週末の山開きまでには導水されるのだろう。

ハナヌキ峰分岐から日暮沢にかけての道は、
歩く人が少ないためかやや荒れた感じであったが、
目立った残雪もなく、通行に支障なし。

素晴らしい眺めに歩みは遅れがちであったが、
12時頃には車に辿り着いた。


帰り道、
大江町で板そばを食べ、寒河江のユーチェリーで汗を流した。
笹谷峠を越え宮城側に抜けると、どんよりとした曇り空が広がっていた。
やはり梅雨時は日本海側の方がスカッと晴れることが多いようだ。

New GEAR

2009年06月16日 | アウトドア用品
今回の朝日山行で2つのNew GEARを投入した。
一つめはCAMPのクランポン XLC-490。




12本爪ながらpairで重量490gと軽量。
アルミ製でハードの使用には向かないが、残雪期の雪渓歩きには十分。
4本爪より安心感あってよい。

もう一つはThermaRestのNeoAir


140$で購入
全長168cmのMediumサイズで370g
寝心地良好だが、注入する空気量が多いので、
膨らませるのに一苦労するのが難点。
あと、パンクが心配。


2009.6.15-16朝日連峰1(竜門山~寒江山)

2009年06月16日 | 朝日連峰
梅雨の合間の晴天。
久しぶりに大鳥池経由で以東岳に登ろうと山形へ向かった。
しかし、泡滝ダムへの林道入り口には、
雪崩危険箇所あり通行止めとの標識が設置されていた。


強行突破する根性もなかったので、
やむを得ず日暮沢から登ることとし、登山開始は10時半。
完全に出遅れてしまった。
ひとまず竜門小屋を目標に登り始める。


途中の水場(ゴロビツ沢の水)は雪の下。


まとまった残雪が残っている箇所を越えると眺めがよくなる。


ユーフン山の頂からは連峰が見渡せ、


後方には青空のもと月山や障子ヶ岳も見え、素晴らしい眺めだ。


竜門小屋には4時間かからずに到着。


小屋の前にはパイプで水が引かれていた。


休憩の後、泊まり道具を小屋にデポし、
カメラ片手に寒江山方面へ散歩に出かけた。
稜線上は少々風が強かったが、
ハクサンイチゲ、ウスユキソウ、ミヤマキンバイなどの花々が咲き乱れていた。






この日の小屋は他に誰も訪れる人はおらず、貸し切り。
小屋の窓からは夕焼けに染まる月山と鳥海山が見えた。

里山

2009年06月13日 | 里山
梅雨の影響か、生憎の空模様。
近くの里山に散歩がてら行ってきた。
すっかり木々の緑は濃くなり、
虫は元気いっぱいだが、
生い茂る草木で山道は少々歩きにくくなってきた。


沢沿いにはマタタビの特徴ある白い葉が目立ち、
近寄ると蕾がでていた。