茶っCの育児と温泉 たまに山と釣り

子供が生まれてから山と釣りは自粛中です

2007.7.16六十里越街道3

2007年07月18日 | 鳥海山・月山
湯殿山神社からの帰りは、
奥の院から月山方面へ登り、
施薬避難小屋から、駐車場近くのネイチャーセンター方面へ
下ることにしました。
大鳥居から奥の院までは、片道200円のバスを利用する手もありますが、
舗装路を20分程度歩いて登り、
奥の院からは、沢沿いを月山方面へと向かいました。


月光坂とよばれる坂道は、
横を綺麗な沢が流れており、
リュウキンカなどの花々が綺麗なところです。






しばらく登ると鉄製のハシゴがかけられた急坂がつづき、


ハシゴ場を過ぎると、施薬避難小屋です。
小屋は工事現場にあるような掘っ立て小屋で
安普請な作りです。
小屋で小休止ののち、ネイチャーセンター方面へと下りました。
最初は木道を歩きますが、
直に沢沿いの道を歩くようになります。


台風後にて沢は増水気味のようですが、
石伝いに足を濡らすことなく、歩くことができました。
途中、登山道が残雪に隠れることもありましが、
なんとか迷うことなく下山を続け、
石の敷き詰められた登山道を下ってゆきます。


六十里越街道にくらべ、よっぽど古道らしい雰囲気の道が続きます。
ネイチャーセンターに近づくと、
美しい沢や、


わき水が現れ、豊富な水で森が潤っている印象です。


小さな花が咲いていたりして疲れを癒してくれます。


ネイチャーセンターに駐車して沢沿いのブナ林を散策するのも
よさそうです。
最後はネイチャーセンターを抜け、舗装路を10分程度歩いて、
駐車場まで戻ってきました。
駐車場傍の湧水で水を汲み、帰宅しました。


今回、先日購入したモントレイルのトレイルランニングシューズを履いてみましたが、


足の運びが軽く、軽装速攻登山にはgoodです。
スパッツを装着することにより、靴の中まで濡れることはありませんでした。
濡れた岩で滑ることはありましたが、その他、濡れた木道を含め
グリップに不安を感じる時はありませんでした。

2007.7.16六十里越街道2

2007年07月18日 | 鳥海山・月山
道はしっかり刈り払いされていますが、
道幅が狭くなっているところが多く、古道というより
ただの登山道といった印象です。


沢と交差するところで
行き先がわかりにくくなっている場所もありますので、
注意が必要です。


ガスって展望のない大岫峠を越えると、
道は下り坂となります。
モリアオガエルの産卵場所になっている神秘的な沼を通り過ぎ、


湯殿山道路に近づくと、突然場違いな風景が現れました。


山林は広範に切り崩され、真ん中を排水路が流れています。
なんのための工事かよくわかりませんが、ひどい環境破壊であることは
間違いなさそうです。
工事現場を抜け、湯殿山道路手前の分岐を右折し、
湯殿山神社へと向かいました。


ここは、神社の参道になっているようで、
苔むした石敷きの道がいい雰囲気です。
サンゲ坂を登り、森を抜けると、
目の前に大鳥居が現れました。

2007.7.16六十里越街道1

2007年07月17日 | 鳥海山・月山
三連休の最終日、台風一過の青空を期待したものの、予報は雨のち曇り。
登っても展望が期待できないのなら、
雨の古道をのんびり歩いてみようと、
最近頓に知名度が上がってきた六十里越街道に行ってみました。
六十里越街道とは1200年前に開かれたとされる
鶴岡と山形を結ぶ古道ですが、
歩いたのはその一部、志津から湯殿山神社までの区間です。
国民宿舎「月山荘」近くの駐車場に車をとめ、
駐車場から2-3分歩き、地図上では入り口と思われる
場所に到着すると、ピンクのリボンは下がっているものの、
標識のたぐいは一切ありません。


草木の生い茂る中、一条の踏み跡はあるものの、
外から眺める限りでは古道の入り口とは到底思えません。
写真ではトイレみたいな建物の左手に踏み跡があります。
偵察も兼ねて奥へ踏み込んでゆくと、直に道は広くなり、
古道らしい道が現れました。


