茶っCの育児と温泉 たまに山と釣り

子供が生まれてから山と釣りは自粛中です

2010.6.25-27 月山(肘折から)2

2010年06月28日 | 鳥海山・月山
二日目は念仏ヶ原から月山山頂まで往復。
爽やかな青空の下、木道を進む。


残雪と緑のコントラストが美しい。




清川橋を渡り、
川沿いの道を覆う夏草をストックでなぎ倒しながら、
急坂の尾根道に取り付く。
途中に現れる湿原。


コバケイソウや


ミネザクラが咲いている。


所々残雪で登山道が途切れるので、ガスっている時は要注意だ。
千本桜の湿地帯


路傍をチングルマやイワカガミ、ヒナザクラが彩る。


山頂直下の大雪渓
斜面は結構急なところもあるので、
直登するならアイゼンがあったほうが無難か。


大雪渓から見下ろす葉山


月山の山頂付近は一面のお花畑


ハクサンイチゲと眼下に鶴岡市街


山頂神社と、左後方に鳥海山




南方には朝日連峰も見える


クロユリが咲いていたが、残念ながら写真はピンボケ
ユリの仲間なら良い香りがするのではと期待したが・・
期待はずれの臭い。


姥沢や弥陀ヶ原方面から続々と登ってくる登山者で山頂は大賑わい。
喧噪の山頂を後に、元来た道を引き返す。


ミツガシワの群生する湿原




登り始めて7時間ほどで、ワタスゲ揺れる湿原に戻ってきた。


この日も小屋に泊まってのんびり過ごし、
3日目、雨中を肘折へ下山した。
山頂を除き、山中出会ったのは山菜採りの人一名のみ。
静に山籠もりするには打ってつけの場所だ。

2010.6.25-27 月山(肘折から)1

2010年06月27日 | 鳥海山・月山
梅雨の合間の晴天を狙って、
念仏ヶ原の避難小屋2泊で月山に行ってきた。
70Lオーバーのザックに3日分の食料とルービを詰め込み、
25日昼前に肘折登山口を出発。 
初日は念仏ヶ原までだが、重い荷物が身に応える。


赤沢川の水場にはまだ残雪あり。


国立公園の表示板を過ぎると見晴らしが良くなり、


新庄市街?が遠望できる。


目の前に聳えるのは葉山


斜面に残った残雪で足場が悪い箇所あり


三日月池




コースタイムの1.5倍もかかって避難小屋に到着。
小屋脇には下の写真のように沢山雪が残っており、
氷点まで冷やしたルービで労をねぎらう。


念仏ヶ原までは水場が2箇所あり、持ち歩く水が少なくて助かるが、
いずれも沢水なので、浄水器があると安心・便利。

2010.6.18 不忘山

2010年06月18日 | 蔵王
東北地方も梅雨入りし、鬱陶しい空模様が続いていたが、
午前中は晴れるとの予報に、不忘山へハクサンイチゲを見に行ってきた。
南蔵王キャンプ場から山頂を目指す。

今年も咲いていましたイチゲ君!










今がちょうど見頃です


平日にも関わらず、イチゲ目当ての登山者が結構いた。
イチゲの他には、下のような花々が咲いていた。










コザクラソウは山頂付近に咲いていたが、
花期のピークは過ぎた印象。

2010.6.13 豪士山

2010年06月15日 | 山形の山
日曜も午前中は好天が続くとの予報に、
以東山行のあと自宅に戻らず、林道沿いの林間でソロキャンプ。


下山途中に採取したコシアブラを肴に




誰もいないキャンプ地で、
ルービ飲みながら夕暮れの一時を過ごす。


翌朝は前日の山行の疲れが残っていたが、
折角だからキャンプ地近くの豪士山に登った。


先日登った大東岳でもセミが沢山鳴いていたが、
豪士山もそれを上回る大発生。
道を歩くだけでセミが飛び交い凄いことになっている。
天災の前触れか??


