茶っCの育児と温泉 たまに山と釣り

子供が生まれてから山と釣りは自粛中です

2007.9.24黒伏山

2007年09月26日 | 山形の山
3連休の最終日
黒伏山へ行ってきました。
ジャングルジャングルスノーパーク前に車をとめ、
沢のほうへ下っていくと
仮設の吊り橋があらわれ、


渡るとすぐ道は二股に別れ、ここを左折
時計回りに黒伏山~白森と周回することにしました。
再度沢を渡渉し、
黒伏山南壁の麓を進んでゆきます。
しばらく歩くとカラ松からブナの森になり


奇形ブナの混じる森は中々雰囲気があります。
南壁を西に回り込むと
道は上り坂となり、神室や飯豊を思わせる急坂が続きます。


道脇にはマイヅルソウが宝石のような赤い小さな実をつけ


山頂近くでは秋の花リンドウが咲いていました。


黒伏山山頂から白森への道は好展望の稜線歩きになるはずでしたが、
ガスで展望はなし。


白森を越えたあたりからガスは薄くなり
柴倉山や


スキー場がみえるようになりました。


福禄山を越えると、登山欲をそそられる柴倉山の鋭鋒が
眼前に現れます。


柴倉山はまたの機会とし
福禄山の鞍部からスキー場目指して下山


このあたりもブナの森が美しいです


スキー場を正面に尾根道を下ってゆくと


今頃になって青空が広がり
最上カゴや白髭山なども遠望できるようになりました。


登山口にもどると
登り始めはガスで隠れいていた南壁が迫力ある姿をみせてくれました。




帰路、黒伏観音水で喉を潤し


天童の温泉で汗を流しました。

2007.9.23甑岳

2007年09月24日 | 山形の山
甑岳に登るコースはいくつかあるが、
今回、甑岳の南端、東根側から登るハチカ沢コースを利用した。
日塔川の上流、一の沢ダムをめざして車を走らせ、
未舗装の林道に入って最初の橋を渡ると
写真のような標識が現れる。


標識に従い、左折し林道をさらに奥へと進むと


道路脇に「長命水」という水場がある。
ここで水筒を満たし、林道をさらに10分程度進むと
写真のような案内板のたつ登山口に到着。


案内板によると標高差は約500メートル、
山頂までのコースタイムは2時間半である。
尾根沿いの赤松林の中を登り始め、


直に雑木林となった。




昨日に比べると気温が低いこともあって、
快調に登ってゆく。
山頂に近づくと展望がよくなり、
右手眼下には村山の町並みが見える。


1時間ちょっとで到着した山頂は、
ちょっとした広場になっており、見晴らしがよい。


帰りは来た道を引き返した。


今回の山行では、ネット通販で購入した新しいザックを使用した。


ニュージーランドのAARN社の「マラソンマジック20」というザックで、
容量は23L
生地は薄く強度に不安はあるが、700gと非常に軽い。
背面は5mm程度の厚みのある網目状のシートで覆われ、
荷物の衝撃を吸収するようになっている。
ハイドレーションシステム対応で、
内部にハイドレーションバッグを入れるポケットがある。
また、写真では本体の陰になってよくわからないが、
前面にウエストバッグ程度の大きさのバッグが2個
ついているのが特徴的である。
ウエストベルトにポケットがついているザックもあるが、
多くは容量が小さく、あめ玉くらいしか入らないのが関の山だ。
しかし、こいつの場合、500mlのペットボトルが楽勝ではいり、
カメラ等の小物を入れるのに何かと便利である。

2007.9.22龍山

2007年09月24日 | 山形の山
3連休初日。
山小屋泊で飯豊なんぞに行ってみたかったが、
仕事の都合で遠出はできず、
近場の龍山に行くことにした。
自宅から西蔵王放牧場の登山口まで車で20分程度。
石の鳥居をくぐり、


牧場脇の道を登ってゆく。


前滝コースから山頂を目指すつもりだ。
このコースは今春訪れたときコース状況が悪く撤退を余儀なくされている。
龍山川源頭の碑があるところまでくると、


沢が倒木でうめつくされていた。
9月初旬に関東~東北を縦断していった台風の爪痕だろうか
嫌な予感がする。
先に進んでまもなく、道は崩れ行き先がわからなくなってしまった。


前回もこのあたりで撤退しており、
どちらへ進めばいいのかよくわからない。
踏み跡があるような気がして、
左手の崖を10メートルほど登ってみたが道はなく、
登ったはいいものの、足場が悪く降りられなくなってしまった。
ザックにいれてあったロープを立木にくくりつけ、
なんとか無傷で降りることができたからよかったものの、
一つ間違うと遭難の危険あり、いい教訓になった。
前滝コースはあきらめ、宝沢へと通じる長峰コース経由で
山頂をめざすことにした。