どうやら正しい道だったようです。
天気が悪いせいもあってか、森の中は陰湿とした雰囲気で、
足下には招かざる客が地面を這っていました。

モントレイル:ハリケーンリッジXCR

2007年07月15日 | アウトドア用品
これまで、トレーニングがてら近場の里山を歩くときは、
ジョギングシューズを使っていたんですが、
滑って危険なので、大枚はたいて
トレイルランニングシューズを買っちゃいました。
見た目はジョギングシューズと大差ないんですが、
グリップ力は抜群です。ゴアテックス使っているので、
日帰り山行にも十分使えそうです。

2007.7.7寒江山3

2007年07月14日 | 朝日連峰
この時期、ウスユキソウの他には、
ヨツバシオガマが目立っていました。


相模山が左手にみえるようになると、


寒江山はもうすぐです。
山頂に人の姿はなく、


目の前には牧歌的な風景が広がり
のどかな時間が流れていました。


あまりの好天に、先へと進みたい衝動にかられましたが、
仕事の都合上、14時までに下山しなければならず、
後ろ髪を引かれる思いで元来た道を引き返しました。





2007.7.7寒江山2

2007年07月14日 | 朝日連峰
ユウフン山から竜門山への尾根道には
ヒメサユリが咲いていましたが、数は多くありません。


竜門山頂直下の雪渓を越え、
シラネアオイの群落を横目に一登りすると


竜門山山頂に到着です。
ここからは、なだらかなアップダウンの続く、連峰の主稜線を進みます。


爽快な眺めのなか、竜門小屋に近づくと、


ウスユキソウが姿を現しました。


花は見頃を迎え、たくさん咲いているのですが、
残念ながら写真では群生ぶりがよくわからないと思います。



2007.7.7寒江山1

2007年07月14日 | 朝日連峰
好天に恵まれた七夕の日、朝日連峰の寒江山へ行ってきました。
朝5時前には日暮沢の登山口に到着しましたが、
既に10台以上の車が停まっており、
林道脇へ路駐することになりました。
小屋脇の登山道を登り始め、
ゴロビツの水場を過ぎると、次第に見晴らしがよくなり、
後方、雲海の上に月山が見えました。


清太岩山からは、朝日連峰のパノラマが広がり、


青空の下、残雪を抱いた大朝日、寒江山


そして、以東岳が見渡せます。


小休止ののち、ユウフン山への尾根道を進みます。
鞍部の樹林帯を抜けると、見晴らしのよいユウフン山の山頂です。




2007.7.1面白山

2007年07月10日 | 山形の山
船形山の翌日は近場の面白山へ行ってきました。
面白山高原駅前の駐車場に車を停め、
かもしかコースを登りました。
登山口に標識はありますが、
鬱蒼とした沢の中へと続く道は、目印のテープがないと
到底登山道とは思えません。
沢のなかを数十メートルすすみ、尾根にとりつくと
やっと登山道らしくなります。
かもしかコースと名付けられているだけあって、
急坂が続き汗を絞られます。
山頂は残念ながらガスに覆われ、展望は望めませんでした。
中面白山方面と下り、


長左エ門平へとむかうと、
登山道脇には黄色い花が咲いていましたが、
全般的に花は少なめです。


長左エ門平からの下りは、沢沿いの道を歩くようになり、
景色に変化があって飽きません。
道もよく整備されて歩きやすく、ちょっとした山歩きにお勧めです。


2007.6.30船形山

2007年07月10日 | 山形の山
予報は生憎の雨模様でしたが、
久しぶりに船形山へ行ってきました。
コースは観音寺コースです。
ジャングルジャングルスキー場の前を通り過ぎ、
林道をしばらく走ると柳沢小屋が姿を現します。


小屋の傍にはパイプで水が引いてあり、


ここで、水筒を満タンにします。
小屋からさらに奥へと車を走らせると、
ほどなくして、林道終点の登山口に到着しました。
車が10台ちかく停められるスペースがありますが、
この日は、自分の車一台のみでした。

雨のなか合羽をきこんで出発。
傾斜の緩いブナの森の中を進みます。


植物が雨をうけ生き生きと輝いています。


木々のおかげで雨もそれほど気にならず、
また、何よりも虫が寄ってこないのがよいです。


登山道は山頂近くで急坂となり、
2時間半程度で到着した山頂はガスに覆われ、
人影もなく、静まりかえっていました。


この時期、花はあまり咲いていませんが、
山頂付近で、下の写真のような花をみかけたほか、


ブナの森のなかでは、
ギンリョウソウが目立っていました。