茶っCの育児と温泉 たまに山と釣り

子供が生まれてから山と釣りは自粛中です

2006.11.25中ノ森・蕃山

2006年11月29日 | 里山
先週末、仕事の都合で遠出はできないので、
近場の里山を歩いてきました。
最初に向かったのは秋保の手前にある中ノ森です。
赤石橋の信号を右折し、小学校を迂回し奥に進むと、
赤い鳥居が目印の登山口が現れます。


登山口の空きスペースに駐車し、山頂を目指します。
竹林を通り過ぎ、杉林を登ってゆくと、
直に雑木林となり、つづら折りの急坂となります。
30分もかからずに到着した山頂には石の祠が並んでいました。


標高は295mの低山ですが、山頂からは蔵王連峰、


特徴的な山容の大東岳などが見渡せ、


なかなかの展望です。
残りわずかとなった紅葉をめでつつ下山。


山歩きにしてはお手軽すぎて物足りなかったので、
続いて蕃山をハイクすることにしました。
蕃山は仙台宮城インターチェンジ近くにある里山です。
登山口になる大梅寺近くの県道脇に駐車し、
参道の石段を登っていくと


石段の途中左手に登山道の標識が現れます。
山頂までは2Kmちょっとの道のりです。
登り初めてまもなくに、急坂な所がありますが、
その後は雑木林の中を緩やかに登り、
気持ちのよい明るい尾根道へ続きます。


石仏の並ぶ登山道を進み


到着した山頂にはお堂が建っていました。


山頂からは、仙南の市街と太平洋が望めますが、
展望は中ノ森の方が良かったです。

湯治(那須塩原)

2006年11月19日 | 温泉
週末は登山+キャンプを目論んでいたんですが、
冬型の気圧配置に怖じ気づき、
やっぱりキャンプは寒いだろうと、
温泉旅館での湯治+観光に急遽変更です。
軟弱者なんですよ(-。-;)
仙台から東北自動車道を南下し、栃木・那須塩原方面に向かいました。
車窓から見える山々は冠雪し、既に冬の装いです。
泊まった宿は那須温泉郷の北温泉です。


温泉プールを合わせると5つの風呂があり、
一つの宿で湯巡りを楽しむことができます。
湯につかっては、ルービを飲んでと、
すっかり自堕落な休日を過ごし、
帰りは、日光東照宮を大勢の観光客にまぎれて見物してきました。


やっぱ冬は湯治ですよね(^_^)


2006.11.5神室2(神室山~水晶森)

2006年11月07日 | 神室連峰
神室山頂には長居せず、
前神室へむけて、歩いてきた道を引き返します。
有屋口への分岐を越えると、正面に前神室が姿を現しました。


時折、流れてくる雲で前神室山頂は一時的に隠れたりしますが、
秋田役内方面は天気がよさそうです。
前神室の山頂を踏んだ後、
水晶森への分岐に引き返し、水晶森方面へ歩みを進めました。
よく刈り払いされた展望の良い尾根道を軽快に下り、


道は次第にブナの低木帯となり、
見事なブナの原生林へと続きます。


このあたりはキノコがとれそうでしたが、
見つかったのは腐ったブナハリタケと、
取り残しのナメコ少々のみでした。


緩やかなアップダウンを繰り返すブナの森の道を進み
水晶森の山頂と思われる地点に到着。
標識はありませんが、登山道の左手、
踏み跡を少し入ったところが山頂のようです。


ここからは、前神室~神室~小又山を見上げるような形で展望できますが、
逆光となり、写真では今ひとつです。
ここで、バーナーでお湯を沸かし小休止、
日が当たると暖かく、11月とは思えない陽気です。
昼食をとった後、反射板へ向けて下山を開始。
右手眼下には役内の町が見えます。


反射板を越えると有屋峠へ最後の一登りです


有屋峠からはダムへと続く痩せ尾根を下ってゆきます。


飯豊を思わせるかなりの急坂です。
積もった落ち葉で滑りやすく慎重に下ります。
どんどんと標高を下げ、
再び沢沿いの道となりました。


途中キノコを探しながら水平な道を下山してゆきますが、


めぼしいキノコはあらかた採り尽くされたようで、
たいした収穫もなく、ダム湖畔へとたどり着きました。
湖畔の舗装路を歩き、


15時、車に戻ってきました。
山頂での展望は望めませんでしたが、紅葉も見ることができ、
満足した山旅でした。
ホットハウス神室で汗を流し、
帰りは、前回古川~鳴子間が大渋滞であったことを考慮し、
尾花沢から小野田町に抜ける国道を利用し帰宅しました。
こちらは渋滞はなくスムーズに帰ってこれました。

2006.11.5神室1(神室山~水晶森)