こちらのコースは歩く人も少ないのか
やや荒れた感じだが、難所もなく、
遠回りとなったが、ようやく山頂に到着。


山頂からは蔵王方面、


山形市街が見渡せて、


なかなかの展望です。
帰りは、姥神コースを下山。


姥神様の顔は怖いが、道はよく整備されていて歩きやすい。
紅葉はこれからだが、道端にはカラフルなキノコが
たくさん生えていた。






写真の赤いキノコは99%タマゴタケという食用キノコのはずだが、
残り1%の間違いがあると怖いので放置。


尚、下山口には写真のような水場があります。

日本酒

2007年09月16日 | Weblog
世間は3連休だが、仕事の都合で遠出はできず。
トレーニングをかねて近くの里山に登り、
温泉で汗を流した帰り、
河北町の酒屋に寄った。
ここは以前一度訪れたことがあるのだが、
東北の地酒の品揃えが豊富だ。
保冷庫の中で、芯まで体を冷やして選んだのは
・飛露喜「特選純吟」
・綿屋「純米大吟醸」
・東北泉「純米大吟醸・美山錦」
の3本。


飛露喜は福島、綿屋は宮城、東北泉は山形の酒で、
飛露喜と綿屋は、十四代ほどではないものの、
知名度があがって最近は入手困難。
山形名産のだだちゃ豆を肴に一杯やるのが楽しみだ。

2007.9.9大朝日岳(御影森~中ツル)2

2007年09月12日 | 朝日連峰
平岩山を越え、大朝日をめざす。


登山道脇にはタカネマツムシソウが咲いていたが、


盛りは過ぎ、見頃は8月中旬頃であったと思われる。
ようやく到着した大朝日山頂からは、
祝瓶方面


袖朝日は見えたが、


ガスで展望は今ひとつであった。
下山路は中ツル尾根を選択。


左手に小朝日を眺めながら、


標高をどんどん下げてゆく。


写真ではわかりにくいが、正面遠くには、
ゴールの朝日鉱泉の建物が見える。


長命水という名前にひかれ寄った水場では、


冷たい水が湧き出していた。
今回歩いたコースには適当な間隔で4か所の水場があり、
持ち歩く水が最小限で済むのが助かる。


水場近辺の倒木にはキクラゲが生えていて、
晩のおかずに採取。
沢まで降りたあとは、


アップダウンの繰り返し沢沿いを進む。


台風の後で沢沿いの道は少々不安であったが、
特に危険な箇所もなく問題なく歩けた。
16時には登山口に戻り、朝日鉱泉で汗を流した。

2007.9.9大朝日岳(御影森~中ツル)1

2007年09月10日 | 朝日連峰
葉山の翌日、予報は晴れ。
台風後の増水が少々心配ではあったが、
朝日鉱泉から大朝日を日帰りすることにした。
大朝日には何回か登っているが、朝日鉱泉から登るのは初めてである。
以前、針生平から祝瓶経由で大朝日をめざしたとき、
御影森の姿が一際目を引いたので、
今回、まず御影森に登り、大朝日の頂上を踏んで、
中ツル尾根経由で下山する周回コースを辿ることにした。
朝日鉱泉前の宿泊者用駐車場は空いていたが、


林道沿いにある一般向け駐車場には6台ほど
車が停まっていた。
古寺に比べ駐車場が狭く、混んでる時期は駐車するのに苦労しそうだ。
鉱泉の正面からは大朝日のピークがはっきりと見え、


好展望の期待が高まる。
吊り橋を渡って間もなく、
弘法水という水場が現れ、冷たい水で喉を潤す。


鳥原小屋への分岐を通り過ぎ、
次にあられた分岐を御影森方面へ進んだ。


吊り橋を渡ると、上倉山まで急坂の上りが続く。
飯豊や神室を思わせる急登だが、道はよく整備されている。


右手には樹間越しに小朝日が見える。


上倉山手前の登山道沿いに水場があったが、


水量は少なくあまり雰囲気はよくない。


上倉山を越え、御影森をめざす。


大汗をかきながら御影森山頂に到着。
ガスで小朝日や大朝日が見えないのが残念。
山頂からは中沢峰方面にも道が続いており、


葉山へと周回するのも楽しそうだと考えながら一服。
平岩山方面へと歩き出した。


大沢峰の手前に水場の標識があり、
草で覆われ足下の見えにくい道を下ってゆくと
水が湧きだしていた。


緑鮮やかな苔に覆われた水場の雰囲気はよく、
冷たい水は体に染み渡る美味しさだ。
水筒を満たし、再び平岩山へと向かった。

2007.9.8葉山(長井)

2007年09月10日 | 山形の山
幸い台風は金曜の内に東北を抜け、
土曜の朝には雨は止んでいた。
大雨の後の増水を危惧して、渡渉のないコースを選択。
蔵王ダムから刈田岳をめざすことにした。
久しぶりの登山でやる気満々であったが、
蔵王ダムに向かう道は倒木で通行止め。
あえなくUターンし、
第二候補の葉山(長井)に行くことにした。


森林公園の奥にある登山口に駐車。
鳥居をくぐり、尾根道を登った。
空は曇っていたが、眼下には長井の町並みも遠望でき、


眺めはよい。
2時間かからずに到着した山頂には避難小屋と祠がたっていた。


誰もいない小屋の中で小休止ののち、
奥の院に寄り道することにした。
標識に従って、しばらく歩いたものの、
石の積み上げられた小広場で行き止まり、
ガスで遠望の効かぬ中、
結局どこが奥の院かわからぬまま引き返した。
帰りは、往路と同じ道を下山、
1時間ちょっとで登山口に辿り着いた。
9月にはいったとはいえ、まだまだ蒸し暑く、
降りてきたときには汗で全身濡れ鼠となってしまった。