茶っCの育児と温泉 たまに山と釣り

子供が生まれてから山と釣りは自粛中です

2008.7.14-16トムラウシ山3

2008年08月07日 | 北海道の山
最終日、朝から快晴となった。
トムラウシを背にし、雪渓を化雲岳方面へと登る。


雪渓脇にはお花畑が広がり
花々が朝日をうけ輝いている。


素晴らしい光景に見とれ歩みは遅れがちだ。


五色岳へ行く途中に一株だけコマクサが咲いていた。




五色岳の山頂からは北方に旭岳が見えた。


今回歩いたコースの中では
五色ヶ原のお花畑が一番見事であった。


トムラウシを背景に一面に広がる花の海が素晴らしい。






晴れれば沼ノ原も地上の楽園といった雰囲気だ。


綺麗なトンボがたくさん飛んでいる。




沼ノ原から先、ヌプンへ下るのに気が重かったが、
なんと、当日午前にヌプン登山口~石狩岳分岐まで草刈りが行われ、
沼ノ原分岐~石狩岳分岐の間を除き、
すっかり歩きやすくなっていた!
登りの苦労がうそのようでした
作業された方お疲れ様でした。


2008.7.14-16トムラウシ山2

2008年08月03日 | 北海道の山
7/15朝、予報では天気は上向き。
沼越しにトムラウシが見える。


テントを撤収し、5時前には出発。


沼の原の木道を抜けると
林の中のぬかるんだ道を進む。
途中、五色の水場に寄るが、


蚊の大群に取り囲まれのんびり休める状況ではない。
蚊に追っ掛けられて急坂を喘ぎながら登る。
樹林帯を抜けると、美しいお花畑が広がった。


その後は再び木道歩きとなり
いつのまにか煩わしい蚊も消え、
花を愛でながらのんびり登る。


五色岳にたどり着く頃には、


ガスも薄くなり、再びトムラウシが姿を現した。


神遊びの庭からヒサゴ沼までは、
雪渓のうえを歩いてショートカット。
雪渓下端で登山道に乗り、


沼の畔へと下る。


登り初めて約5時間で
今宵の宿、ヒサゴ沼避難小屋に到着した。


1階には既に数人分のsleeping matが敷いてあり、
自分も1階隅に寝床を確保して、
トムラウシ山頂へ向かった。


日本庭園はチングルマが咲き乱れ、
極楽浄土のごとき美しさ。



山頂はガスの中で足下しかみえなかったが、
すっかり満足して下山。
小屋に戻ると多くの人で賑わっておりほぼ満員。
2階はツアーの団体客が占拠。
遅れてやってきた登山者が肩身の狭い思いをして、
スペースを空けてもらっていた。




2008.7.14-16トムラウシ山1

2008年08月02日 | 北海道の山
ヌプントムラウシ温泉近くの登山口から沼ノ原経由で
トムラウシ山に登った。

トムラウシ温泉へ向かう舗装路を途中で右折し、
砂利ダートを走ること十数キロ、川沿いに避難小屋と温泉が現れた。


今日は沼ノ原でテント泊と決めていたので、
まずは一風呂浴びてのんびり登ることにした。
温泉から数百メートル林道を進むと登山口を示す標識あり。


駐車スペースは狭く3台がやっとという感じだが、
平日ということもあってか車は一台もなし。
ポストの中の入山者名簿をみると、
前日に沼ノ原まで行った人がいるようだが、
あまり入山者は多くないようだ・・
熊鈴をザックにつけて、昼前に登山開始。


丸太橋のかかった川を越えると、
沢沿いに道は続くが、夏草が生い茂り道は不明瞭。
たまに出現するテープをたよりに
荒れた感じの沢を
トレッキングポールで草を払い倒し遡行。
沢から尾根へとりつく箇所には標識あり。
尾根にあがると明瞭で歩きやすい道が現れ一安心。


沼ノ原を目指し、展望のきかない尾根道を登ってゆく。


石狩岳への分岐は湿地の中にあり、
注意してないと帰りに迷いそう。


ここから先、沼の原分岐までは
生い茂った笹で道が隠れて嫌な感じ。
下の写真は沼ノ原分岐から歩いてきたところを振り返ったものです。

こんな感じの笹原を数百メートル進む。

沼ノ原分岐から先は快適な木道歩き。
下山してきた人にテン場の場所を確認し、
雨がぱらついてきたので先を急ぐ。


大沼の畔がテン場になっており、
増水すると水没のリスクはあるものの、
地面は砂利で、凸凹なく快適。
ペグを押さえるのに使える適当な石も転がっていて便利。


テントに入って間もなく雨は土砂降りとなった。