2006年11月06日 | 神室連峰
11/5、3連休の最終日。
先日の大朝日で山の紅葉もほぼ終わったことを実感しましたが、
山形は晴れとの予報に、キノコでもとれればと思い、
またまた神室へ行ってきました。
コースは未踏の有屋口~神室山~前神室山~水晶森の周回コースです。
仙台をAM4時過ぎに出発し、国道48号を使い東根、新庄経由で
神室ダムの登山口(有屋口)へと向かいました。
新庄手前で無料開放中の高速も使え、新庄の「すき家」で朝食をとっても、
思ったり早く、7時前には登山口手前の駐車場に到着。
7時ちょうどに登山口を出発しました。


まずは川沿いの道を進んでいきます。
登山道の脇にはシダ類が生い茂っており、
カツラの大木が目立ちます。


紅葉もまだ残っていますが、おそらく今週で最後でしょう。




倒木にムキタケを発見しましたが、
登りを前に荷物を増やしたくないのでやり過ごします。


沢を2回越え、いよいよ登り坂となります。
紅葉の残りもこのあたりまでで、


直に落葉を終えたブナ林となり、




急な尾根道を登るようになります。
森林限界を超えると、目の前に台山尾根が見え、
そして、台山尾根の先には神室山頂も見えるはずですが、


山頂方面はガスで見通しがききません。


2時間半程度で到着した山頂には人の姿はなく、
冷たい風が吹いていました。

2006.11.3大朝日岳

2006年11月03日 | 朝日連峰
3連休の初日、天気予報は晴れ。
低山に紅葉見物に行くか?
それとも澄んだ秋空のもと展望パノラマを期待できる山に行くか?
迷いに迷い、雪が降る前にと大朝日に行ってきました。
7時に古寺の駐車場に到着すると、5-6台の車が停まっていました。
この日はかなり冷え込んだようで、
路傍の草には霜が降りていました。


古寺鉱泉付近の紅葉は盛りをすぎつつあり、






少し登ると、木々は落葉し初冬の趣です


古寺山では、小朝日~大朝日~中岳~西朝日と連峰のパノラマが広がり




右手には、日暮沢~竜門の尾根のむこうに、先日登った以東岳も見えます


小朝日を越えると、ぐっと大朝日が近づきます。


このあたりまでは雲はあるものの概ね晴れていたのですが・・
大朝日山頂に到着したときはガスって展望ゼロ


がっかりです(>_<)
体を冷やさぬよう早々と小屋へ引き返し


昼食を済ませ小屋をでたときは、山頂のガスも消えていましたが、
小屋の中でも吐く息が白いほど寒く、早いとこ温泉でぬくぬくしたかったので、
山頂に引き返さず下山することにしました。


銀玉水~小朝日にかけては樹皮の白い岳樺が目立ちます




テンポ良く下り


14時、駐車場に到着。
このコースはよく整備され、小朝日付近を除き急坂もないので、
快適に歩けました。
帰りは大江町の柳川温泉によってきましたが、
行楽帰りの人々でいつになくにぎわっていました

2006.10.31神室3(八森山~火打岳)

2006年11月02日 | 神室連峰
火打岳山頂も見晴らしがよく、


北方には、小又山~天狗森~神室山に連なる主稜線


西方には、8月下旬に歩いた火打新道の先に鳥海山




東方には、美しいブナの森と禿岳


そして、南方には、朝に登ってきた八森山と、
写真ではわかりにくいですが遠方に月山、葉山と


まさに360度の展望です。
素晴らしい景色をしばし堪能し、槍ヶ先へ引き返しました


左手眼下には朝雲海の下に隠れていた最上の町並みがみえてきました。


槍ヶ先山頂で親倉見&薬師原に通じる道へと曲がり、


良く刈り払いされた道を下って行きます。




途中からブナの森は、原生林から二次林へと変わり


標識のある薬師原への分岐を右折し、
植林された杉林をどんどん下っていくと、
刀場川沿いの林道に辿り着きました。
林道を左手に10分程度歩き、橋を渡ると、
朝に駐車した登山口です。
薬師原を起点にこのコースを逆回りする際は、
登り口が非常にわかりにくいので、
初めての方は、最初に八森山へ向かった方が無難でしょう。

2006.10.31神室2(八森山~火打岳)

2006年11月01日 | 神室連峰
八森山西峯の山頂に到達すると、


快晴の空の下、素晴らしい展望が広がっていました。
西方には、鳥海山が雲海のうえに姿を現し、


南方には、船形山から蔵王に至る峰々が見えました。


山頂で小休止後、火打岳方面への分岐路へ引き返し、
火打岳へと向かいました。


槍ヶ先までの道は、踏み跡ははっきりしているものの、
途中笹が生い茂り、朝露が下半身を濡らしますので、
雨合羽を履いておいた方が無難でしょう。


槍ヶ先山頂を越え


なだらかな山頂をもつ大尺山まで一登りすると


火打岳の鋭鋒がすぐそばに見え、


小又山もだいぶ近づいて見えるようになります。


八森山~火打岳へ至る道を歩くのは今回が初めてでしたが、
素晴らしい展望を楽しめる非常に良いコースです。