豪士峠付近に猿の群れがいたが、
動きが速くて写真に収められず。
豪士山頂からひかば越えにかけては、ツツジや


ドウダンツツジ


ウラジロヨウラク


グミの花が見頃。


この他、ズダヤクシュ


ツマトリソウ


? といった花々が咲いていた。


ひかば越えからは沢沿いを下山。


標高はたいしたことないが、自然豊かな良い山だ。

2010.6.11-12 以東岳(三面から)3

2010年06月15日 | 朝日連峰
狐穴小屋の宿泊者は3人のみ。
管理人さんにコシアブラのおひたしをご馳走してもらった。
夜は満点の星空。
翌日は朝から快晴で、6時半に下山開始。


寒江山に寄り道して帰ろうと考えていたが、


北寒江山の頂上についた時には、
薄い雲が急速に広がり、展望は期待できそうもなかったので、
真っ直ぐ三面へ下山することに。


熊との再会を期待したが叶わず。


右手奥に見えるのは巣戸々山?


大上戸山から上泉山へ続く尾根


大上戸山から下山路を展望する


大上戸の岩場


下るにつれ天気は回復し、眺めの良い岩場でしばし休憩。
この日は山形は真夏日になったようで、
盛夏を思わせる陽気。


岩場付近にはシャクナゲが咲いていた。


道陸神峰にかけてはタムシバが満開


青空に白い花が映える。


右手に以東岳と化穴山を眺めながら、


見晴らしのよい尾根道を下って行く。




道陸神峰に近づくと、残雪を抱いた峰々は見納め。


道陸神峰のシェルターを通り過ぎ、
近づいてくる沢音を耳にしながら、急坂を下ってゆく。


吊り橋が見えれば、8割がた下山したも同然だ。


一本丸太の吊り橋をクリアし、
14時前には登山口に無事辿り着いた。
下山後は、飯豊町の添川温泉で汗を流し、
米沢ラーメンで腹を満たした。

2010.6.11-12 以東岳(三面から)2

2010年06月13日 | 朝日連峰
狐穴小屋で食事休憩をしたら、
雲の切れ間から晴れ間が顔を覗かせるようになったので、
以東岳まで食後の散歩にでかけた。




眼下に朝日の主稜線が見渡せるようになると
間もなく以東岳の山頂だ。


山頂からは眼下に大鳥池、


以東小屋が見える。


朝日の主稜線


遠方に大朝日が霞んで見える。


帰りは花を愛でながらゆっくり歩く。


狐穴~以東にかけてはハクサンイチゲ








ミヤマキンバイ




ミツバオウレン


イワカガミ、ウスユキソウが咲いていた。




ウスユキソウは咲き始めたばかりで、
あと2週間もすると見頃か?

2010.6.11-12 以東岳(三面から)1

2010年06月13日 | 朝日連峰
山形は晴れとの予報に、泊まり装備を持って以東岳へ行ってきた。
宮城の自宅を3時に出発し、蕨峠経由で5時半に三面の登山口に到着。
山菜採りや釣り目的と思われる車が既に数台停まっていた。
三面から登るのは昨秋以来だ。

ブナの森を歩いて、まずは三面小屋を目指す。


毎度肝を冷やす一本丸太の吊り橋を無事渡り、
小屋前の水場で水筒を満タンにする。


鉄橋を渡り、鎖の垂れる足場の悪い斜面をトラバースし、
道陸神峰への尾根道に取り付く。


汗だくになりながら急坂を登って行く。


道陸神峰のシェルター


シェルター近くの水場は利用可能だが、雰囲気はあまり良くない。
道陸神峰を越え、しばらく歩くと見晴らしがよくなり、
左手に化穴山や


以東岳が姿を現した。


1233ピーク?


登り初めは晴れていたのに、
大上戸山に辿り着く頃には曇り空。


山頂から眺める相模山方面。


大上戸山から相模山へ向かって歩き始めて間もなく、
熊の落とし物がやたら目に付き、熊鈴を鳴らすことに。
その矢先、右手下方の雪渓の上を何者かが動く気配を感じ、
視線を向けると、10m程先に黒い固まりあり。
熊と気づいて、カメラを取りだすと同時に、
熊は猛然と逃げだし、雪渓を下ってゆく。
巨体の割に動きは機敏で、カメラの電源を入れて撮影可能になった時には、
既にその姿は雪渓下端に達していた。


下の写真は上の写真の一部をトリミングしたもの。


想像していたより大きく、動きも速いので、
あんなのに襲われたら為す術もないだろう。
小熊を連れたお母さんでなくてよかった!

尾根道に一部雪は残っているものの、
アイゼンが必要になる所はない。




善六池はまだ雪の下。




北寒江山を越え、狐穴方面に下ったところで、
残雪で冷やしたアサヒビールを飲む。
ルービが最高に美味しい瞬間だ。


主稜線上はミヤマキンバイが咲き、


ハクサンイチゲも数は多くないが咲いている。


登り始めて約8時間で狐穴小屋に到着した。

2010.6.6 飯豊本山(大日杉から)

2010年06月07日 | 飯豊連峰
週末は今年初めての飯豊山行。
大日杉から本山まで日帰りで往復してきた。


地蔵岳に近づくと路傍はカタクリで覆われ、
所々残雪が登山道を隠すようになる。


登るにつれ天気は良くなり、
素晴らしい展望にテンションは上がる。
地蔵岳付近から望む縦走路


北方には朝日連峰


そして、南東には磐梯山。


御坪付近から望む飯豊本山。


御沢の雪渓を上り詰め切合小屋を目指す。


切合小屋付近から望む大日岳。


草履塚から眺める本山。


姥権現に登山の無事を祈る。


御秘所付近ではハクサンイチゲが咲き始め。


ミヤマキンバイ


登り初めて5時間でようやく本山小屋が見えてきた。


穏やかな好天に恵まれ、
素晴らしい展望を堪能しながら、山頂でゆっくり休憩。
大日岳方面


北股岳、朳差方面


そして、宝珠山と後方遠方に朝日連峰


山頂で1時間近くのんびりした後、下山を開始。






草履塚から切合小屋への下山途中、遠方に吾妻連峰が見える。


御坪付近のダケカンバ


ミネザクラと飯豊本山


次回はヒメサユリの時期に再訪したいものだ。

2010.6.4 烏帽子岳

2010年06月04日 | 蔵王
午後から天気は崩れるとの予報であったが、
朝のうちは晴れていたので、近場の烏帽子岳へ行ってきた。
車窓から眺める蔵王


えぼしスキー場手前の道路脇に駐車。
沢を渡り、尾根道を登って行く。


途中、シロヤシオが沢山咲いており見頃。


一部刈り払いが不十分なところもあるが、
登山道に残雪はない。


前烏帽子山頂から眺める屏風岳


後烏帽子の山頂に着いた頃には雲行きが怪しくなってきた。


山頂付近はミネザクラが沢山咲いている。


帰りは秋山沢方面へ下山。


ブナの森が美しい。


花はシャクナゲが咲き始めていたほか、


サンカヨウや


マイヅルソウ


そして、こいつはバラの仲間か?


下山後は、遠刈田温泉の神の湯で汗を流した。
ヒバの香り漂う浴場は大きく綺麗で、気持ちの良い湯であった。

森に癒される(2010.6.1 大東岳)

2010年06月01日 | 宮城の山
昨日は急な残業で帰宅が遅くなり、
おまけに深夜の電話対応などで、良眠できなかったが、
朝から天気が良かったので、近場の大東岳へ行ってきた。
表コースから山頂を目指す。


森の中ではハルゼミが賑やかに鳴いており、
大合唱で鳥のさえずりもかき消される程。
今年はハルゼミの当たり年か?


シロヤシオツツジ


登山道に残雪はなく、
東清水では冷たく美味しい水が湧き出ていた。


好天に恵まれ、山頂からは船形山や


蔵王連峰、


朝日連峰などが望めた。


裏コースへの下り道には、
路傍にマイヅルソウが生い茂っていたが、
花期はこれから。


美しいブナの森を下ってゆく。


樋の沢避難小屋


沢沿いに続く登山道。


綺麗な空気を吸い込み、清い湧き水を飲み、
そして、美しい森の中を歩くと、心と体がリフレッシュする。

雨滝


ミズ


そして、咲いていた花々








帰りに秋保大滝傍の”たまき庵”で山菜天ざるを食べた。


あ~満足

ぶらり一人旅

2010年06月01日 | Weblog
先週末は半分仕事で中国地方へ行ってきた。
時間を有意義に使うために、寝台列車で移動。



中国地方は岡山以外は未踏の地だったので、
仕事は早々に切り上げて、精力的に観光。
良縁を祈願したり、


格好良い城を観たり、


水路を手こぎ船で遊覧したり、


資料館で目頭を熱くしたり、


海風に吹かれたりと、盛り沢山。


鹿に「遊んでばかりいるんじゃない!」と鹿られた。